この記事では愛媛県松山市にあるパワースポットとして人気の伊佐爾波神社(いさにわじんじゃ)を紹介します。
昨年道後温泉別館 飛鳥乃湯泉(あすかのゆ)がオープンして益々賑わいを見せるこのエリアですが、伊佐爾波神社は道後温泉本館から徒歩で数分で行くことが出来ます。
伊予鉄道後温泉駅からも一本道で、その先を見上げれば鳥居やお社を見つける事が出来ます。
温泉で疲れを癒したら伊佐爾波神社にパワーを貰いに行きましょう。
アクセス、駐車場情報、観光案内、混雑状況など現地で撮って来た写真でシェアします。少しでも皆さまの旅のお役に立てれば幸いです。
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目次
伊佐爾波神社について
伊佐爾波神社(いさにわじんじゃ)は、日本三大八幡造(はちまんづくり)と言われ、国指定重要文化財です。
道後山腹に鎮座しており石段を約135段登らないと参拝出来ませんが、それだけの価値のある神社です。
朱塗りの豪華絢爛な楼門は見る者を引き付け御祭神は神功皇后(じんぐうこうごう)、仲哀天皇(ちゅうあいてんのう)、応神天皇(おうじんてんのう)、三柱姫大神(みはしらのひめおおかみ)です。
社伝によれば、仲哀天皇と神功皇后が道後温泉に来湯した際の行宮跡に創建され、伊予国守護・河野氏による湯築城の築城に際し、現在の地に移転したそうです。
伊予藩三代藩主松平定長(まつだいらさだなが)は、将軍家より江戸城内において弓の競射を命じられた際、必中祈願をし、定長は、将軍家の御前で弓を無事に射ることができ、祈願成就の御礼として社殿の造替に着手しました。
新社殿は石清水八幡宮を模したとされる八幡造で、全国に3例しかないとても貴重なものとなっています。
松平定長の祈願成就にあやかり心願成就・厄除け、また安産成就や縁結びもあると言われ、縁結びのパワースポットとしても人気の場所でもあります。
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伊佐爾波神社のアクセスと所要時間
関西・中部方面
明石海峡大橋・瀬戸大橋経由
松山自動車道 松山I.C→8.4km、23分
帰りは「しまなみ海道」を通って帰りましょう。ロケーション最高です。
中国・九州方面
しまなみ海道経由
西瀬戸自動車道 今治I.C→国道317号線 37.5km、56分
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伊佐爾波神社の駐車場情報
伊佐爾波神社だけであれば迷わす①です。
当然土日祝は混雑します。ご自身の宿泊施設の駐車場が利用出来れば一番楽です。
道後温泉等の観光用にその他駐車場も記しておきます。
①伊佐爾波神社駐車場
住 所 松山市道後湯月町5-1
利用時間 24時間
収容台数 60台
利用料金 参拝者は1時間無料、その他1時間300円
②道後温泉駐車場
住 所 松山市道後湯之町4-30
利用時間 午前5時30分から午後11時30分まで
収容台数 100台
利用料金 30分100円
泊まり料金 午後8時30分から翌朝の午前8時30分の間は、泊まり料金として、720円
道後温泉本館、道後温泉椿の湯、道後温泉別館 飛鳥乃湯泉をご利用のお客様は、館内に設置されている認証機に駐車券を通されますと、最初の1時間は無料になりますので、駐車券を車内にお忘れないようにお気をつけください。
③湯の町パーク
住 所 松山市道後湯之町1605−4
収容台数 普通車9台
利用時間 24時間営業
利用料金 30分100円、土日祝20分100円
④道後温泉祝谷東町駐車場
住 所 松山市祝谷東町437-1
利用時間 24時間営業
収容台数 43台
利用料金 30分100円
最初の1時間は 道後温泉本館・道後温泉椿の湯・道後温泉別館 飛鳥乃湯泉の利用の有無に関係なく、無料です。駐車券を認証機に通す必要はありません。
⑤松山観光臨時駐車場
住 所 松山市道後姫塚22-1
利用時間 開放日の午前5時30分から午後11時30分まで
収容台数 180台
利用料金 無料
※開放日は下記の開放日カレンダーをご覧ください。
開放日はこちら
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伊佐爾波神社の観光情報
伊佐爾波神社(いさにわじんじゃ)
住所 〒790-0838 愛媛県松山市桜谷町173番地
TEL 089-947-7447
参拝者用駐車場 普通車60台
本殿裏にありますので、車で行けば、石段を登る事はありません。
駐車料金 参拝者は1時間無料、その他1時間300円
御朱印 初穂料300円
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伊佐爾波神社の歩き方
参道
道後温泉駅前から一本道で徒歩で5分の距離です。
石段の上に伊佐爾波神社の楼門が見えますが、その手前に石鳥居があります。
正式に参拝するならこの石鳥居はくぐりたいところですね。
四角い石碑ではなく自然石に銘を刻んであります。
石段
この石段は約135段ほどあります。
車の駐車場は上の社殿裏にありますので、この石段は登らなくていいのですが、せっかくここまで来たのですから一度は登ってお参りしておくことをお勧めします。
石段下からでも楼門を見る事ができます。このロケーションはすばらしいです。
早く登りたい気持ちにさせてくれるほど楼門が美しいです。
石段を上がった右手に手水舎があります。左手は社務所になっています。
楼門
あざやかな朱塗りの豪華な造りになっています。京都の石清水八幡宮を模したと言われ八幡宮の扁額がかかっています。
回廊
Photo Credit: senngokujidai4434 Flickr via Compfight cc
楼門から左右に回廊が巡り、御本殿を四方から取り囲んでいます。もちろん楼門、回廊とも重要文化財です。
八幡造り
photo credit: senngokujidai4434 CIMG9966 via photopin (license)
屋根が前後二棟に葺き分けられているのが八幡造りの特徴です。
本殿
本殿も重要文化財です。
鈴が手前にあり参拝は奥に入っていきます。内部の天井から柱まで朱塗りで細かな彫刻や色彩模様がきれいです。
緑色の湯月八幡宮の扁額がかかっています。テーブルと椅子が並べられていますが、この後結婚式があるのでしょうか?
境内からの風景
参道の先つきあたりには道後温泉駅があります。遠く向いの山の山頂にある建造物が松山城です。
松山城もたいへんすばらしい山城ですので「坊つちゃん列車」で行かれてみてはいかがでしょうか?
御朱印
一人でお授けになられていたので混雑時は時間がかかるかも知れません。
現地に行って気になった事をまとめてみましたので見て行って下さい。最後までお付き合いいただきありがとうございました。
まとめ
- 全国に三例しかない八幡造りの社殿です。じっくり時間をかけて一周しましょう。横に回ると八幡造りが良くわかります。私はそうとは知らず簡単に参拝してすごく後悔しました。
- 専用駐車場は本殿裏手にあるので一周できる事がわかるのですが、石段を登ってきた方は少しわかりにくいので要注意です。
- 道後温泉周辺に宿泊していれば、朝食後からチェックアウトの時間までに徒歩で行って参拝を済ませる事が出来ます。
- 御朱印は手書きではなくスタンプだったのが残念でした。
- 道後温泉という松山で一番の観光地の近くにあるので時間によっては御朱印を授かるのに時間がかかります。もしもの場合は御朱印帳を預けてチェックアウト後に頂くという手もあります。
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