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旅行記

首里金城町石畳道の歩き方 大アカギのパワースポットと往復1時間のタイムスリップ

更新日:


みなさんは沖縄の定番である首里城観光を終えたら何処に行きますか?

とりあえず駐車場から車を出します?

でも車を出すのはちょと待ってくださいね、せっかく首里城に来たなら立ち寄って頂きたい場所があるのです。

もちろん徒歩で行けるので車はそのままで大丈夫ですよ。

1つ目は前の記事に書いた世界遺産かつ国宝の「玊陵」です。

もう一つは日本の道100選に認定された「金城町石畳道」です。

金城町石畳道と聞いてもピンと来ない人も多いと思いますが、琉球王国が栄えた当時の面影を感じ取ることが出来る道なのです。

この記事では「首里金城町石畳道」の見どころと歩き方のポイントをまとめましたので初めて行かれる方も安心です。

アクセス、駐車場情報、観光案内など撮って来た写真でシェアします。皆さまの旅に少しでもお役に立てれば幸いです。

 

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首里金城町石畳道とは?

首里金城町石畳道(しゅりきんじょうちょういしだたみみち)は沖縄県那覇市にある石畳の古道。

首里城公園の南側斜面に位置し、14世紀から19世紀にかけて栄えた琉球王朝時代の城下町である金城町にある。

首里城から国場川の真玉橋に至る長さ4 km、総延長10 kmの官道であった真珠道(まだまみち)の一部で、琉球王国尚真王の治世である1522年頃にその建造が始まった。

第二次世界大戦の沖縄戦で真珠道の大半は破壊され、コンクリートで舗装されていたが、1983年(昭和58年)に歴史的地区環境整備事業によって再び石畳に整備された。

金城町に現存する238mの区間が首里金城町石畳道としてその姿を現在に伝えている。行政上の道路の路線名を那覇市道金城2号といい、別名シマシービラともよばれる。

引用元:Wikipedia

琉球王国時代をほうふつとさせる琉球石灰岩が敷き詰められた歩道や両側に石垣が所々に残されており、ちょっとしたタイムスリップ感を味わう事ができます。

また首里城跡・玊陵からも歩いて来れるので、散策スポットとしても観光客から人気を集めています。

沖縄県指定文化財(史跡・名勝)であり、昭和62年(1987)に日本の道100選にも選定。

 

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首里金城町石畳道のアクセス

首里城公園内の守礼門より金城町石畳入り口まで約徒歩2分・140mです。

そこから石畳道の終点まで460mほどの散策になります。

首里城公園まで戻ってくるには往復の距離を歩くことになりますが、戻らない場合はそこから識名宮・識名園に行くことも出来ます。

※首里城から行きは下り坂ですが、帰りは急な上り坂になるので要注意

関連記事 首里城までのアクセスは「首里城の世界遺産はどこ? 所要時間は? 見どころ押さえて効率よく回る方法」を参考に。

 

 

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首里金城町石畳道の駐車場情報

金城町石畳は首里城公園に隣接しており、駐車場を移動せずに観光できます。

守礼門からも約徒歩2分で行くことが出来るので、ぜひ首里城とセットで観光しましょう。

金城町石畳は歩道なので残念ながらの専用駐車場はありません。

首里城の周辺の駐車場から金城町石畳の入り口に近いところを選べば移動距離も少なくて済みます。

はなはなおすすめは石畳道の横にある「守礼駐車場」です。

関連記事 「首里城の駐車場おすすめ14選 混雑は?近い安いを徹底調査

 

 

※情報が変更されている場合もありますので、ご利用の際は必ず現地の表記をご確認ください。

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首里金城町石畳道の観光情報と所要時間

マップコード

 33 161 516*05(守礼駐車場)

住所
〒903-0815
沖縄県那覇市首里金城町1丁目~3丁目付近


なし

営業時間
24時間

入場料金
なし

定休日
なし

所要時間
通り抜け約30分

往復約1時間

その他
全体が急勾配の坂道になっているので歩きやすい靴推奨。

両側は民家なので勝手に入らないように。

 

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首里金城町石畳道の歩き方

守礼門より

首里城観光コースを一通り回ると守礼門に戻ってきます。

そこから守礼門をくぐって西に行けば玊陵、くぐらずに首里城公園の南に行けば金城町石畳道と覚えておきましょう。

 

守礼門からはわずか140mなのですが石畳道の起点が少々わかりにくいかも知れません。

守礼駐車場や石畳茶屋真珠の矢印の方に進みましょう。

 

真珠(まだま)道はここから

ここからという表現は散策路の起点という意味であって、真珠道(まだまみち)の起点ではありません。

真珠道は首里城内から総延長10kmにおよぶ道なので、その中の散策路として整備された石畳道を歩きます。

真珠道は、旧首里城守礼門東南わきにあった石門から識名、国場、真玉橋を経て南部へ至る重要な道の一部でありました。

首里の主要な道が石畳道に改造された16世紀のはじめ、尚真王(1477~1526年)の頃にこの石畳道は造られたと推定されています。

全長300m、道幅約4m。敷石は大小の琉球石灰岩を組み合わせた「乱れ敷き」という工法で造られています。

 

あるき始めた途端に現れる「ハブに注意」の看板。

はなはなは一度も見ていませんので、草むらに入らなければ大丈夫だと思います。

 

日本の道100選の証がありました。

この辺りの坂は島添坂(シマシービラ)と呼ばれ、この先の金城町石畳道と合わせて100選に認定。

 

石畳茶屋 真珠(まだま)

真珠は石畳道には数少ない休憩スポットです。

首里城方面から来た人はまたまだ元気いっぱいだと思いますが、逆の金城橋からずっと坂を登ってきた人は汗だくになっているかも知れません。

高台の立地が良く、天気の良い日はテラス席がおすすめ。

 

バナナ

パパイヤ

南国情緒たっぷりのフルーツが道端に生えてます。

 

島添坂の終点で車が通る広い道に出ますが、ここを横断して金城町石畳道に入っていきます。

 

首里金城の大アカギ

道路を渡った所にある案内板

 

道路から石畳道を少し歩くと置いてあるので、ちょっと寄り道してみましょう。

 

樹齢200~300年と言われる大アカギが6本生育している場所で、昭和47年(1972)国の天然記念物に指定されています。

アカギは琉球列島・熱帯アジア・ポリネシア・オーストラリアなどに分布する樹木ですが、大木群が人里に見られるのは内金城御嶽のみです。

その訳は、市街地は沖縄戦が激しく行われアカギの大木が残っていないからなのです。

 

琉球王国の史書によると、当時豊かな森だったこの辺りで村人が通るたびに霊気を感じるので、「これはただごとではない」と時の王府に願い出て拝所を置いたそうです。

現在も大アカギの根本には並々ならぬ生命力に祈りを捧げた拝所。

自然崇拝の御嶽信仰がここにもありました。

 

内金城御嶽と呼ばれる神聖な場所でありますが、王府解体後は個人信仰にゆだねられており、ベンチも置かれ地元の方の憩いの場になっています。

 

大アカギのパワーなのか、この辺りのみ木々が生い茂り神秘的な空間が広がっているのです。

石畳道から100mほど入ったところにあるので立ち寄ってみましょう。

※ハブ注意の看板がありますので、くれぐれも草むらには入らないように。

 

首里金城町石畳道

この辺りは沖縄戦の被害を免れ石畳と両側の石垣も残されていますので、一番じっくり歩きたい所です。

400年前の石畳は石が摩耗で滑りやすくなっています。雨の日は注意して歩きましょう。

この辺りは高台で眺めもよく気持ち良い風が吹いてきます。

 

振り返って見てもなかなかの坂道で、帰りのことを考えると思いやられますが、首里城からここまで歩いてきたのはこの道を歩くためと言っても過言ではありません。

 

金城村屋

赤レンガの古民家風の建物で石畳道の真ん中辺りにあるトイレのある休憩所です。

金城村屋は金城町の公民館として利用されていますが、観光客に開放されており誰でも上にあがって畳の上で休憩できます。

石畳道が主要路だった頃からここに休憩所があり、国王が識名園に向かう途中に立ち寄りました。

また通行人は隣の金城大樋川で喉を潤したそうです。

 

金城村屋の前には精霊が宿ると言われるガジュマルの木があって雰囲気もなかなかのもの。

 

金城大樋川

金城村屋に隣接しています。

水脈から地上へ水を引いて桶より水が流れ出る仕組みがあり、生活用水として使用されていました。

奥に半月型の桶(貯水池)、手前中央には排水口、両側にはスロープが設けられており水を汲みやすく考えられています。

 

昭和初期の金城大桶川付近

現在の大桶川付近

 

 

いよいよ石畳道もラストスパート、終点の金城橋が見えてきました。

 

首里城側と金城橋側

金城町石畳道入り口の看板がありますが、石畳道はここまでですので首里城方面から来た人はここで引き返します。

  • レンタカー派はこちら側には駐車場がありませんので、首里城側からの一択
  • 公共交通機関では不便な位置にあるため首里城側からの方が交通の便が良い

などの理由からここから観光される方は少ないと思われます。

識名園・識名宮から徒歩・タクシーで来る人は、金城橋からが金城町石畳道を通り抜けて首里城観光が出来ます。

 

金城橋(かなぐすくばし)

金城町石畳道の始点・終点にある金城橋。

金城橋は琉球王国時代、首里・識名大地の間を流れる金城川の架けられた橋。

碑文によると1677年に木橋から石橋に建て替えられたが、1809年の洪水によって破損。

 

1945年の沖縄戦により橋と碑文も破壊。

現在の橋は1985年(昭和60年)に改修され碑文の残欠も橋の北側に移設された。

橋の欄干には年代物のシーサーが6体置かれています。

数百年前、琉球国王が識名園まで通った道を歩いてみましたが、遠い歴史に思いを馳せるのも悪くはないでしょう。

そんな事を考えながら戻るとしましょうか。

 

合わせて寄りたい観光スポット

この先も真珠道は続き、この識名坂を登って行けば識名宮・識名園に行くことが出来ます。

坂を登った所はかなりの高台になっており、見晴らしが良くきもちいいです。

首里城付近に駐車していない人は戻る必要がないので、戻ることを考えたら識名園に行ってもいいでしょう。

ちなみにここから識名園までタクシーを使っても1.5kmワンメーター・550円です。

識名園からゆいレール首里駅までタクシーで2.7km・760円です。

 

琉球八社の一つ識名宮までは、約9分500m

関連記事 識名宮はなかなか御朱印が手に入らないので「識名宮の御朱印拝受の方法は? 琉球八社の中で一番難しいのでコツを伝授」を参考に。

 

琉球王家の別宅のあった識名園までは、約19分1.3km

 

 

首里金城町石畳のまとめ

金城町石畳のご案内はいかがでしたでしょうか? 現地に行って気になった事をまとめてみました。

  • 首里城付近以外は駐車場がないのでレンタカーは要注意
  • 石畳道の両側には一般民家が並んでいるので住民の迷惑にならないように
  • 石畳道は見た目より凹凸があるので歩きやすい靴が望ましい
  • 坂道はかなり急勾配。暑い日は水分補給とタオル必須
  • 石畳道は雨で濡れると滑りやすいので下りは特に注意

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました。この記事が気に入っていただけましたら、はなはなの励みになりますので、ポチッとシェアしていただけると幸いです。

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