呉市内を車で走っていると突然目の前に現れる巨大な潜水艦の姿。海に浮かんでいる訳でもなく街中にドーンと置かれています。インパクトありすぎなこの施設は、海上自衛隊呉資料館でありました。
潜水艦内に潜入して来ましたので施設や艦内の様子をご案内します。アクセス、駐車場情報、観光案内、混雑状況など現地で撮って来た写真でシェアします。少しでも皆さまの旅のお役に立てれば幸いです。
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目次
海上自衛隊呉資料館(てつのくじら館)について
広島県呉市にある海上自衛隊呉資料館に行って来ました。
いかにも子供が喜びそうなこの潜水艦は決してハリボテではありませんよ、近年まで就役していた「あきしお」という本物の潜水艦です。
本物と聞いて大人も喜びます。だって潜水艦の中に入れるんですよ!
海上自衛隊の広報活動の施設でもあるため入場は無料、しかもこの潜水艦の中に入れて見学できてしまうのです。
見る物はいっぱい展示してありミリタリー大好きな方はたまらない施設ですが、私達の様な一般人や子供達にも楽しめる施設となっております。
潜水艦、艦船、装備、自衛隊の活動の事も詳しく説明してありますので、とても勉強になりますし、ためになります。
呉に行かれた際はぜひ立ち寄っていただきたい満足度の高い施設です。
アクセスと所要時間
関西、中部、関東方面
山陽自動車道 高屋J.C.Tより東広島・呉自動車道(無料区間)阿賀I.Cより国道185号線経由38.8km。
中国、四国、九州方面
山陽自動車道 五日市I.Cより県道71号線、広島高速3号線、クレアライン呉I.C経由34.9km。
駐車場情報
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駐車場
赤いピンをクリックすると情報が出ます。
混雑状況
土日祭は大和ミュージアム第1はまず満車です。大和ミュージアム第2は運がいいと空きがあります。満車の場合は空きを待つより隣のゆめタウン呉へ行きましょう。
キャパ1530台なので必ず止める事が出来ます。私達は日曜の午後からですが第2に止める事が出来ました。
大和ミュージアム第2駐車場の2Fには呉ハイカラ食堂呉があります。ここの海自カレーはまじオススメ。
個人的には他の駐車場に止めてもここに食べに来る価値はあると思います。私はおいしかったのでお土産に買って帰りました。
海上自衛隊では、毎週金曜日の昼はカレーライスを食べる習慣になっています。
長い海上勤務では外の景色は殆ど変わらず、交代勤務で曜日感覚が薄れることから、同じ曜日に同じメニューを食べることで曜日感覚を呼び戻すためでもあるそうです。
利用情報
開館時間
[ 展示室 ] 午前9時~午後5時まで(展示室入館は、午後4時30分まで)
[ ショップ ] 午前9時~午後5時まで
[ カフェ ] 午前10時~午後5時まで(ラストオーダーは午後4時)
休館日
火曜日(火曜日が祝日の場合は翌日休館)
[ 年末年始 ] 12月29日から1月3日
入場料
無料
みちしるべ
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本館内
大和ミュージアム第2駐車場から歩くこと数分で到着です。軍事機密のかたまりである潜水艦を陸揚げして一般公開している施設はここだけでしょう。
もちろん極秘機密の音の出ないスクリューはダミーの扇風機の羽の様な形に付け替えられておりました。
館内の1Fです。海上自衛隊の活動や歴史などが写真で説明されています。お土産コーナー、カフェ等あります。
2Fのテーマは掃海です。掃海とは機雷を除去する活動の事です。掃海艇の装備や機雷除去の装備等が展示されています。
海上自衛隊が機雷掃海のために保有する艦艇は27隻に上ります。米国や英国など主要国の掃海艦艇は20隻以下とされ、海自は世界有数の陣容を誇っています。
これは掃海艇に搭載されている20ミリ機関砲。
フロートと言って浮きの様なものです。これに掃海具を吊り下げて機雷を爆発させて除去します。
3Fのテーマは潜水艦です。艦内のベッド、お風呂、トイレ、食事など生活環境が展示されていました。
思わず覗きたくなる潜望鏡。なんと実際の外の風景が見られます。
こんなかんじでした。外のタンカーが映っています。
潜水艦内
いよいよ「あきしお」に乗艦です。本館3Fから連絡通路で乗艦することができます。
トイレとシャワー室
会議室でしょうか?
こんな場所までみせてくれます。
むき出しの配管とゲージとハンドル。油圧で弁の開け閉めをする場所か?
指令室です。
操舵席
レーダー
モニターには敵艦の位置が映っています。
こんなに見せてしまっていいの?と言う感じですが、いけないところは展示用に作り変えられてると思います。
潜水艦を間近に見れたり中に入れたり貴重な体験が出来ました。
きれいな夕日の光が漏れていました。この後本物の潜水艦が見たくなり車で10分ほどの場所にある「アレイからすこじま」に行きました。
アレイからすこじま
現地に行って気になった事をまとめてみましたので見て行って下さい。最後までお付き合いいただきありがとうございました。
まとめ
- 潜水艦内の狭さや生活環境等は画像では伝わらないと思います。機会があればぜひ訪れていただきたいです。
- 混雑していなければ1時間程度で全て見る事ができます。
- 大和ミュージアムとセットで観光しよう。
- 何処の駐車場に車を止めても呉ハイカラ食堂の呉海自カレーを食べに行こう。