奈良県生駒郡斑鳩町(いかるがちょう)にある法隆寺に行って来ました。
聖徳太子ゆかりの地として知られており、日本で初めて世界文化遺産に登録された建築物です。
創建は1400年前で最古の木造建築として小学校の授業で習った事を思い出しながらむかいます。
車でのアクセスは西名阪自動車道の法隆寺I.Cから約15分と近く、ゴールデンウイーク中でしたが不思議と渋滞に合わず到着できました。
世界的に有名な観光地であるにもかかわらず大きい駐車場はありませんが、その中でもお勧めは法隆寺観光自動車駐車場(120台)で一回500円です。
他の駐車場も一回500円等の似たり寄ったりの料金なので、近くて空いていれば即停めたほうがいいと想います。
南大門をくぐりどんどん進んで行きます。途中十字路で東西を見回してもとても広いです。東京ドーム14個分も伊達じゃないです。
東大門方向 この門の向こう側にも東伽藍があります。
西大門方向
南大門から真っ直ぐ進めば中門です。
中門は飛鳥時代に造られたもので、現在は国宝に指定されているためくぐることが出来ません。
左右には建立時ではなく、奈良時代初期に作られた現存最古の仁王像が安置されています。
左側
右側
中門の左側に入場券を購入する場所と拝観者入口があります。大人1500円を払って西院伽藍に入ります。
他所の拝観料と比べると少し高めですが、建物や中に安置されている物が国宝だらけなので致し方ない所です。
金堂 本尊である国宝の釈迦三尊像や聖徳太子の父と母に纏わる物が収められているそうです。
法隆寺のシンボリックな建物である五重塔です。金堂と並んで建てられており日本最古の物です。
反対側からです。
大講堂 僧侶たちが仏教の勉強をしたそうです。
中は広いです。向こう側でお土産を販売してました。
聖霊院 ここのご本尊は聖徳太子です。
中で御朱印を頂けますので必ず立ち寄りましょう。
聖霊院の対面に鏡池があります。
昔々この池のほとりに茶店があり、ここで一休憩した正岡子規が詠んだのがあの有名な俳句です。
「柿食へば 鐘が鳴るなり 法隆寺」
大宝蔵院は仏像や宝物を納めるために作られた法隆寺では最も新しい建物です。
西宝蔵・東宝蔵・百済観音堂という3つの建物で構成されており、百済観音(くだらかんのん)、夢違観音(ゆめたがいかんのん)といった国宝に指定されている仏像や玉虫厨子(たまむしのずし)など、有名な宝物はすべてここに展示されています。
ここから東大門を抜けて東院伽藍に向かいます。
鐘楼 鎌倉時代に造られたもので国宝です。東院で法要が行われる時に鐘が撞かれています。
夢殿 東院伽藍の中心となっているのがこの夢殿です。
救世観音像(ぐぜかんのんぞう)は聖徳太子と同じ身長で作られたと伝わっており、聖徳太子を供養する目的で安置されているそうです。
ざっと回りましたが、見る物は沢山あり拝観に2時間は見積もった方が良さそうです。
他にも見る物はいっぱいありますので、好きな方は半日でも足らないでしょう。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。