世界遺産である富士山や富士五湖の観光は毎年多くの方が訪れています。
今回はちょっとした空き時間があれば立ち寄れる観光スポットで、西湖の近くにある鳴沢氷穴をご案内します。
夏場はひんやり涼しいのでとても気持ちいい探検になると思います。アクセス、駐車場情報、観光案内、混雑状況など現地で撮って来た写真でシェアします。
少しでも皆さまの旅のお役に立てれば幸いです。
目次
鳴沢氷穴について
鳴沢氷穴は山梨県南都留郡鳴沢村にあり、青木ヶ原樹海の東の入口に位置しする溶岩洞です。
総延長156メートルでぐるっと一周する環状の洞窟です。年間を通して富士五湖観光に合わせてセレクトされ、絶えず観光客が訪れています。
今から1150年以上前の平安時代初期、貞観6年(864年)富士山の噴火の際、噴出した膨大な溶岩が徐々に冷え固まる際に、内部の高熱なガス体や冷え切らない溶岩が抜け出すことで形成された空洞の一つが、この鳴沢氷穴です。
内部は非常に低温で、年間の平均温度は摂氏3度程度です。
氷穴内には氷の貯蔵庫があり、この貯蔵庫は、かつて江戸時代には献上するための物品として、大正時代には冷蔵庫の氷など、様々な用途で使われていたそうです。
鳴沢氷穴のアクセスと所要時間
東京方面
中央自動車道経由
中央自動車道 河口湖ICより11.6km 20分
東名高速道路経由
東名高速 御殿場ICから東富士五湖有料道路経由で45分
東名高速 富士ICから西富士道路経由で約45分
関西・中部方面
中央自動車道経由
中央自動車道 甲府南I.C ⇒ 国道358号線 25.5km 36分
東名高速道路経由
東名高速 御殿場I.C ⇒ 国道138号線(約20分) ⇒ 須走I.C ⇒ 国道138号線(約30分)または東富士五湖道路(約25分) 山中湖I.C ⇒ 河口湖
東名高速 富士I.C ⇒ 西富士道路・バイパス・国道139号線(約15分) ⇒ 白糸の滝(約45分) ⇒ 河口湖
鳴沢氷穴の駐車場情報
鳴沢氷穴専用駐車場
駐車料金
無料
営業時間
9:00~17:00(季節・天候により変動あり)
お問い合わせ
TEL 0555-85-2301
第一駐車場
普通車20台 バス5台
第二駐車場
普通車70台(道路沿いに駐車)
第三駐車場
普通車10台 バス4台
鳴沢氷穴の観光情報
住所
〒401-0320 山梨県南都留郡鳴沢村8533
TEL
0555-85-2301
入場料金
大人350円 小人(小学生)200円
営業時間
9:00~17:00(季節・天候により変動あり)
総延長
150m
所要時間
15分
平均気温
3℃
みちしるべ
チケット売り場
第一駐車場前の売店券チケット売り場です。中は後で見るとしてまずは氷穴に行きましょう。
氷穴入口
歩く事数分で氷穴入口前まで来ました。今は4月ですが、竪穴階段前の看板が中は寒い事を知らせます。
注意看板があちこちに設置されています。冬場はこの辺りから凍っているのでしょう。
総延長150mなので慌てずゆっくり見学しながら進みましょう。
水道が無かった時代に実際に使用されていた、古井戸跡。
溶岩トンネル
天井高91cmの洞窟をかがんで通り抜けます。10mくらいありますので中腰が続き腰が痛くなりそうでした。
氷の壁
氷の貯蔵庫の再現してあります。ブロックを氷の壁の様に積み上げてあります。冷蔵庫の無かった時代に使用されていたそうです。
氷柱
ここが氷穴の最深部です。
天井からしみ出した水滴が落ちて凍り、積み重なった氷の柱。美しい自然の芸術。天然の氷は冬期にでき、初秋くらいまで見られます。
帰りは別ルートで石段を登って行きます。
いかがでした?少しは寒そうな感じは伝わりましたでしょうか?
富岳風穴
距離1kmの場所にありますのでセットで観光をお勧めします。
現地に行って気になった事をまとめてみましたので見て行って下さい。最後までお付き合いいただきありがとうございました。
まとめ
- 訪問時間が夕方だったせいもあり駐車場も空いており第一駐車場に停める事が出来ました。
- 観光の所要時間は洞窟だけなら15分です。
- ゴールデンウィーク期間や夏休み期間中は混雑しますので30分~40分ほどになる場合があります。
- 洞内天然記念物のためペットの入洞はできなくなりました。(2009年8月16日より)
- 滑りやすく、階段も多いのでヒールは危険です。また赤ちゃんのだっこ、おんぶも危険です。
- 急な石の階段も多くお年寄りの方もお気をつけ下さい。
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