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伊勢神宮 外宮の参拝方法や順番は? 後から後悔しない為にこれだけ押さえれば大丈夫

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伊勢神宮参拝は、江戸時代には一生に一度は訪れたい「お伊勢参り」と言われ庶民の憧れであり願いでもありました。

当時は一般庶民がお参りするには時間もお金もかかる時代であったので、「おかげまいり」と称し道筋の家々に食べ物や宿泊の場所を援助されながらの道中だったようです。

時は経ち、今は車や電車で日帰り出来る便利な世の中になり、近年は毎年約1,000万人が参拝に訪れています。

おはらい町、おかげ横丁があり賑やかな内宮にスポットが当たりがちで、観光を兼ねた内宮のみの参拝が大半の方の現状ではあります。

しかしながら、昨今の御朱印ブームも相まって外宮を参拝してから内宮を参拝するのが正しいとされている事も多くの人が知るようになりました。

外宮参拝も内宮と同じようにしきたりを大切に行いたいものです。

この記事では外宮を紐解いて、初めての人も後悔なく内宮へ行けるようにまとめてみましたので、アクセス、駐車場情報、参拝案内、混雑状況など現地で撮って来た写真でシェアします。

少しでも皆さまの旅のお役に立てれば幸いです。

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伊勢神宮 外宮について

三重県中東部伊勢市にあり一般に「伊勢神宮」、「お伊勢さん」と呼ばれていますが、正式には「神宮」といいます。

神宮には、皇室の御祖先の神と仰ぐ天照大御神(あまてらすおおみかみ)をお祀りする内宮皇大神宮こうたいじんぐう)と、天照大御神がお招きした衣食住を始め産業の守り神である豊受大御神(とようけのおおみかみ)をお祀りする外宮豊受大神宮とようけだいじんぐう)があります。

それに加え14所の別宮、43所の摂社、24所の末社、42所の所管社があり、これら125の宮社全てをふくめて神宮といいます。またすべての神社の上に位置する神社として社格の対象外とされています。簡単に言うと伊勢神宮は神社の頂点であるのです。

内宮と外宮の正殿を20年ごとに造り替える神様のお引越しと言われる式年遷宮(しきねんせんぐう)は、1,300年にわたって続けられている伝統の行事です。

伊勢神宮で執り行われている様々な行事は外宮先祭」と言われ外宮から内宮の順序で行われています。

天照大御神の衣食住の世話をする為に豊受大御神が呼ばれたそうで、天照さんは豊受さんがいないと本来の力を発揮できないとか?いずれにせよ、1,500年の歴史のある外宮からお参りする事をお勧めします。

 

外宮別宮(4所)

多賀宮(たがのみや) 宮域内
土宮(つちのみや) 宮域内
風宮(かぜのみや) 宮域内
月夜見宮(つきよみのみや) 伊勢市宮後1-3-19

関連記事 月夜見宮

外宮から徒歩5分でお参りできる月夜見宮が気になった方は「伊勢神宮の御朱印巡りその1 別宮「月夜見宮」は外宮から徒歩5分 御朱印を授かりに行こう」まで

 

 

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伊勢神宮 外宮のアクセスと所要時間

関東・中部・関西方面

伊勢自動車道経由

東京:約5時間20分(東名高速道路経由)
名古屋:約1時間40分(東名阪自動車道経由)
大阪:約2時間40分(西名阪自動車道経由)

伊勢西I.C → 1.8km 4分

年末年始・ゴールデンウィーク・大型連休など一部期間は周辺道路の混雑が予想されますので、渋滞対策のため臨時駐車場からシャトルバスを運行するパーク&バスライドが実施されます。また伊勢西I.Cの閉鎖にともないI.Cの乗り降りが出来なくなりますので注意が必要です。

 

関東方面・フェリー利用

東名高速道路経由

豊川I.C→伊勢湾フェリー伊良湖営業所→鳥羽 94.1km、2時間55分

このルートは距離は短いのですが、フェリー代もかかりますし実は時間もかかるのです。一度フェリーに乗ってみたい、泊まり観光で時間的に余裕がある場合を除いてお勧めしません。

ちなみに現在は伊勢西I.Cまで高速道路が通ってますので豊川I.Cからは、東名⇒湾岸⇒東名阪⇒伊勢道で2時間ちょっとで行けてしまうのです。

伊勢湾フェリーこちら公式HPまで

 

伊勢神宮 外宮の駐車場情報

外宮参拝者専用駐車場はキャパ440台ありしかも全て無料という太っ腹です。しかしながらおおむね2時間までという縛りがあるので内宮まで行って戻って来るというのはダメですよ。

 

月夜見宮はOK

外宮参拝は2時間もかかりませんが、公式におおむね2時間までと書いてあるのは、月夜見宮の参拝時間込だと思われます。

いいかえれば「月夜見宮も参拝してね」という意味合いもあるのでしょう。ぜひ御朱印拝受に行かれてはいかがでしょうか?

※内宮までの往復のバス代を考えると内宮の駐車料金の方が安いですし、参拝者のためにも停めっぱなしは絶対やめましょう。

 

①外宮第1駐車場
普通車
50台

駐車料金 
無料  ※駐車時間は2時間まで

利用時間
5:00~おおよそ参拝終了時間まで

 

②外宮第2駐車場
普通車
210台

駐車料金
無料  ※駐車時間は2時間まで

利用時間
5:00~おおよそ参拝終了時間まで

 

③外宮第3駐車場
普通車 
60台

駐車料金 
無料  ※駐車時間は2時間まで

利用時間
5:00~おおよそ参拝終了時間まで

 

④北御門広場臨時駐車場
普通車
120台

駐車料金
無料  ※駐車時間は2時間まで

利用時間
5:00~おおよそ参拝終了時間まで

 

 

公共交通機関や混雑状況はこちらへ

駐車場の混雑具合

近年は「お伊勢参りは外宮から」というのが浸透しているので、土日祝などは10:00くらいには満車になります。

逆に午後からは空いて来ますので、朝到着が難しい方は、夫婦岩で有名な二見興玉神社を先に立ち寄るという手もあります。

平日であればいつでも停める事ができます。

※情報が変更されている場合もありますので、ご利用の際は必ず現地の表記をご確認ください。

 

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伊勢神宮 外宮の参拝情報

マップコード

 118 550 124*77

鎮座地
外宮(豊受大神宮)三重県伊勢市豊川町279

電話番号
0596-24-1111(神宮司庁)

参拝時間(内宮・外宮・別宮)
10月・11月・12月 午前5時~午後5時
1月・2月・3月・4月・9月 午前5時~午後6時
5月・6月・7月・8月 午前5時~午後7時

授与所
6時から参拝停止時間まで神楽殿で授かれます。

御朱印
一体 初穂料300円

参拝方法
二拝・二拍手・一拝

おみくじ 
ありません。(お伊勢参りのその日はめでたい日であるからという事だそうです)

その他
ペットをつれてのご参拝はご遠慮ください。

 

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伊勢神宮 外宮の歩き方

表参道

外宮には入口が表参道口と北御門口の2つあります。駐車場から近いのは北御門口ですが、少し歩いて表参道口から入る事が正式な参拝です。

 

火除橋(ひよけばし)

防火のために作られた掘川が流れ、火除橋がかけられています。こちらは表参道口の火除橋です。

左側通行の立て札に目が行きますね。外宮は左側通行です。火除橋を渡り神の領域に入って行きます。

 

清盛楠

火除橋を渡ったすぐ右側にあります。見落としがちなので場所を覚えておきましょう。

平清盛が勅使として参向したとき、木の枝が冠に触れたために、西側の枝を切らせたという言い伝えがあり、この名で呼ばれています。

樹齢は1,000年あり、二本あるように見えますが、一株の大木です。

 

古札納所

左側通行ですが右側にあります。返納は神社の頂点でもありますので、何処の神社のお守り、お札でも大丈夫です。お礼の気持ちと共に一礼しましょう。

伊勢神宮の御守

お守りや神札のご利益や効果といわれるものは1年間が目安と聞きます。しかし、伊勢神宮のお守りは効果に期限が無いといわれ、ずっと手元においておいてもいいのです。

学業や安産等必要がなくなったり、何らかの理由で返納したい場合は、全国にあるどの神社に返納しても大丈夫です。

 

手水舎

外宮は左側通行なので手水舎も左側にあります。さすがお伊勢さん柄杓の数が半端ないです。

 

一の鳥居

鳥居をくぐる時一礼を忘れずに左側通行で進みます。

 

二の鳥居をくぐり正宮へ向かいます。観光バスツアー客も多く添乗員に先導された御一行様と何度もすれ違います。

 

授与所は後回し

右側にお神札授与所があり、御朱印の列を見ながら寄りたい気持ちをぐっとこらえて先に正宮を目指します。

 

古殿地(こでんち)

正宮の隣にあり20年ごとの式年遷宮で御殿が入れ替わる場所です。

 

正宮(豊受大神宮)

入口は奥の鳥居、出口はこちら側で一方通行になっています。ちなみに御垣内(鳥居内)は撮影禁止です。

 

今から約1,500年前、天照大御神のお食事を司る御饌都神(みけつかみ)として丹波国から現在の地にお迎えされました。

そしてこの奥にある御饌殿(みけでん)で神饌(しんせん)と呼ばれる神様のお食事をお供えする儀式が毎日朝夕2回行われています。

この儀式、1,500年前から延々と続いているんです。この場所がいかに特別で凄い場所である事を考えながらお参りしてみましょう。

 

正宮(外宮・内宮)

正宮は日頃の感謝を神様に伝える場所なので個人的なお願いは禁止です。よってお賽銭も禁止なのです。(お賽銭箱はありませんが、実際は知らずにお賽銭を入れる人がほとんどです)

社殿は外宮に準じ外削ぎの千木(屋根のV字の部分が垂直に切られています。)と、5本で奇数の鰹木を持つ萱葺の神明造です。

 

三ツ石(みついし)

神楽殿からまっすぐ行くと正宮が見えて来ます。その手前の三つの丸い石が組まれていおり、神聖な場所である為、結界が張られています。四方をしめ縄で囲まれており手で触れなくしてあり、神宮祭主が祓い清める式年遷宮の「川原祓所」(かわらはらいしょ)が行われる場所です。

三ツ石問題

しめ縄で結界が張られている意味をちゃんと考えましょう。三ツ石は神様が祀られている神聖な場所で、ただの立入禁止の縄ではありません。

神様に向かって手をかざす行為は不適切な行為です、ましてや賽銭を投げ入れるなど論外です。結界の中に入ることも、縄や石に触れることも許される行為ではありません。

ネットでパワースポットなどと言われ手をかざす人がいますが、罰当たり行為です。

 

亀石

知らないと通り過ぎてしまう、パワースポットと言われています。三ツ石から別宮に行く道に小さい川があり、そこに石の橋がかけられています。一枚岩で亀の形をしており右側が亀の頭に見えるのですぐわかると思います。

 

別宮

多賀宮(たがのみや)

ご祭神は、豊受大御神の荒御魂(あらみたま)で、外宮の四別宮のうち序列一位です。

殿舎の規模も他の別宮よりも大きく、正宮に次ぐ大きさです。荒御魂は荒々しく格別に顕著なご神威をあらわされる御魂ですので、くれぐれも失礼のないように丁寧にお参りしましょう。

 

別宮の参拝順

風宮、土宮と近くにあるので順番に迷いますが、正宮の次は多賀宮です。ここ以外にも荒御魂がお祀りされているお社は丁寧にお参りする事をお勧めします。

 

土宮(つちのみや)

ご祭神は、大土乃御祖神。古くから山田原の鎮守の神でしたが、外宮の鎮座以後は宮域の地主神、宮川堤防の守護神とされ、平安時代末期に別宮に昇格しました。

地鎮祭の神様

地主神であり土地を守る神様です。一戸建てにお住みの方は特に丁寧にお参りしましょう。

 

風宮(かぜのみや)

ご祭神は、風雨を司る級長津彦命、級長戸辺命で、内宮別宮の風日祈宮(かざひのみのみやの)ご祭神と同じです。雨風は農作物に大きな影響を与えますので、神宮ではいにしえより正宮に準じて丁重にお祀りしています。

鎌倉時代の元寇の時、神風を吹かせて日本を守った神です。

 

下御井神社(しものみいのじんじゃ)

外宮の所管社で、内部には井戸があります。お祭りにお供えする御水をいただく上御井神社(かみのみいのじんじゃ)で不都合があった場合は、下御井神社でいただいた御水をお供えします。

 

神楽殿

こちらではご祈祷のお神楽や御饌(みけ)を行います。

 

お神札授与所

こちらではお神札、お守り、御朱印を授かります。御朱印を二人でお授けになっておられましたが、それぞれ10人ほど並んでいましたが、待ち時間は少なかったです。

 

開運鈴守

一番人気のある「開運鈴守」で、ピンク、紫、白、朱色の4色あります。お守りの形も外宮、内宮では違います。

外宮はまがたま、内宮はきんちゃくの珍しい形をしています。片参りはよろしくないのでセットで持つ事が良いとされています。

清らかな鈴がなる度に邪気が祓われ、運気が上がると言われています。初穂料は1,000円

 

一般的には、お守りをご授与された時から1年間でお守りを神社にお返しするという事をされていると思います。

しかし、伊勢神宮だけは、お守りの効果が違います。伊勢神宮のお守りは効果に期限が無いのです。返納せずにいつまでも大切にご自分の手元に置いておけます。

返納される場合も、全国にあるどの神社に返納しても大丈夫です。それは、伊勢神宮にお祀りされている天照大御神が、日本国民の総氏神様なので、どの神社に返納したとしても伊勢神宮に返納したことと同じ事になるからです。

鈴は内宮の神域を流れる「五十鈴川」の清らかなイメージにも重なります。気品漂うデザインのお守りは、ぜひ両宮おそろいで受けてみてはいかがでしょうか?

1人で2つ持つのもいいですし、好きな人とセットで持つのもいいのではないでしょうか。衣食住の世話をする神様は外宮なのでどちらを持つかはケースバイケースでどうぞ。

 

御守は持ち歩くべし

鈴が付いているから、邪気を祓うのではなく、鈴の音色によって邪気を祓います。鈴が鳴らないような場所に置きっぱなしにしても意味がありません。

 

五丈殿・九丈殿

手前が九丈殿、奥が五丈殿

神宮の祭典は天候に関わらず行われ、雨天の際、祓所に代わってここでは神饌しんせんなどが祓い清められます。その他にも式年遷宮のお祭りにおける饗膳の儀が行われます。

 

御厩(みうまや)

白い神馬がいる場所。神馬は天気と体調により一日のうち数時間、御厩に入ります。また、毎月1日、11日、21日の8時頃に正宮にお参りします。

 

北御門鳥居

こちらが裏参道になります。実はこちらの鳥居から入って行く方が自然のパワーを感じられる気がして私は好きなのです。

 

裏参道にも火除橋あります。

 

せんぐう館

式年遷宮の資料館で、1Fはガラス張りでベンチが置かれてあるスペースがあり、まがたま池を眺めながら休憩が出来ます。

残念ながら平成29年10月の台風21号による 浸水被害があり、復旧工事のため現在休館中です。

 

まがたま池

その名の通り勾玉の形をした池。台風洪水の影響なのかすごく濁っています。

 

御朱印

特徴ある朱印のシンプルなものです。

 

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伊勢神宮 外宮のまとめ

いかがでした?外宮参拝のコツをや豆知識をまとめてみましたが、これで回り方は完璧ですね。

基本的な参拝順に並べてみましたので、各々時間の都合でご参考にしていただければ大丈夫です。

気が付けば6,400文字にもなりましたが、現地レポで気になった事をまとめてみましたので見て行って下さい。

  • 伊勢神宮の参拝はお社が多いのでお賽銭を多めに持っていこう。
  • 正宮の参拝だけなら30分。せっかく来たお伊勢参りですから別宮も一通り参拝してパワースポット巡りもしよう。
  • 参拝は多くの神社と同じように「ニ拝二拍手一拝」でOK。
  • 外宮か内宮、片方だけをお参りするのは「片参り」と呼ばれていて、よろしくないので両宮お参りする事。
  • お守りは外宮と内宮で形が違う物もあるので、形にこだわるなら要チェック。
  • パーク&バスライド期間中は日によって朝8:45から伊勢西I.Cで降りられなくなる。
  • 伊勢西I.Cが使えない場合は1つ手前の玉城I.Cで降りる。
  • 正月は非常に込み合います。1つ手前のI.Cで降りる時間帯は外宮の駐車場よりその後の内宮の駐車が大変だったりする。
  • 外宮・内宮・おはらい町・おかげ横丁と1日歩きっぱなしになりますのでスマホのバッテリー切れに注意。

2ポートあるので二人同時に充電でき、ホテルでも折りたたみプラグをコンセントにさすだけと簡単便利で手放せません。(色違いの黒もあります)

 

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