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普天満宮は御朱印帳と洞穴が人気 琉球八社の巡り方をシェア

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およそ600年前沖縄本島中部、宜野湾市にある伝説の洞穴から歴史が始まった普天満宮。

今回の琉球八社巡りでこの洞穴は一番行きたかった場所でもあり、洞穴が拝観出来なかったら沖縄に来た意味が半減していたでしょう。

神域は写真撮影が禁止されており、どれだけお伝えできるかわかりませんが、普天満宮洞穴の神秘に満ちた拝所、沖縄風に言えば御嶽(うたき)をご案内します。

アクセス、駐車場情報、観光案内、混雑状況など撮って来た写真でシェアします。皆さまの旅に少しでもお役に立てれば幸いです。

 

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普天満宮について

沖縄県宜野湾市に唯一鎮座する普天満宮。

読み方は同じ「ふてんま」ですが、地名は「間」、神社名は「満」なのでお間違えなく。

琉球王国より特別な扱いを受けた琉球八社の1つで別称を普天満権現と言います。

創建は普天満洞窟に琉球古神道神を祀ったことに始まり、尚金福王から尚泰久王の時代(1450~60年)に、熊野権現を合祀したと伝えられる。

現存する古い記録には1590年の「普天満権現碑」には当宮を熊野の飛瀧神社に見立てて祀ったと記載されています。

琉球八社の権現信仰は熊野三山に見立てられており、普天満宮は熊野那智に、識名宮は熊野本宮、末吉宮は熊野新宮に、に見立てて信仰されていたそうです。

昭和20年(1945)の沖縄戦では社殿は焼失するも御神体は本島南部の糸満市に避難させ難を逃れた歴史もありました。

創建から約600年近くもの間、沖縄本島中部の人々にとっては心の拠り所であり変わらぬ厚い信仰を受けてきたことから見ても、南部の波上宮と人気を二分する神社であることは間違いないでしょう。

 

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普天満宮のアクセスと所要時間

一般道(国道58号線)

国道58号線は海沿いを走るとても気持ち良いルートですので、普天満宮へ行くにはぜひチョイスしましょう。

所要時間・距離
約35分 18.3km

 

 沖縄自動車道

レンタカー会社の場所にもよりますが、那覇空港より南方にある場合は、豊見城(とみぐすく)ICから北中城(きたなかぐすく)ICまで沖縄自動車道を走った方が早い場合もあります。

所要時間・距離
約39分・30.1km

豊見城ICから北中城ICまでの料金
普通車 310円
軽自動車 270円

注意点
最高速度 80km(対面通行区間は60km)

※覆面パトも走っていますので速度には注意

 

北中城ICより

所要時間・距離
約6分 1.8km

 

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普天満宮の駐車場情報と混雑状況

高速道路を使って北中城ICから来られる方は、料金所を出て左折、次の信号を右折、普天間交差点を右折ですぐ駐車場入口です。

※国道330号線を北から南進する場合、普天間交差点はUターン禁止なので注意

 

国道330号線沿いにあるので鳥居を目印に左折したいところですが、朱塗りの鳥居ではなく道路の色と同化して目立ちません。

近づいてきたらゆっくり走って鳥居の右側の駐車場の看板を目印にしましょう。

 

奥に「P」の看板が見えるので対向車・歩行者に注意しながら徐行でどんどん奥へ。

 

社殿右側のスペースは「車おはらい所」なのでここには停めないように。

 

第1駐車場は通路沿いに数台しか停めれませんがご安心下さい、第2駐車場は奥に数十台停めることが出来ます。

はなはな一行は日曜日の午前でしたが余裕で停めることが出来ました。

琉球八社でも一番の駐車キャパを誇り、例祭、お正月以外は満車になることは無いと思われます。

 

マップコード
33 438 585*52

住所
〒901-2202
沖縄県宜野湾市普天間1丁目27-10


098-892-3344

営業時間
8:30~18:30

駐車料金
無料

駐車台数
55台

車高制限
なし

※情報が変更されている場合もありますので、ご利用の際は必ず現地の表記をご確認ください。

 

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普天満宮の参拝情報と御朱印情報

マップコード
33 438 585*52

鎮座地
〒901-2202
沖縄県宜野湾市普天間1丁目27-10


098-892-3344

御祭神
熊野権現

  • 伊弉冉尊(いざなみのみこと)
  • 速玉男命(はやたまをのみこと)
  • 事解男命(ことさかをのみこと)
  • 天照大御神(あまてらすおおみかみ)
  • 家都御子神(けつみこのかみ)

琉球古神道神

  • 日の神
  • 竜宮神(ニライカナイ神)
  • 普天満女神(グジー神)
  • 天神・地神・海神

御神徳
航海安全、豊漁、五穀豊穣、交通安全、縁結び、安産、学業成就

参拝時間
24時間

参拝所要時間
約1時間(洞穴含む)

普天満洞穴
10:00~17:00(無料・要受付)

洞穴拝観所要時間
約20分

ご祈祷
9:30~17:00

授与所
9:30~18:00

 

御朱印

1体300円(説明書込)

書き置き有り

 

御朱印帳

普天満宮の社殿を紅型(びんがた)にデザインしたオリジナル御朱印帳。

青は沖縄の海のようでもあり、龍宮城を連想させる人気の御朱印帳です。

1500円(朱印料込)

※書き置き御朱印・御朱印帳の本人以外のお土産としての授与は行っていません。

 

琉球八社の御朱印

関連記事 琉球王朝から崇敬を受けていた琉球八社の御朱印をコンプリートしました。

琉球八社の回り方 御朱印拝受の方法を考察 沖縄の神社を巡る旅」を参考にどうぞ。

 

 

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みちしるべ

国道沿いの石鳥居

駐車場に車を停めたら拝殿を横目に鳥居の正面に来ます。

やはり神社の参拝において、鳥居をくぐらないと始まらないと考える人が多いと思いますがどうでしょうか?

はなはなは鳥居の前で一礼すると身が引き締まる思いがします。そしてちょっぴりご利益にも授かれる気もします。

それでは一礼して参りましょう、綺麗に清掃された参道は気持ち良いですね。

ちなみに鳥居はこちらの1基のみで、石鳥居に注連縄の沖縄スタイル?

 

鳥居の「普天間」

鳥居の扁額も様々で神社の歴史や年代を感じる事が出来るので興味深いのですが、「普天間宮」と記されています。

平成16年に建て替えられた拝殿の扁額には「普天満宮」と記されていますので、神社名は後者で良いでしょう。

 

調べてみても明確な答えにはたどり着けませんでしたが、

  • 昭和20年に沖縄戦により焼失、終戦をむかえる
  • 昭和24年に戦争後米軍に接収されていた敷地は解放され元の境内に戻る
  • 昭和38年に拝殿、43年に本殿が再建
  • 昭和47年に沖縄返還
  • 昭和48年に宗教法人に登記
  • 平成17年本殿・拝殿建て替え

という歴史の流れがあります。

 

参道には琉球石灰岩の石段と壁。

以前設置されていた石碑ごと壁に埋め込まれている模様。

この石碑は昭和39年(1964)に琉球新報社から寄贈されたもので「普天満権現」と彫られていますので、昭和38~43年に社殿が再建された時には「満」の文字が一般化されていたものと思われます。

以上の事をふまえ、鳥居は昭和38年~43年に再建された時に造られたものではなくそれ以前のもの。

地名の普天間が使われた時代もあったという事ですが、いつの時代かわかりませんでした。

と勝手な推測をしていますが、間違っていたら訂正しますのでご連絡下さい。

 

手水舎は石をくり抜いたもの。

その向こう側は新しく造られた2階建ての社務所。

沖縄は台風の関係でコンクリート造が多いのですが、普天満宮は拝殿・本殿・社務所と木造で全て赤瓦で統一されています。

きっと何十年後には良い趣きが出てくる事でしょう。

 

赤瓦の沖縄らしい拝殿

日光東照宮や京都の北野天満宮に見られる権現造(ごんげんづくり)

白木に赤瓦の屋根で沖縄らしさを出しています。

拝殿内部も凝った作りなので参拝の際に天井なども見渡してみましょう。

 

オリジナル絵馬

あなたはどれがお好き?

おしゃれな色彩と図柄の絵馬は普天間高校美術部の作品で地域密着型の神社の試みは素晴らしいと思います。

 

この奉納絵馬の多さで市民に愛されていることがわかりますね。

隣接が米軍キャンプ地なので英語で書かれた絵馬もチラホラ見受けられます。

初穂料300円は良心的価格、学生の合格祈願が多いのもうなずけます。

 

授与所は拝殿左側。

種類も豊富でゆっくり選びたいですね。

2つの伝説にちなんだ、ちょっとシュールな「女神御守」・「仙人御守」もありました。

 

御朱印は社務所で

御朱印は授与所の対面にある社務所で、インターホンを押して下さい。

中に入って階段を上がった2Fで受け付けて頂けますし、そこで御朱印帳も購入出来ます。

人が少なければその場で拝受できますが、並んでいるようであれば受付をして拝殿横の洞穴控室で待ちます。

 

御朱印授与・洞穴拝観のポイント

授与所・社務所が開くのは9:30~

洞穴拝観の受付は10:00~

そうなのです普天満宮の朝は比較的にゆっくり目なのです。

ひょっとしたら宮司さんが「識名宮」と兼任されている事と関係あるかもしれませんが、、、

ですので、9:30に御朱印を授かっても30分の待ち時間が発生してしまいます。

貴重な沖縄観光で30分ロスは大きいですよね。

もしあなたがレンタカーで早く到着してしまったという方は、先に近くの世界遺産「中城城跡」を観光に行くのも良いでしょう。

所要時間・距離

約11分 4.0km (こんな近くに世界遺産があるのです)

 

普天満宮洞穴

平成3年に宜野湾市の名勝に指定されました。

はっきり言って普天満宮に来たなら洞穴は入らないと来た意味がないと言っても過言ではありません。

普天満宮の始まりの場所であり、現在は奥宮としてお祀りされていますが、今後観光客が増えれば入れなくなる事や有料化も考えられます。

以前は写真撮影OKでしたが現在はNGになっており、内部をお伝えできないのは残念でありますが自分の目で確かめて頂くのが一番良いでしょう。

 

洞穴拝観方法

普天満宮洞穴は無料で入れますが勝手には入れません。

到着した時は10時前で、既に拝観希望者らしき人が数人待っていましたが混んでる印象はありませんでした。

 

ご祈祷・洞穴拝観の控室の入口に受付用紙が置いてあるので記入します。

全員ではなくグループ代表者の名前(ひらがな)・住所(市町村まで)・人数を記入して中の椅子に座って待ちます。

15人ほどが巫女さんのお出ましを待っている状態でしたが、それでも20分おきくらいに案内しているようです。

 

普天満宮洞穴の伝承物語

普天満宮洞穴には2つの伝承物語があり、控室はどことなく不思議な雰囲気が漂っていました。

 

普天満女神(グジー神)伝説

右側屏風の絵

首里の桃原に乙女がいたのだが、機織りに精を出し外に出る事はなかった。

ある日父が遭難する予知夢を見るが、父は出港した後で手遅れになってしまう。

乙女の妹の夫が不思議な力を持った姉の姿を覗き見ようとした時、姉はそれに気付き家を飛び出してしまいます。

走っていいる間に女神の姿になった乙女は普天間洞穴に吸い込まれそのまま戻ってこなかったそうです。

 

普天満宮仙人の伝説

左側の絵

貧しい夫婦が年貢を納められず、首里城に奉公に出ることになった。

いつものように普天満宮に参拝にでかけた夫婦は、出会った老人から大切な荷物を預かるように頼まれる。

老人は姿を消し荷物を返せないまま困っていたある日、夢で洞窟より老人が現れ「我は熊野権現なり。汝等は善にしてその品を授けるものなり」

毎晩続く夢に不思議に思いその荷物を開けてみると黄金が入っていたそうな。

 

巫女さんの先導で洞穴へ

巫女さんに案内されながら拝殿左側を進んで行くとセキュリティーに守られた扉がありました。

この先から写真・動画撮影は禁止、携帯電話使用禁止、飲食禁止なのでどんな感じかと言いますと、この先右側に通路が10mほど延びており本殿下辺りの壁に鳥居が埋め込まれています。

巫女さんが「一礼して洞穴の中に入ってください」の一言で各自自由行動になりますが、広い洞穴ではないので迷子になることはありません。

全長は約280mの横穴式で、琉球石灰岩層に形成されたものではあるが一部には鍾乳洞に見られる浸食で出来た滑らかな部分もあります。

一番大きい広間には注連縄が渡され真ん中に祠が置かれていますので、まずはここでお参りを行いましょう。

右に進んでいくと出ることは出来ませんが外と繋がっており、光が差し込み

見るからに神秘的な空間ですので、不思議なパワーを感じる人もいるかもしれません。

拝観所要時間は10~20分程度ですが、巫女さんはいませんので来た通路を戻り各自勝手に出ます。

詳しくは普天満宮HPでご確認を。

 

本殿

拝殿と同系の様式で白木に赤瓦の屋根。

ここから堅魚木の数は確認できませんが千木は縦割り。

大きい立派なシーサーが両脇を固め凛と佇んでいます。

本殿を拝めるのはここからだけですので、洞穴入口の扉前からチラ見して忘れずに手を合わせておきたいですね。

 

キャンプホスター

現在も普天満宮は米軍施設「キャンプホスター」に隣接しています。

キャンプフォスターフェスティバルなどイベント時は、沖縄県民だけでなく観光客でも中に入ることが出来ますし、もちろんレンタカーでも入れます。

敷地内はアメリカそのもので日本にいながらアメリカンな雰囲気が楽しめるイベントになっているようですので、観光日程が合えば行ってみても面白い体験が出来るかも知れません。

ただし一歩踏み入ればそこはアメリカ、治外法権でアメリカの法律で裁かれるので知りませんでしたでは済みません。

米軍基地なので入場には一定のルールがありますが、そこまで厳しくありません。

飛行機の搭乗チェックよりは甘いでしょう。

  • 入場者は米軍属、日本国籍限定(他国籍の方は入れないようです)
  • 入場時に写真付き身分証明書(免許証でOK)の提示が必要
  • 乗車全員(大人)の写真付き身分証明書(免許証でOK)の提示が必要
  • ※免許を持ってない方は別の写真付き身分証明書が必要(子供は必要なし)
  • レンタカーはゲート前で車両検査を受ける事もある
  • 金属探知機によるボディチェック
  • 飲食物、アルコール、ペット、大きい鞄、危険物などは持ち込み禁止
  • カメラOK、望遠レンズが不可の場合も有り

キャンプホスター CANP FOSTER

在日米軍海兵隊の沖縄県における中枢機能を有している施設。(在沖米海兵隊基地司令部)

沖縄本島中部の中央に位置し、沖縄市・宜野湾市・北谷町・北中城村にまたがっている。

司令部事務所の他、兵舎や住宅、小中高校、消防署、郵便局、銀行、PX(売店)、診療所、娯楽施設、運動施設、教会など、日常生活に必要なものが揃っており、一つの街を形成している。

キャンプ・フォスターの占める土地のうち、およそ9/10は私有地である。このため年間81億円を超える賃借料が、日本政府から地主に支払われている。

引用元:Wikipedia

 

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まとめ

琉球八社はどこも霊験あらたかな神社で有ることは間違いないのですが、洞穴の御嶽は必見です。

美ら海水族館や古宇利島など沖縄高速道路を北上する際は、北中城ICで降りて6分なので観光ルートにチョイスしてみては?

はなはな一行は早く到着しすぎて社務所も開いてなかったので、先に世界遺産の中城城(なかぐすくじょう)跡の観光へ行ってきました。

普天満宮のご案内はいかがでしたでしょうか? 現地に行って気になった事をまとめてみました。

  • 沖縄本島中部で最大の神社
  • 琉球八社の一社で600年の歴史
  • 北中城ICから6分と近くレンタカー推奨
  • 駐車場は大きく余裕の55台
  • 社務所が開くのは以外に遅く9:30から(御朱印拝受は注意)
  • 洞穴は10:00からで混まないので遅めの到着でも大丈夫
  • 洞穴内は写真・動画撮影・電話禁止、飲食禁止
  • 御朱印帳は沖縄らしい紅型で大人気

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました。この記事が気に入っていただけましたら、はなはなの励みになりますのでポチッとシェアしていただけると幸いです。

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