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犬山城天守からの絶景 感動の360度大パノラマ 見どころシェア

更新日:


国宝指定された5城のうちの1つである犬山城は、お城巡りをされる方にとってはぜひとも押さえておきたい場所。

近年はインスタ映えスポットとして城下町のスイーツや三光稲荷神社のハート方の絵馬がSNSで拡散され若者を中心に人気の観光地になっています。

はなはな調べによると観光客数はここ10数年で2.5倍、11年連続の増加で、なんと年間54万人が訪れているようです。

土日祝などは天守入城制限がかかる日もあるようで、駐車場も混雑必至の状態です。

名古屋駅から離れている事もあり車で行きたいけど駐車場もちょっと心配、城下町・神社の回り方がわからないというあなたに、地元民はなはながお手伝いします。

この記事ではアクセス、駐車場情報、観光案内、混雑状況など撮って来た写真でシェアします。少しでも皆さまの旅のお役に立てれば幸いです。

 

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犬山城について

犬山城の歴史

文明元年(1469)
室町時代に起こった応仁の乱の最中に「織田広近」がこの地に砦を築いたのが始まり。

天文6年 (1537)
「織田信秀」(信長の父)の弟「織田信康」によって木之下城より城郭を移して築いた。

現存する天守の二階部分まではこの時代に作られた。

天文13年(1544)
「織田信康」が「斎藤道三」との戦いで戦死し、子の「織田信清」が城主となった。

天文16年  (1547)
織田信清は織田信長に反抗したため攻められ、織田信長の家臣で清須会議にも出席した「池田恒興(いけだつねおき)」が入城。

天正10年(1582)
「本能寺の変」で織田信長が倒れて以降は後継者争いで世の中は乱れ、以降10代は家康が天下を取るまで武将が入れ替わりで城主を務める。

元和3年 (1617)
徳川家の家臣であった成瀬正一の子である「成瀬正成(なるせまさなり)」が幼少より家康に仕えていたことから拝領。

現在の天守の姿ができたのはこの時代。

明治4年(1871)
廃藩置県が行われ各地の城郭の多くは廃城・破却処分となり、犬山城も天守を除いて櫓・城門などほとんどが取り壊され、寺院の山門などに移築。

昭和10年(1935)
天守が当時の国宝保存法に基づき、当時の国宝(旧国宝、現法制下では重要文化財に相当)に指定。

昭和27年(1952)
天守が国宝(新国宝、現法制下の国宝)に指定。

平成16年(2004)
成瀬正成から成瀬家の13代続いた城主は個人所有から「財団法人犬山城白帝文庫」の所有となり現在に至る。

修繕・管理の莫大な費用が個人ではまかない切れないという時代の流れを感じさせます。

 

犬山城の見どころ

犬山城は、愛知県犬山市にある日本の城である。

現在は天守のみが現存し、江戸時代までに建造された「現存天守12城」のひとつである。

また天守が国宝指定された5城のうちの一つである(他は姫路城、松本城、彦根城、松江城)。

城跡は「犬山城跡」として、国の史跡に指定されている。日本で最後まで個人が所有していた城(2004年まで個人所有)である。

引用元:Wikipedia

 

犬山城の魅力

犬山城は現存する日本最古の木造天守です。

国宝5城のなかでこじんまりとした印象で一番後回しにされそうな犬山城ではありますが、木曽川に面した高さ80mのたたずまいは江戸時代から「白帝城」と呼ばれていました。

風光明媚なロケーションの犬山城は、少し離れて見ても素晴らしく写真好きにとっては絶好の撮影スポットになるでしょう。

尾張国「織田」の最北端で木曽川を挟み対岸の美濃国「斎藤道三」ににらみをきかす意味もあった犬山城の魅力は、歴史的建造物ということだけではありません。

歴代城主が野望を抱いて見たであろう眺望を、天守最上階で360度の大パノラマを楽しめるのです。

あなたも犬山城でいにしえの時代に思いを馳せてみてはいかがでしょうか?

 

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犬山城のアクセスと所要時間

  • 名神高速道路小牧I.Cから約25分
  • 中央自動車道小牧東I.Cから約25分
  • 名古屋高速小牧北I.Cから約25分
  • 東海北陸道岐阜各務原I.Cから約25分

東西南北どちらの方面も高速を降りて約25分といった感じでアクセスは悪くはありません。

 

関東・関西方面

名神高速道路 小牧I.Cより

国道41号線経由 22分 11.7km

 

北陸方面

東海北陸自動車道 岐阜各務原I.Cより

国道21号線経由 29分 15.4km

 

甲信越方面

中央自動車道 小牧東I.C

県道49・461経由 21分 14.9km

 

名古屋城からお城巡り

名古屋高速11号小牧線 小牧北出口

国道41号線経由 43分 25.5km

関連記事 名古屋城・本丸御殿が気になった方は「名古屋城本丸御殿の見どころを徹底調査 混雑や湯殿書院の整理券は?」を参考に。

 

 

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犬山城の駐車場情報と混雑状況

関連記事 犬山城の駐車場情報は「犬山城 城下町の駐車場おすすめ16選 地元民が無料~安値を調査」でまとめてあります。

 

※情報が変更されている場合もありますので、ご利用の際は必ず現地の表記をご確認ください。

 

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犬山城の観光案内

マップコード

70 188 182*85

住所
〒484-0082 愛知県犬山市犬山北古券65−2


0568-61-1711
(犬山城管理事務所)

営業時間
9:00~17:00(入場は16:30まで)

見学所要時間
約1時間

ペットは入場不可

定休日
12月29日~31日

犬山城入場料
一般  550円
小・中学生 110円

犬山城下町周遊券
犬山城+城とまちミュージアム+からくり展示館+どんでん館)
高校生以上 750円(通常)⇒600円(周遊券)

その他
※障害者の方は窓口までお申し出ください。以下①~③に該当する方とその付添者1人が無料となります。(車イス利用者に限り付添者2人まで無料)
①身体障害者手帳の所持者
②療育手帳の所持者
③精神障害者保健福祉手帳の所持者

 

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犬山城の歩き方

登城ルートは3通り

針綱神社ルート

南北に真っすぐ伸びた城下町(本町通り)をすぎると針綱神社の鳥居が見えてきます。

実は犬山城に登城するには三通りの行き方があるのです。

 

まず1つ目はこの針綱神社の鳥居をくぐって境内を通り抜けて行くルート。

 

折角ですから参拝していくといいでしょう。

関連記事 針綱神社ってどんな神社?と思った方は「針綱神社の参拝案内 無料駐車場から御朱印までシェア」を参考に。

 

 

三光稲荷神社ルート

2つ目は針綱神社の左側にある朱色と言うよりは赤っぽい鳥居を抜け境内を通って行くルート。

成瀬家とは徳川家康より拝領した犬山城の当主の家系。

 

本殿で参拝するもよし。

 

大人気のハート型絵馬

 

インスタ映えするスポットを通り抜けて登って行きます。

関連記事 三光稲荷神社の参拝・絵馬情報は「三光稲荷神社の御朱印 ハート絵馬情報 境内がピンクでインスタ映え」を参考に。

 

 

登閣道ルート

3つ目は三光稲荷神社の左側に犬山城の刻印石があり、その左側の道からる登る正規ルート。

犬山城第1駐車場からは一番近いので天守までさくっと行きたい方はこちらから。

 

天守は高さ80mの丘陵に建てられていますので徐々に登っていく感じです。

 

この場所には矢来門があり次の黒門との間に敵を囲める工夫がされていました。

まさに敵にとっては矢が来る門であったわけです。

天守以外は壊されてしまったのが残念です。

 

黒門があった場所。

 

最後の長い石段になりますが、見た目より急です。

右半分が若干平らになっていますが、バリアフリーではありませんので車椅子では転倒の危険があります。

どのコースから来てもこの坂で合流しますのでご安心下さい。

 

坂を登りつめた所に券売所。

大きい荷物を持っている人は天守を登るのにきついです。右側にコインロッカーがあるので利用しましょう。(1回200円)

天守の階段が急なので高齢者は両手で手すりをつかんで登れば安心です。

 

大手門

混雑時には天守の入場制限以外に、この大手門でも入場制限が行われます。

入城に1時間待ちの時もあるので混雑が予想される時期は午前の早い時間がオススメです。

天守の最上階まで行きたい方がほとんとなので、混雑にはまったら入場券購入前にどれくらい時間がかかるか確認しておいた方がいいです。

天守前広場まで来ましたが、今日は並ばずに入れそうです。

 

見栄えのいい大きな天守もありますが大半は観光用に作られたものです。

しかし犬山城は違います、こじんまりとまとまっていますが、歴史を感じさせる威厳があります。さすが国宝といったところです。

天守前広場には茶屋があり天守に登って汗をかいたら休憩できます。

 

この広場は春は桜が咲き誇ります。

 

風が気持ちいい最上階の展望も最高ですよ。回廊は360度一周できますので思いっきり歩き回って下さい。

回廊・廻縁は城主が成瀬家になってからの増築とのこと、国宝認定されると修復1つとっても方法・工程など国の許可がいるそうなので、結構たいへんだったかもしれないですね。

ちなみに一昨年7月7日の落雷で割れたしゃちほこはこちら側ではなく反対側(北側)です。

現在は巨大な釜で焼いた特注の新しいものに付け替えられて修復が完了しています。

 

登城準備はいいですか?

天守は4階建てですが入場は地下2階の石垣内部から入ります。事実上最上階までは6フロアと考えましょう。

お城巡りのお決まりごとで靴は置き場がないのでビニール袋に入れて持ち歩きます。

 

石垣内部

一番下の天守を支えている部分。

 

コンクリートを詰めて補強しちゃった感がありますが、国宝なのでそんな修復はしてないはず。

梁の太さに注目。

 

野面積み(のづらづみ)

石の加工もなく自然石をそのまま積み上げる方法で、当時の技術ではこれが限界だったと思われる。

大きさも形もバラバラで隙間があるので当時の石垣は頑張れば登れてしまうというデメリットと、石の隙間から雨水が流れるため丈夫というメリットがありました。

 

天守内部

見るからに凄そうな屏風絵。成瀬家の家宝とかいうレベルではなく国の宝。

 

屏風・甲冑など重い展示物は1Fに並べられています。

 

城主が謁見した場所。奥にはボディーガードが控えていた「武者かくしの間」

 

2Fの廊下は広々と、今日は人が少なくてスムーズに進めます。

 

石垣の高さ5m、天守の高さ19m、地上からの高さ24m

 

手すり、床のツルツル感が半端ないですね。足元に気を取られていると頭をぶつけます。

 

360度の大パノラマ

天守4階部分の「高欄の間」と呼ばれている場所です。

城主の趣味?レッドカーペットが最高ですね、国宝でここまで出来る城は無いとの事で近年まで個人所有の強みです。

360度回廊の設置といい成瀬さん犬山城最高。

成瀬家歴代城主の額が掛かっており、近年は絵ではなく写真が拝見でき興味深かったです。

間仕切りもなく広い部屋で、ここはじっくり時間をかけたいところです。

回廊は手すりのみですのでちょっとしたアトラクション気分で楽しめますし、子供は大喜び間違いありません。

 

東側は木曽川の上流方向で、奥の犬山橋から城を映した景色も最高です。

右奥の観覧車は遊園地の「日本モンキーパーク

 

西側は木曽川の下流を眼下に気持ちいい風が吹き抜けます。

天気が良い日には、対岸の岐阜県北西方向に「岐阜城」が見えることもあります。

 

南側眼下の大手門と茶屋

 

東側の成田山名古屋別院、有名な千葉県の成田山新勝寺の別院になります。

地元の人には「犬山成田山」と呼ばれ親しまれ、初詣はこの地域の規模の大きいところでは熱田神宮・犬山成田山・豊川稲荷の御三家といった感じがあります。

「来年の初詣は犬山成田山に行ってみるか」と思ったあなた、毎年初詣の参拝者数は50万人を超えますのでご注意下さい。

犬山城の年間来場者が正月三ヶ日で訪れると思ったら混雑具合は想像がつきますよね。

関連記事 毎年初詣に行っている熱田神宮の参拝情報は「熱田神宮のパワースポットと御朱印を地元民が後悔なく伝授」まで。

 

 

これは犬山成田山から逆撮りした写真です。成田山も高台にあるので景色が楽しめますよ。

 

天守最上階からするすると降りてきました。帰りは降りるのみですので早い早い。

ギシギシ床が軋むのは木造建築ならでは、築城当時の床はどんな音がしていたのでしょうか?

時を超えたはるか昔にこの場所で誰かが床を軋ませて歩いていた、こんなことを思うだけでわくわくしました。

信長・秀吉・家康の覇権争いの要所となってきた犬山城であるからこそ歴史のロマンを感じざるを得ません。

この後は城下町でお楽しみのグルメ・スイーツ食べ歩きを満喫しましょう。

関連記事 「犬山城下町の食べ歩き デートに役立つインスタ映えスポット15選

 

合わせて寄りたい観光先

犬山観光

この地域は地元企業「名古屋鉄道」の聖地で、子供向けのテーマパーク・遊園地・観光施設が集められているのです。

日本モンキーパーク」をはじめ「日本モンキーセンター」・野外民族博物館「リトルワールド」・「博物館明治村」などがあり、

お得な入場券が犬山城とセット販売されていますので気になる方は犬山城HPまで。

ここを起点に「岐阜城」・「名古屋城」まで足をのばすことも出来ます。

 

犬山城 ⇒ 岐阜城

所要時間:距離=約40分:20.3km

 

犬山城 ⇒ 名古屋城

所要時間:距離=約40分:24.6km

(名古屋高速利用)

関連記事 天守は耐震問題で入場できませんが、本丸御殿は圧巻です。「名古屋城本丸御殿の見どころを徹底調査 混雑や湯殿書院の整理券は?」を参考に。

 

 

ロンブー淳さん

犬山城を語る上で忘れてはならないのは「ロンブー淳さん」の存在でしょう。

ご存知のようにTV番組でも自称お笑い界城好きNO.1を謳っておりますが、その知識は半端なく自他共に認めざるをえません。

その淳さんが初めて登ったお城が犬山城で「天守からの景色は忘れられない、犬山城が一番好きだ」などと言ったものだから、そりゃ犬山市観光協会もだまっちゃいません。

観光大使の最上位にあたる「観光特使」を新設し淳さんに要請しました。

本人も就任時に「犬山城を日本一お客様が来る城にしたいです!」とおっしゃってます。

淳さんは名古屋ローカル番組の『東海のイイとこみんな教えて! ロンブー淳のスマホ旅』という冠番組をお持ちです。

淳さんがツイッターでつぶやくと集まってくる地域のディープな情報をもとに訪れたり、時には人を集めて面白いことをやったりと、台本一切なし頼りは270万人のフォロワーさんのみという面白い番組なのです。

話はそれましたが気になった方は東海テレビ「ロンブー淳のスマホ旅」まで。

 

国宝犬山城公式動画

 

 

犬山城のまとめ

築城された天文6年(1537)は秀吉が生まれた年だそうです。歴史って面白いですね~

見どころいっぱいの国宝犬山城のご案内はいかがでしたでしょうか? 現地に行って気になった事をまとめてみました。

  • 犬山城は国宝5城のうちの1つ
  • 現存する最古の木造天守。
  • 駐車場選は城に近いほうから埋まっていく
  • 登城コースは3コース
  • 一年で一番混雑する日は犬山祭(4月の第1土日)は要注意
  • 天守最上階からの眺望は最高(ロンブー淳さんのお墨付き)

最後までお付き合いいただきありがとうございました。この記事が気に入っていただけましたら、はなはなの励みになりますので、ポチッとシェアしていただけると幸いです。

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