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神社仏閣

針綱神社の参拝案内 無料駐車場から御朱印までシェア

更新日:


近年の御朱印ブームで神社巡りをされている人でも、針綱神社と聞いてピンを来る人は多くはないでしょう。

犬山城観光に訪れる方が多い中、針綱神社ってどんなとこ?お参りした方がいいの?と考えてしまいますよね。

針綱神社は歴代犬山城主も祈願・奉納を行った事で、犬山城の守護神であったとされています。

また例祭の犬山祭は300年以上も続く庶民の祭りで、まさに武将から庶民に至るまでこの地域の総鎮守であったことは歴史が物語っています。

この記事では地元民はなはなが針綱神社を紐解き境内の様子や御朱印情報をご紹介します。またアクセス、駐車場情報、参拝案内、混雑状況など撮って来た写真でシェアします。

少しでも皆さまの旅のお役に立ち犬山観光に役立てて頂ければ幸いです。

 

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針綱神社について

延喜式神名帳といい延長5年(927)にまとめられた神社一覧に記載されていいる神社で一般的には式内社と呼ばれています。

古くは現在の犬山城天守閣付近に鎮座していたとされ、この地域の総鎮守であったそうです。

天文6年(1537)の犬山城築城に際し、初代城主「織田信康」(信長の父信秀の弟)により東方の白山平(現在の成田山名古屋別院の山)に遷座。

このとき織田信康が自ら手彫りの狛犬一対を奉納して安産祈願したこともあり、以来、戌の日に安産祈願すると良いとされている。

慶長11年(1606)犬山城城下町の名栗町に遍座。

寛永12年(1635)頃から針綱神社の例祭に神輿が出されるようになり、その後バージョンアップを重ね山車やからくり奉納も行われ、これが現在の「犬山祭」の始まりとされる。

以来当時の城主「成瀬正虎」の推奨もあり、さらに例祭が盛んに行われ針綱神社は庶民の心のよりどころになっていった。

明治15年(1882)現在地に遍座。犬山城と城下町を結ぶ登城道の役割を果たし、ここでお参りをして犬山城に向かう人も少なくない。

 

犬山祭について

犬山祭は桜の季節、4月の第1土曜・日曜に2日間行われる針綱神社の例大祭です。

豪華絢爛な車山(やま)の城下町を練り歩くさまは春の風物詩となっています。

2006年に例祭は国の重要無形民族文化財に指定。

2016年に「車山・鉾・屋台行事」としてユネスコ無形文化遺産に登録。

 

犬山祭の見どころ

  • 高さ8mの3層からなる重さ3tの山車
  • 江戸時代から続く車山の練り歩き
  • 夜は365個の提灯を灯して巡行
  • 現存する13輌全てが行う「奉納からくり」
  • 山車とからくり人形と桜のコラボ

 

犬山祭の注意点

  • 2018年の観光客数は二日間で33万人、混雑を覚悟で行こう。
  • 犬山城目的の人は日程変更した方がゆっくりお城観光できる。
  • 山車巡行で付近は交通規制が行われるので車は要注意。
  • 駐車場は名鉄犬山駅付近の大型駐車場を利用しよう。
  • なるべく公共交通機関を利用しよう。名鉄犬山駅から徒歩15分。

 

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針綱神社のアクセスと所要時間

名古屋市内・名古屋城からのアクセス

名古屋高速11号小牧線 小牧北出口

国道41号線経由 40分 26.9km

 

全国各方面からのアクセス

関連記事 犬山城と同じですので「犬山城天守からの絶景 感動の360度大パノラマ 見どころシェア」を参考に。

 

 

公共交通機関

  • 名古屋鉄道犬山線犬山駅より徒歩15分
  • 名古屋鉄道犬山線犬山遊園駅より徒歩10分
  • 各務原市ふれあいバス循環休日線「犬山城」バス停下車 (土休日運行)

 

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針綱神社の駐車場情報

 

①参拝者専用第一駐車場

 

営業時間
8:30~17:00

駐車料金
無料

駐車台数
20台

アクセス

  • 神社第一鳥居手前を右に登って行った境内にあります。
  • 鳥居手前には参拝者がいますので通行にはご注意下さい。

 

②参拝者専用第二駐車場

営業時間
8:30~17:00

駐車料金
無料

駐車台数
40台

アクセス

  • 城下町からくり展示館南側です。
  • 城下町本町通りには観光客が多いので通行には細心の注意をお願いします。

第一、第二駐車場とも参拝者・祈祷社専用駐車場です。

参拝には第一駐車場が便利で、通常時は第一駐車場のみの運用です。

犬山城・城下町観光をされる方は必ず駐車場の移動をお願いします。

 

関連記事 犬山城観光の駐車場情報は「犬山城 城下町の駐車場おすすめ16選 地元民が無料~安値を調査」を参考に。

 

※情報が変更されている場合もありますので、ご利用の際は必ず現地の表記をご確認ください。

 

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針綱神社の参拝・御朱印情報

マップコード

70 188 094*56

鎮座地
〒484-0081 愛知県犬山市犬山北古券65−1


0568-61-0180
(午前9時から午後4時)

御祭神
尾治針名根連命(おわりはりなねむらじのみこと)

玉姫命 伊邪那岐命 菊理姫命 大己貴命
建筒草命 建多乎利命 建稲種命 尻調根命(尾綱根命) 大荒田命

ご利益
安産、子授け、八方除、厄除、長寿

参拝時間
24時間

授与所
祈祷受付時間9:00~15:30を参考に

所要時間
30分

 

御朱印

一体 300円

 

御朱印帳

例祭・犬山祭の特別朱印帳
1,500円(朱印料込)

 

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針綱神社の歩き方

一の鳥居

尾張五社「針綱神社」と刻まれた社号標。

朱塗りではなく石鳥居も落ち着いた風格があっていいですね。

 

尾張五社とは?

石柱に尾張五社と刻まれていますのでちょっと調べてみました。

①尾張藩士で国学者の天野信景(1661年-1733年)の著した『尾張五社略記』に記載される尾張国を代表する五つの神社という説

  • 熱田神宮
  • 尾張大國霊神社(国府宮)
  • 津島神社
  • 針綱神社
  • 千代保稲荷神社(おちょぼさん)

②一之宮・二之宮・三之宮+2社という説

  • 真清田神社(一之宮)
  • 大縣神社(二之宮)
  • 熱田神宮(三之宮)
  • 尾張大國霊神社(国府宮)
  • 針綱神社

③上記の熱田神宮(特別扱い)を除いた4社+津島神社という説

  • 尾張大國霊神社(国府宮)
  • 真清田神社
  • 大縣神社
  • 針綱神社
  • 津島神社

色々な説があるので宮司さんとお話する機会があれば聞いてみようと思います。

いずれにせよここに名前が上がる神社は由緒ある神社なので一度お参りされるといいでしょう。

千代保稲荷神社(おちょぼさん)には御朱印はありません。

 

そり橋

神社でたまに見られる湾曲したそり橋。一の鳥居の正面に置かれていましたが、針綱神社にあるとはいい意味でちょっと驚きでした。

 

そり橋のいわれ

そり橋は虹をイメージして作られたとの説もあり、渡れば神様と近づけるとして大昔はがんばって渡って参拝した人もいたようです。

現在は人が渡るには危険なので通行禁止と共に、人が渡るために作られたものではなく神様が渡る橋と言われたりする。

有名所では鶴岡八幡宮、下鴨神社、厳島神社にもそり橋がありますが、いずれも通行禁止になっています。

 

そり橋の横にある手水舎はこじんまりと小さめ。

そしてすぐの石段を登ったところに二の鳥居。

 

安産・子授けのご利益

子授守

夫婦でセットでお持ち下さい(各800円)

 

信長の叔父にあたる「織田信康」が城主の頃、妻の懐妊時に本人の手彫りによる狛犬一対(2匹)を奉納され安産の祈願をしてのが始まりです。

近年では戌の日に安産祈願をすると良いと言われています。

奉納された手掘りの狛犬の画像があるということは宝物庫にあるのでしょうか?

見てみたいと思っていたら、レプリカが安置されているようで拝観希望者は社務所までとの事。

 

天神社

名前の通り「太宰府天満宮御分室」の社号標

天満宮にはお決まりの撫で牛。頭が良くなるようにと触っていきましょう。

 

三の鳥居からの石段

三の鳥居も石鳥居で犬山城への登城ルートにもなっています。

一番の難所を登ったところが拝殿。

 

特徴的な拝殿

特徴的な拝殿は切妻造妻入りで正面に庇が取り付けられているので、一般的には春日造と呼ばれるものでしょう。

しかし、春日造は朱塗りされることが多いのですが、銅板葺の屋根に千木はなく高床で各様式の複合といった感じです。

 

 

 

参拝作法が英語で書かれている神社も多くなりました。

2013年に訪日外国人旅行者が数が1,000万人を突破して以来「インバウンド」なる言葉をみかけるようになり、国宝犬山城のお膝元ですから「インバウンド効果」も大きいと思われます。

 

神紋は左三つ巴

神馬(じんめ)といい神様が乗る馬とされよく境内で見かけます。お決まりの神紋が横に入っています。

神紋は「左三つ巴」といい、調べたら結構有名所で使用されていました。

人物=宮本武蔵・小早川隆景・土方歳三

神社=石清水八幡宮・八坂神社・日光二荒山神社

 

御神馬

本殿西側にお祀りしている御神馬は、古くから子供の守り神、子育てのご神馬さまと親しまれていたようで、歴史を感じさせるものでした。

お供えした豆を頂くと歯ぎしり、ひきつけが治ると伝えられています。

初穂料100円をお賽銭箱に入れてお参りしてからお供えしてある御豆を授かりましょう。

 

拝殿横に絵馬掛け所

ご利益が多いのでお願いは多岐にわたりますが、季節がら「道真さん」が多いように感じました。

 

おみくじ

100円、200円、300円と三種類あります。

  • 100円は通常おみくじ。
  • 200円は13種類ある開運縁起物お守りのいずれかが入ってます。
  • 300円は開運ストラップ付きが二種類で好みでどうぞ。

 

授与所・お守り・絵馬

各種お守りと、御朱印もここで拝受。不在時はインターホンで呼び出しをします。

八方除守・厄除守・合格守・学業守・治癒守・安産守、各1,000円

こども守・けろっぴ守・わんわん君守・縁結び守・金運守、各800円

 

 

犬山祭期間限定絵馬

 

土曜の午後ではありましたが境内は参拝者も少なく御朱印待ちもありませんでした。

隣の三光稲荷神社とは対象的に静かで落ち着いて参拝できました。

 

 

まとめ

針綱神社のご案内はいかがでしたでしょうか? 現地に行って気になった事をまとめてみました。

  • 織田家ゆかりの神社で信長の叔父が手彫りの狛犬を奉納。
  • ご利益は子授かり・安産から多方面に渡るので城へ行く前にぜひ参拝を。
  • 子供の守り神とされる御神馬がお祀りされているので七五三時期は混み合う。
  • 隣の三光稲荷神社・猿田彦神社とセットでお参りしよう。
  • 犬山祭・桜の季節は風情があって良い。
  • 境内の無料駐車場は参拝者・祈祷者のみ利用できる。そのまま犬山城に登って行くのはマナー違反。

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました。この記事が気に入っていただけましたら、はなはなの励みになりますので、ポチッとシェアしていただけると幸いです。

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