渥美半島ドライブのしめに夜景が綺麗と言われている蔵王山展望台に寄ってきました。風力発電を間近で見学でき巨大な羽根の音がブーンブーンと聞こえてきます。正直、標高も高くないためそんなに期待はしていなかったのですが、展望台のイルミネーションも綺麗で夜景も堪能出来ました。日中は家族連れ多めですが、恋人たちの聖地のごとく夜間はカップル多めの為、心して訪れましょう。アクセス、駐車場情報、施設案内、混雑状況など現地で撮って来た写真でシェアしますので、少しでも皆さまの旅のお役に立てれば幸いです。
目次
蔵王山展望台について
愛知県田原市の標高250mの蔵王山に作られた展望台です。標高は高くありませんが渥美半島の東の海岸近くにあるため、田原市街を眼下に豊橋市街、遠くは蒲郡市街と360度の眺望が可能で、太平洋と三河湾や知多半島、澄みきった日には富士山も一望できます。
三河湾国定公園の一部になっており蔵王山自然歩道が整備されています。ハイキングで30分ほどで登る事も出来ますので、自然を満喫したい方にはお勧めです。
2014年にリニューアルオープン後は、夜景を楽しめる展望室に加え展望台のライトアップやイルミネーション、カフェや体験コーナも出来、大人も子供も楽しめる施設になりました。
アクセスと所要時間
関東方面
東名高速道路 豊川I.C→国道151、23号線、県道2、399号経由 30.5km 47分
東名高速道路 浜松I.Cからも80分とアクセス良好です。
関西方面
東名高速道路 音羽蒲郡I.C→国道1、23号線、県道2、399号経由 32.8km 50分
駐車場情報
第1駐車場 35台
第2駐車場 28台
第3駐車場 52台
第4駐車場 20台
お勧めは一番近い第一ですが、満車の事も多いようです。夜間は照明も少なく暗いので、第一と第二以外は停めない事をお勧めします。
利用情報
蔵王山展望台
愛知県田原市浦町蔵王1-46
入館料 無料
2F 蔵王山Panorama Cafe 10:00~16:00
2F エントランスフロア 9:00~22:00
3F 体験フロア 10:00~16:00
4F 展望フロア 9:00~22:00
休館日 火曜日(2Fカフェ・3F体験フロア)
みちしるべ
蔵王山展望台風力発電
「地球資源を活かした環境負荷の少ないまちづくり」のシンボル
蔵王山頂上にある、エコガーデンシティ構想に取り組む田原市のシンボル的存在。
風の力を利用して作られた電気は、展望台の冷暖房や照明などに使い、余った電気は一般家庭で使われます。
定格出力300kW
年間平均発電量 約77万kWh(一般家庭約230軒分の使用電力に相当)引用元:田原市観光ガイド http://www.taharakankou.gr.jp/spot/000035.html
蔵王山展望台
隣接の第一駐車場からはそのまま入れます。第二駐車場からは階段を少し登ります。
エントランスは2Fなので「星空テラス」か「星空の散歩道」を通って2Fに行きます。
この時間はカフェは閉まっていますので3Fに上がります。メニューは軽食中心で気軽に利用出来そうでした。
田原四区メガソーラー発電施設でソーラーパネルが海の様に敷き詰められています。この辺りはトヨタ自動車の田原工場等大きい工場が進出しており、全国でも最大級の規模となります。
夜景は360度ぐるりと回って眺望できます。
星空の散歩道
蓄光石+ブラックライトによる演出で不思議な浮遊感があります。
足元に敷き詰められた蓄光石がまさに星空です。
星空テラス
エントランスの星空テラスです。正面の階段を上がった場所にあり、ガラス張りの展望室より解放感があります。こちらも足元の星の川が綺麗です。
建物全体のイルミネーションは、四季それぞれにバージョンがあり、スプリング(4/1~5/15)、サマー(7/15~8/31)、オータム(10/1~11/15)、ウインター(12/15~1/31)と念の入れようで、期間以外は通常バージョンが楽しめます。
現地に行って気になった事をまとめてみましたので見て行って下さい。最後までお付き合いいただきありがとうございました。
まとめ
- 渥美半島の東の玄関口にあり行きやすい場所にあるので、昼景を楽しむなら行に、夜景を楽しむなら帰りに寄るといいでしょう。
- 3F体験フロアはお子様連れの方にお勧めです。カフェと3Fは16:00までですのでご注意を。
- 夜間の駐車は第一、第二以外は離れているので安全を考慮して利用しない事をお勧めします。
- 夕日から夜景を楽しむには滞在時間を少し長めにとっておきましょう。夜景だけなら1時間もいりません。