沖縄本島南部にある那覇空港から本島最北端の辺戸岬にドライブしてきました。
沖縄は中部・南部に観光スポットが多く北部でも美ら海水族館・今帰仁城・古宇利島までという人も多いと思います。
辺戸岬は行ってみたいと思っていても日程的に無理だったり、時間がかかりそうと後回しになることもあるでしょう。
行く予定の人はせっかく辺戸岬に足を延ばしたなら付近の観光スポットも見ておきたいですよね。
この記事では那覇空港から辺戸岬へレンタカーでドライブしてきたはなはなが以下の内容でまとめています。
- 世界自然遺産になった、やんばる・辺戸岬ってどんなとこ?
- 那覇空港から辺戸岬までの所要時間は?
- 辺戸岬に行くまでのお立ち寄りスポットはどこ?
- 辺戸岬周辺の観光スポットは?
- 辺戸岬観光でどのくらい所要時間を見ておけばいい?
時間がないからとあきらめていた辺戸岬観光。沖縄本島最北端そこには一度は目にしておきたい絶景岬がありました。
撮ってきた写真でシェアしますので、沖縄観光のスケジュールにお役立ていただければ幸いです。
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目次
世界自然遺産になった、やんばる・辺戸岬ってどんなとこ?
2016年にやんばる地域は国立公園に指定し世界自然遺産登録の条件である、自然本来の姿を長期的に維持できるように保護管理の体制が整っていることを国として示しました。
そして2021年7月26日に念願の「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島」が生物多様性を守るのに大切な地域と認められ世界自然遺産に登録されたのです。
日本にはこれまで白神山地、屋久島、知床、小笠原諸島があり、奄美・沖縄は5番目の世界自然遺産となります。
世界自然遺産はゴールではなく、国がその地域の自然を守り保護する責任を持つというスタートでもありますが、一人一人がこの美しいやんばるを汚さないように未来へつなげていきたいものです。
沖縄北部「やんばる」は地名ではないためエリアが明確に分かれているわけではありません。
今回世界自然遺産に登録されたのはどこ?と言われれば、やんばる国立公園のある名護市以北の国頭村(くにがみそん)、大宜味村(おおぎみそん)、東村(ひがしそん)の3村のあたりということになるでしょう。
出典:環境省
やんばる国定公園は国が世界自然遺産推奨区域になっています。
辺戸岬はどんなとこ?
やんばる国定公園で一番人気と言っても過言ではない辺戸岬。
美しい景色以外に何もない?という人もいますが、誰しも北部観光ではここを目指して車を走らせます。
そしてもちろん時間をかけて来た人にしかわからない景色や感動が待っており、まさにプライスレス。
「辺戸岬を知らずしてやんばるを語るべからず」by はなはな
沖縄本島最北端の岬で、サンゴ礁が隆起した断崖絶壁に風の強い日には太平洋と東シナ海の荒波がぶつかり水しぶきを上げる。
見晴らしのいい日は22km離れた奄美群島の与論島や沖永良部島を望むことができるのです。
この日は晴天ではなかったのですが、なんとか与論島が見えました。
絶滅危惧種ヤンバルクイナ
沖縄北部地域は「やんばる(山原)」と呼ばれ、山々が連なり鬱蒼とした常緑広葉樹の森が広がる地域自然あふれる地域です。
ヤンバルクイナやヤンバルテナガコガネをはじめとする希少動物が生息しています。
ヤンバルクイナとは?
クイナ科の水鳥で沖縄北部のやんばるに生息している絶滅危惧種(レッドリスト)です。
体重と比較して翼の面積は小さく翼を動かす筋肉も弱く、日本の在来種のなかでは唯一の飛べない鳥なのです。
日本各地で外来種による生態系被害が問題になっていますが、沖縄でもハブ退治のために持ち込まれたマングースが大繁殖して在来種を絶滅の危機にさらしています。
夜行性のハブよりも飛べないヤンバルクイナが狙われるのは明白で、やんばるではマングースの完全駆除を目指しています。
やんばるを走行する際はヤンバルクイナの飛び出しに注意しながら、かもしれない運転を心がけましょう。
アメリカの沖縄統治とやんばる
1945年(昭和20年)のアメリカ軍による沖縄占領から、1972年(昭和47年)5月15日の沖縄本土復帰に至るまでの27年間、沖縄はアメリカ合衆国の地域として扱われていました。
もちろん車も右側通行になり、戦前の左側通行に戻ったのは本土復帰6年後でした。
やんばるは、当時住民が身をていして米軍の実弾射撃演習を阻止し演習場設置を撤回させたことを沖縄県民以外では知っている人も多くはないでしょう。
それがなければ、ヤンバルクイナも絶滅していたかも知れないし世界自然遺産認定もなかったでしょう。
世界自然遺産に登録され、これから「やんばる」には日本のみならず世界からも多くの観光客が訪れると思いますが、このような地元民への感謝を忘れず自然を汚すことのないようにしたいものです。
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那覇空港から辺戸岬へロングドライブ
前置きが長くなりましたが本題へ入りたいと思います。
那覇空港から一番遠い辺戸岬へのロングドライブは時間に余裕をもって観光したいので、帰りの出発日は乗り遅れる危険がありおすすめしません。
やはり高速道路を使って帰って来るような場所は何が起きるかわかりませんし、それくらい時間がかかると思っておきましょう。
はなはなは朝一番の飛行機で飛んだので到着日に行きましたが、空港からの送迎・レンタカーの手続き時間がスムーズでも観光時間足りないな~という感じでした。
辺戸岬をくるっと一通り回るならできれば滞在中日に朝から行くのがベストだと思います。
レンタカー会社を選ぶことも重要
レンタカー各社数台のマイクロバスのピストンで送迎してくれますが、到着便と営業所往復のタイミングで待たされることもあります。
繁忙期は空港で預入荷物を受け取ったら大急ぎで送迎バス乗り場へ向かいましょう。
なぜかというと窓口人数が少ないレンタカー営業所だと手続きに時間がかかり待たされる事も多々あるからです。
以前、送迎に30分待たされ手続きに30分待たされた事があるので繁忙期は要注意です。
特に沖縄や北海道はほとんどの人がレンタカーを借りますので、あまり安いところは考え物ですが口コミなどを参考に選ぶといいでしょう。
今回は空港から近く高速道路へのアクセスもいいスカイレンタカーさんでお世話になりました。
送迎の待ち時間は無し、営業所での手続きもスムーズに終わりさあ出発です。

はなはながいつも使ってる「たびらいレンタカー予約」というサイトもおすすめします。
「出発日時、返却日時、出発場所、返却場所、クルマの特徴」を入力するだけで最安値のレンタカー比較・検索できる。
スマートホンでラインやアプリからでも手軽に見つけられ、キャンセルは7日前まで無料なので予定が変わっても大丈夫。
沖縄旅行の持ち物・服装チェックもしておこう
辺戸岬までの所要時間は?
それではスカイレンタカーさんを出発して最寄りの高速道路のインターチェンジに向かいましょう。
無料の那覇空港自動車道・沖縄自動車道のサービスエリア・パーキングエリアの情報や料金・注意点などは古宇利島のアクセス記事で書いていますので参考にしてください。
辺戸岬までは124km、約2時間ですが、このうち高速道路終点の許田インターチェンジまでは約67kmなので半分は一般道となります。
飛行機の到着時間にもよりますがその日に行くなら途中でお昼になるので、どこでご飯を食べるかを決めておいた方がスムーズです。
高速道路のSA・PAは上り線・下り線ともに各2ヶ所あり、どちらも軽く飲食ができるレストランがあるのでお昼ご飯を食べる事もできます。
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辺戸岬までのお立ち寄りスポット
沖縄自動車道の終点「許田IC」出て右の国道58号線・名護・本部方面へ向かいます。
道の駅許田 やんばる物産センター
他の記事でも書いてますが、道の駅許田は北部観光の玄関口。
名物グルメ・特産品・お土産もいいけど割引チケットを売ってるのがいいんです。
辺戸岬周辺の割引券はありませんが、美ら海水族館へ行く人は絶対立ち寄りましょう。
おっぱ乳業はやんばるで沖縄県産100%の生乳を使用した乳製品を作っている会社です。
沖縄のアイスクリームといえば、ブルーシールもいけどここに来たらおっぱソフトかジェラートで決まりです。
沖縄のおやつといえばサーターアンダギーです。
おっぱ牛乳とセットで食べたい一品で、まだの人はドーナツとは違った食感を味わってください。
沖縄県の揚げ菓子の一種。首里方言で、サーターは砂糖、アンダーギーはアンダ(油)+アギ(揚げ)+語尾を伸ばすことで「油で揚げたもの」という意味になる。 by Wikipedia
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道の駅許田 やんばる物産センター
住所:〒905-0024 沖縄県名護市許田17-1
お問い合わせ:0980-54-0880
<営業時間>
道の駅:8:30~19:00
物産センター:10:00~17:00
公式Webサイト:https://www.yanbaru-b.co.jp/
道の駅おおぎみ やんばるの森ビジターセンター
出典:やんばるの森ビジターセンター
道の駅おおぎみが場所を変え「道の駅おおぎみ やんばるの森ビジターセンター」として2020年2月22日にリニューアルしました。
地元の特産品・お土産・レストランなどの本来の道の駅機能に加え、北部観光・やんばるエリアの情報発信、映像ホール、イベント、マルシェ、アクティビティ、などバージョンアップで観光客をお出迎えしてくれます。
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某TV番組で林修先生が上品な甘さを絶賛していたゴールドバレルパインがびっくりこの大きさでこの値段で販売してるのです。
黄金の樽パイナップルの王様を見つけたらいつ買うの? 今でしょ!
道の駅おおぎみ やんばるの森ビジターセンター
住所:〒905-1318 沖縄県大宜味村字津波95番地
お問い合わせ : 0980-44-2233
<営業時間>
特産品販売所 : 10:00-18:30(平日) ⁄ 09:30-18:30(土日祝祭日)
レストラン : 11:00-15:00(平日) ⁄ 11:00-16:00(土日祝祭日)
パーラー : 12:00-16:00(平日) ⁄ 12:00-17:00(土日祝祭日)
情報発信施設 : 09:00-17:00(平日、土日祝祭日)
公式Webサイト:https://www.yambaru-vc.com/
道の駅おおぎみ やんばるの森ビジターセンター付近の海岸線からは古宇利大橋と古宇利島が見れます。
ファミリーマート奥間ビーチ前店
店内はいたって普通のファミマですが、この看板を見たら立ち寄るしかありません。
そうここは沖縄本島最北端のファミリーマートなのです。(ここ以北にコンビニはありません)
道の駅ゆいゆい国頭に隣接なので道の駅の駐車場からあるいて行くこともできます。
※コンビニの駐車場に停めて道の駅に行くのはダメですよ
ファミリーマート奥間ビーチ前店
住所:〒905-1412 沖縄県国頭郡国頭村奥間1374-1
お問い合わせ:0980-41-3895
営業時間:24時間
道の駅 ゆいゆい国頭(くにがみ)
コンビニに続いてこちらは沖縄本島最北端の道の駅です。
みなさんインスタに投稿している重量挙げヤンバルクイナがいらっしゃいます。
世界自然遺産登録記念コーナーが作ってあって、KunigamiTシャツが気になるな~。
オープンスタイルのフードコートに観光案内所が併設なので、パンフレットをもらってきて食事ができるのもGood。
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いいねの数がめちゃ多いと思ったらミス沖縄さんでした。
道の駅 ゆいゆい国頭
住所:〒905-1412 沖縄県国頭郡国頭村奥間1605
お問い合わせ:0980-41-5555
営業時間:9:00~18:00
公式Webサイト:https://www.yuiyui-k.jp/
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辺戸岬周辺の観光スポット
那覇空港から時間がかかるので誰しもいっぱい観光したいですよね。
世界自然遺産に登録されましたが、まだ道路が空いている今のうちがねらい目だったりもします。
沖縄本島北部にありながら年間200万人集客する美ら海水族館のパワーをかりて、大阪のユニバーサル・スタジオ・ジャパンを再建した森岡毅氏が2024~25年の開業を目指してテーマパーク構想があるようです。
これからやんばるが熱くなりそうですね。
茅打バンタ(かやうちばんた)
100mの断崖絶壁の展望台からは、天気がいいと遠くに伊是名島や伊平屋島が望める。
眼下に見えるのは、自分が今走ってきたやんばるの海岸線と宜名真(ぎなま)漁港。
茅打バンタの北側には珍しい海底鍾乳洞や貝塚などの遺跡があるのでダイビングスポットとしても人気があります。
位置的には辺戸岬の手前にあるので行く途中に立ち寄ると観光がはかどります。
その理由は、大石林山からの辺戸岬という定番コースを最短ルートで行くことができるからです。
正面に見える、あおむけの人の顔した大石林山と中腹にある茅打バンタを目標に海岸線をひた走っていくと、
宜名真漁港の手前に[茅打バンタ⇒1.7km]の標識があるのでそこを右折。
国道のこの先にトンネルがあり、カーナビの目的地を辺戸岬にしていると通過してしまうので要注意です。
信号のな細い路地なので見逃さないようにね。
岩の間をくりぬいた細い道を進んでいくと駐車場が見えてくる。
トイレ完備の舗装された駐車場
きれいに整備された歩道はバリアフリー
駐車場から100mほど歩けば展望台へ到着。
残念ながら断崖絶壁の下の景色は木々が生い茂り拝めませんでした。
茅打バンタ
住所:〒905-1422 沖縄県国頭郡国頭村宜名真310
お問い合わせ:0980-41-2622(国頭村役場)
駐車場:無料(約20台)
トイレあり
大石林山
辺戸岬から見た大石林山もやっぱり人の顔してます。
大内林山は長さ600m~900mくらいの4つのトレッキングコースがあり、地形・動植物などやんばるの大自然が楽しめる場所なので一番時間をかけたいところ。
茅打バンタから大石林山は約1.2kmと近いのですぐ行けますが観光時間が無いと面白さが半減するので、朝一から辺戸岬に向かうスケジュールを立てるのが理想です。
コースを全制覇するなら朝から気合を入れて歩きたいし、より詳しく知りたいならガイドツアーもおすすめです。
日本最大級の巨大ガジュマルでキムジナー(ガジュマルの木に宿る精霊)が見えるかも?
悟空岩と呼ばれる、石灰岩が積みあがったタワー状のカルスト。
世界最北端の熱帯カルスト地形で、2億5000万年前は海底でした。
美ら海展望台からは辺戸岬とその先の与論島も見え景色は最高ですが、山登りがある一番長いトレッキングコースで全長約900mあります。
ペットボトルなどの水分・汗ふきタオル持参はもちろんのこと、歩きやすい靴必須です。
出典:大石林山パンフレット
大石林山
住所:〒905-1422 沖縄県国頭郡国頭村宜名真1241
お問い合わせ:0980-41-8117
<営業時間>
9:30~16:30
<入山料金>
大人(15歳以上) 1200円
小人(4~14歳) 550円
シニア(65歳以上)900円
定休日:年中無休
駐車場:無料(約130台)
公式Webサイト:https://www.sekirinzan.com/
辺戸岬
大石林山からは2.4kmで、茅打バンタからは2.8kmの近さ。
1階は観光案内所、2階はカフェ&ランチ、屋上は展望台。
カフェの口コミも良いので辺戸岬を歩いた後で休憩に立ち寄りたいところ。
もちろん本島最北端のカフェなので記念にもなります。
駐車場からの通路は全てスロープが作られておりバリアフリーになっています。
辺戸岬は沖縄本島最北端、すなわちアメリカ合衆国統治下においては日本に一番近い場所だったのです。
祖国復帰を願い人々は辺戸岬に集い本土復帰を願ったそうです。
祖国復帰闘争碑は沖縄県民の悲願を語る象徴として返還から約4年後の1976年4月に建てられました。
なぜなら、復帰後の状況が沖縄県民の望んだ形とあまりにかけ離れていたからだそうです。
ちなみに車が右側通行から左側通行に変わったのは本土復帰から6年後なのです。
タイトルは「全国のそして全世界の友人へ贈る」とあります。
ゴツゴツした岩に荒波が打ち付ける。
そして漂う軽石w
柵がないので岩場も歩けるのだけど、さすがに風も強いし落ちたら逝けるので覗き込むのは危険と判断しました。
ていうか平時でもそんなことする人はいないと思う。
散策していると何やら鳥?のオブジェが。
ヤンバルクイナではなさそうだが、これはアメリカ統治下において一番近い鹿児島県の与論島に向けてのろしを上げたり、海の国境上で島民と交流を行ったりと友好のシンボルとして国頭村がいただいたもの。
与論島へはヤンバルクイナのオブジェが贈られたようです。
ほんとに危険なところは柵があるんですが、柵のないこの先が辺戸岬は行っていいのか?
ビビりのはなはなは行けませんでしたが、断崖絶壁に犯人が追いつめられるシーンの撮影は間違いなく行われているでしょうw
辺戸岬にも拝所がいくつかありますが、大山林山は琉球の神聖なる場所、安須杜(アシムイ)と呼ばれ40を超える拝所があります。
その理由は、山の稜線が涅槃菩薩のような顔の形に見えるからでパワースポットとしても人気。
上の写真の崖上なんですが、「ありの~ままの~柵がないのよ~♪」ですので落ちないように気を付けてくださいね。
手前には遥拝所があり、崖の先には不動明王が睨みをきかせて鎮座されています。
観光時は気づかなかったのですが、この不動明王は○○防止のためですか?
辺戸岬も世界自然遺産にむけてかなり整備された感じでとても観光しやすくて良かったです。
空港からも遠いので簡単に来ることはできませんが、沖縄の歴史を踏まえて一度は訪れておきたい場所だと思います。
天候に恵まれて最高の日を過ごせました。
辺戸岬観光案内所
住所:日本、〒905-1421 沖縄県国頭郡国頭村辺戸973-5
お問い合わせ: 0980-43-0977
営業時間:10:00~17:00
定休日:年中無休
駐車場:無料(約60台)
ヤンバルクイナ展望台
やんばるの森にたたずむ巨大なオブジェ。もとい展望台w
展望台と聞けば行くしかありませんが、道がかなり細いので安全運転で行きましょう。
ここから坂道になりますが、車がすれ違えるのか?という道なので運転が不安な人はここの広場に停めて歩いて行くのもありですよ。
行きすぎたらUターンするのが大変なので、ここを見逃さないように。
下のお墓から約250mくらい上ったところを左折なのですぐです。
駐車場は10台くらいしか停めれずトイレもありません。
展望台へは階段を少し登って到着。
ちなみに沖縄の鉄則ですが草むらには入らないでくださいね。(ハブ注意)
それでも行きたいヤンバルクイナ展望台。
建物3階分の高さに相当しているので想像以上にでかいです。
赤い足も強烈なインパクトがあり、恐竜みたいで小さい子は喜びそうです。
エレベーターはなく階段で上がり、子供でもよく見えるように台が作ってあります。
辺戸岬の全景を見るために作ったような、高さ・角度ともにばっちグー。
展望台には落下防止の格子があるのですが、ちょっと邪魔なのでカメラを格子の前に持ってきて撮影しました。
もう一つの窓は、22キロ先の鹿児島県与論島が見えますね。
ヤンバルクイナ展望台から海側に出ると、とても気持ちいいデッキもあります。
下に降りていく階段がありましたが、また登って来るのが大変なのでスルー。
おそらく下の道路からも登ってこれるとは思いますし、ビーチまで行けると思いますが獣道っぽいので行かない方がいいと思います。
せっかくここまで来て、あ~行ってないや、こんなとこあったの?ってならないように。
デッキ展望台の場所は、ヤンバルクイナから徒歩1分なので忘れず行っておきましょうね。
ヤンバルクイナ展望台
住所:〒905-1421 沖縄県国頭郡国頭村辺戸482
駐車場:無料(約10台)
※夜間は真っ暗で危険です
辺戸岬から車ならすぐですが、徒歩で行くなら往復1時間は見ておきましょう。
ヤンバルクイナ生態展示学習施設
辺戸岬からは少し距離がありますが、やんばるの天然記念物ヤンバルクイナを実際に見てみたい人は行ってみましょう。
やんばるの森を再現した展示施設には野生のヤンバルクイナが動き回ってます。
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ヤンバルクイナ生態展示学習施設
住所:〒905-1503 沖縄県国頭郡国頭村安田1477-35
お問い合わせ:0980-41-7788
開館時間:9:00~17:00
定休日:水曜日
<入館料>
大人 500円
小中学生 200円
駐車場:無料(約40台)
Webサイト:クイナの森
辺戸岬からは車で約40分・26.7kmの道のりですが、来た道を戻るのはつまらない、せっかく辺戸岬まで来たんだからやんばるを一周したい人は行ってみましょう。
もちろんヤンバルクイナを実際に見てみたい人はここが一番いいと思います。
今回はなはなは時間の関係で行くことができませんでしたので、次回の楽しみに取っておこうと思います。
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やんばる・辺戸岬観光の所要時間はどれくらい?
この記事でも書いているように那覇空港周辺からレンタカーで辺戸岬までの所要時間は高速道路を使っても2時間は必要です。
それに加え空港到着から各レンタカー営業所までの送迎時間や借りる手続き時間の合計約1時間を加えると、辺戸岬までは3時間は欲しいという事になります。
那覇空港から那覇市内泊で戻ってくる場合は往復だけで5時間、恩納・読谷泊なら4時間半、名護・本部・今帰仁泊でも4時間は見ておきたいです。
ですので、帰りの時間を含めると那覇空港の到着時間しだいで立ち寄れるスポットが限られてくるということになってきます。
道の駅許田は各種割引チケットが購入できるので外せないのですが、道の駅おおぎみ やんばるの森ビジターセンターと道の駅 ゆいゆい国頭はどちらか一方へ立ち寄るなど時短ができます。
また道の駅許田は行きに寄って他の道の駅は帰りにという選択をすれば、観光時間をフル活用できますがホテルのチェックインはその分遅くなります。
はなはなは、北部の古宇利島泊でしたがもう少し時間が欲しいな~という感じでしたので、那覇からの日帰りでは満足できる北部観光はできないと思っておいた方がいいでしょう。
観光の仕方は人それぞれですので、レンタカーでぐるっと景色を楽しんで一回りするだけなら可能です。
茅打バンタ:10~20分
辺戸岬:30分~40分
ヤンバルクイナ展望台:10~20分
大山林山:120分以上
ヤンバルクイナ生態展示学習施設:20分
現地でもスマートホンで情報収集はできますが、これ1冊あるとwifi環境がないLCCの機内でも退屈しません。
たとえばセントレアから那覇空港のフライト時間は2時間20分もあるので、家族や友達と行先の下調べでテンションが上がりまくりです。
kindle版ならスマートホンでも読めますのでタブレットを持ってなくても大丈夫。
※Kindle無料アプリをインストールすれば、お使いのスマートホンでいつでもどこでも読書を楽しめます。
まとめ:所要時間は1日がかり(半日では無理)
辺戸岬へ行こうと思っている人は結構時間がかかるな~と思って参考にしてください。
- 那覇空港到着 10:30
- スカイレンタカー出発 11:15
- 道の駅許田着 12:20(昼食)~13:10発
- ファミリーマート奥間ビーチ前店着 13:55
- 茅打バンタ 14:15~14:25発
- 辺戸岬着 14:35~15:05発
- ヤンバルクイナ展望台 15:15着~15:25発
- 道の駅 ゆいゆい国頭 15:55着
- 古宇利島着 16:40着
今回は古宇利島泊という事で翌日は古宇利島観光からスタートですが、那覇まで帰るとなると結構ハードスケジュールになるでしょう。
やんばる・辺戸岬周辺の観光を楽しむなら到着日ではなく、翌日以降のスケジュールに組み込むのがベターで、欲を言えば那覇からではなく名護・本部・今帰仁辺りの北部に宿を取って朝からスタートするのがベストです。
またはその逆で、那覇空港に早い時間に到着なら名護・本部・今帰仁辺りに宿を取っておけば那覇まで戻らなくても良いので観光時間を目いっぱい使うことができます。
それでも古宇利島泊なら余裕で回れると思った大石林山やヤンバルクイナ生態展示学習施設に行けなかったことは反省点としてシェアしたいと思います。
大石林山やヤンバルクイナ生態展示学習施設に行くなら朝一から向かう旅行計画を立てる必要があるでしょう。
あまあまの行程で時間が足りなくなるのはいつもの事なのでノープロブレムということで、次回のお楽しみにさせてください。
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最後までお付き合いいただきありがとうございました。この記事が気に入っていただけましたら、はなはなの励みになりますので、ポチッとシェアしていただけると幸いです。