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神社仏閣

伊勢神宮の御朱印巡りその5 別宮「瀧原宮」ゼロ磁場の御朱印を授かりに行こう

更新日:


伊勢神宮の御朱印7つのうちの最後の1つになりました。

ここ瀧原宮は、内宮から一番遠い場所にあるので、熱心な参拝者や地元民でないとなかなか行く事がないかも知れません。

もちろんこの地域の方々の心のよりどころであり、初詣は外宮・内宮よりも瀧原宮に行かれる方が多いのも事実です。

今回はなはなも伊勢神宮の御朱印をコンプリートするというモチベのもとやっと参拝する機会に恵まれました。

ところが行ってびっくり、もっと早く来ればよかった。

時間をかけて行って後悔しないくらい良かったのです。

たまたま行った時期、時間によるかも知れませんが、参拝者が少なかった瀧原宮の良さをご案内します。

アクセス、駐車場情報、参拝情報など撮って来た写真でシェアします。少しでも皆さまの旅のお役に立てれば幸いです。

 

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瀧原宮について

倭姫命が天照大御神の鎮座地を求めて各地を巡られた話は、伊勢神宮好きなら周知の話でありますが、その途中でここに新宮を建てられたのが瀧原宮の起源です。

その後、伊勢にもどり五十鈴川のほとりが気に入られた天照の御神意により皇大神宮が立てられました。

このご由緒によりここ瀧原宮では天照坐皇大御神御魂(あまてらします すめおおみかみのみたま)をお祀りしています。

内宮の式年遷宮の翌年2014年11月に遷宮が行われた瀧原宮は10ある別宮の中で三番目の順位とされています。

また、伊雑宮と同じく遙宮(とおのみや)とよばれ人々の信仰を集めて来ました。

瀧原宮の杜の中を入って行く自然豊かな参道、清流が美しい御手洗場もあり、内宮の原形になった社であると言われています。

内宮からは車で1時間ほどかかる為、熱心な参拝者、御朱印ガール、地元民以外は参拝に訪れることもなく静かに鎮座しています。

それ故に時期によっては他の参拝者とすれ違うこともまばらで、静かで、神々しい、静寂なる参道をひたひたと進みます。

鳥居をくぐった先からは内宮そのもの、いや、それ以上の神域を感じとることが出来るでしょう。

ゼロ磁場だとか、パワースポット云々の話もありますが、はなはなは瀧原宮の良さはこの厳かな参拝環境にあると思います。

 

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瀧原宮のアクセスと所要時間

内宮より

伊勢自動車道 伊勢西I.C ⇒ 勢和多気J.C.T ⇒ 紀勢自動車道 ⇒ 大宮大台I.C

38.9km 約35分

高速料金 ETC割引有 730円

 

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瀧原宮の駐車場情報

①瀧原宮参拝者用駐車場 普通車 11台

②瀧原宮参拝者用駐車場 普通車 約50台

③瀧原宮参拝者用駐車場 普通車 約110台

参拝者がほとんどいないのに駐車場は広いのは、例祭や初詣時を考えてのことでしょう。

※利用時間 下記参拝時間に準ずる(夜間駐車は禁止)

利用料金 無料

 

①の一番近い鳥居の前の駐車場が便利なので、空きがあるか確認して満車なら②・③に移動します。

③の参拝者駐車所にも白い鳥居があるのでくぐりたい方はそこに駐車すると良いでしょう。

 

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瀧原宮の参拝情報

鎮座地
〒519-2703
三重県度会郡大紀町滝原872

電話番号
0596-24-1111(神宮司庁)

御祭神
天照坐皇大御神御魂(あまてらします すめおおみかみ のみたま)

拝時間
1月・2月・3月・4月・9月 5:00~18:00
5月・6月・7月・8月 5:00~19:00
10月・11月・12月 5:00~17:00

授与所
通常時は1名で拝受されていますので、参拝開始時間の30分後くらいから参拝終了時間の1時間前を目安にすると良いでしょう。

御朱印
300円(書き置きはありません)

所要時間
約1時間

 

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瀧原宮の歩き方

左側に「衛士派出所」があり常駐されています。

「えし・えじ」と呼びますが、派出所と付いているのはかつて警護に国が従事していた頃の名残で、現在は神宮の神職が担当しています。

その隣にトイレがあるので心配な方はここで済ませておきましょう。(ここから先はありません)

右側にの由緒書」を読んでおくと理解が深まります。

宮域は広大で外宮、内宮に次ぐ約44ヘクタール(約東京ドーム10個分)もあるのです。

 

鳥居をくぐるとそこは神域、木々に囲まれていることもあり風がひんやり、空気が一変するのを肌で感じ取れるのです。

きれいに掃除された砂利道の参道は延々と続きます。

他に参拝者が見当たらず自分だけの足音がザクザクと響き、気持ちいいし心地いい感じ。

 

内宮の外宮ですので右側通行で進むのが良いでしょう。

神宮の杜を貫く参道独り占め~足を止めれば静寂の中、小鳥のさえずりが聞こえてきます。

ゆったりとした時間が流れているので速歩きはもったいない。

 

歩くこと数分、やっと宿衛屋が見えて見ました。

 

手水舎

柄杓が3つしかありませんが、多くの方は御手洗場で清めます。

 

御手洗場(みたらし)

手水舎の所にある案内板に従い石段を数段下がると、内宮の五十鈴川の様に川が流れています。

 

川幅が小さくここが上流であり清流である事がわかります。

時期的なものかも知れませんが水量は多くないので、小さい子でもここで清めることが出来ます。

かなり上流なのですが、川の水を口につけるのに抵抗のある方は上にある手水舎で清めるか、もしくは清めたふりをするだけでもいいと思います。

ようは気持ちの問題ですから。

 

先ほど下りてきたきた石段とは別の石段を上がって行きます。

神社の境内とは思えない趣があり、何処かの料亭の庭のようでもあります。

御手洗場は本来の形、伝統を残す意味合いであるのか残念ながらバリアフリーにはなっていません。

 

祓所(はらえど)

神職の方が身を清める場所となります。

注連縄がされており一般人は入れません。

 

忌火屋殿(いみびやでん)

「忌火」とは神聖な火という意味です。ここは神様に供えする料理を作る場所です。

 

ゼロ磁場

幹が回転している杉。御手洗場から参道にもどり少し歩くとあります。この樹一本だけが樹皮が回転しながら伸びています。

中央構造線という日本最大の断層のライン上はゼロ磁場といわれ、パワースポットが多いと言われています。

日本最大、最長の巨大断層地帯である中央構造線の真上にあり、2つの地層がぶつかり合っている、という理由から「エネルギーが凝縮しているゼロ磁場であり、世界でも有数のパワースポットである」とされている。

2009年にテレビ・ラジオや雑誌で分杭峠のゼロ磁場が大きく取り上げられ、分杭峠に来る観光客が急増した。

引用元:Wikipedia(分杭峠)

 

樹齢うん百年と思われる大木の間を通り抜け本殿が見えてきました。

根元が苔蒸したその姿は、何かが宿っているかのようでもありパワーを感じる人がいるかも知れません。

ここまでの距離は入口の鳥居から約400mほどです。

 

 

参拝順序

1.瀧原宮 2.瀧原竝宮 3.若宮神社 4.長由介(ながゆけ)神社の順番で参拝します。

この立て札を見て順番を守らない人はいないと思いますが、間違えちゃった人もいるかもしれません。

落ち着いて名前をよく見てから参拝しましょう。

 

瀧原宮

 

瀧原竝宮(たきはらならびのみや)

別宮が2つ隣同士なのはここだけです。

 

若宮神社

 

長由介(ながゆけ)神社

 

若宮神社は何故かちょっと高い位置にあります。

 

古澱地

遷宮されるまで鎮座されていた跡地であり、次回の遷宮で社殿が建設される場所。

 

宿衛屋

社務所とか授与所とか言いますが、神宮では宿衛屋といいます。

お神札、お守り、御朱印はこちらで。

 

御朱印

神宮系のシンプルな朱印です。

関連記事 伊勢神宮の御朱印を7ヶ所回ってみませんか? 自動車限定ですが満足度が高いですよ。「伊勢神宮7社参りの旅 1日で御朱印7社を回る方法と順番を考察

 

 

道の駅「木つつき館」

瀧原宮の駐車場に隣接。地元の特産品や新鮮な野菜、果物、お米、木の加工品、さまざまなお土産もあり、食堂併設で地元の物をおいしくいただけます。

遠方より車で来た人は、ここで食事や、休憩をして参拝に行くといいでしょう。

鳥居をくぐりたい方はここに停めて600m歩けば瀧原宮です。

 

 

 

 

まとめ

瀧原宮のご案内はいかかでした?

はなはなの行った時期は4月のGW前の日曜日の午後でしたが、たまたま参拝者が少なく気持ちよかったので外宮・内宮だけでなく一度行かれる事をおすすめします。

  • 内宮から一番遠い山間部にある外宮ですが、清らかで、静かで訪れて後悔しない素晴らしさがある
  • 内宮・外宮の年間参拝者数からすると想像もつかないほど静かです。もちろん、そこが良い
  • 「ゼロ磁場」うんぬんは人それぞれの感性によるものが多いですが、間違いないのはゆったりとした時間が流れている
  • はなはな個人的見解で伊勢神宮では瀧原宮の静かなたたずまいが一番好きです。初詣は混雑する内宮より瀧原宮に行く人も多い
  • 瀧原宮の付近はこれといった観光施設がないので、ちょっと足を伸ばして熊野三山とセットで参拝するのも良い
  • 御朱印は通常一人で拝受しているので授与所の閉まる時間には注意
  • 公共交通機関で来られる方は電車・バスの本数が少ないので注意しないと帰れなくなる

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました。この記事が気に入っていただけましたら、はなはなの励みになりますので、ポチッとシェアしていただけると幸いです。

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