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旅行記

鳥取砂丘の楽しみ方 日本一の「スナバ」観光の見どころ・注意点まとめ

更新日:

 

鳥取砂丘をぐるっと歩いてきました。いっぱい写真を撮ってきました。など土産話は聞きますが・・・。

ひょっとしたら鳥取砂丘は砂しかなく砂漠と一緒にしている人も多いかもしれません。

砂紋と言って風が作った砂の模様は撮れましたか? ラクダと一緒に写真は撮れましたか? 砂の美術館は入れましたか?

年間100万人以上が訪れるという鳥取砂丘には、一度行ったからと言って全てが楽しめるわけではなく再訪したくなる理由があるのです。

この記事では鳥取砂丘の楽しみ方・回り方・散策の注意点を少しご紹介していますので初めて鳥取砂丘に行くよという人は必見です。

何度も行きたくなる魅力ある鳥取砂丘のアクセス、駐車場情報、観光案内、混雑状況など撮って来た写真でシェアします。

皆さまの旅に少しでもお役に立てれば幸いです。

 

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鳥取砂丘とは?

鳥取県鳥取市にある東西16km、南北2.4kmにおよぶ広大な海岸砂丘です。

「鳥取にはスタバは無いですけれども 日本一のスナバ(砂場)があります」という県知事の名言が話題になりました。

観光可能な砂丘としては日本最大で年間100万人以上が訪れる、自他共に認める鳥取県のシンボルです。

砂漠と同じと思っている人もいますが、砂漠は降水量が極端に少く乾燥した砂地で植物・生物の活動がほとんどできない土地です。

一方砂丘は陸地から雨によって海に流れた砂が、風によって吹き上げられ堆積し丘のようになった地形です。

ですので、砂丘は表面の砂が乾いていてもその下は湿った砂で思ったより歩きやすかったりします。もちろん植物・生物も生息しているのです。

山陰海岸国立公園の特別保護地区に指定されており、砂の採取や落書きなど厳しく規制されていますのでマナーをまもって観光しましょう。

 

鳥取砂丘のでき方

鳥取砂丘駐車場にあるビジターセンターによく分かる模型が展示されていましたので、それによると。

①中国山地の岩石が風化し、もろくなったものが土砂のもとになる

②雨で崖崩れし、土砂が千代川に流れ込む。

③土砂が千代川によって運ばれ、日本海へ流れ出る。

④土砂が洗われ砂となり、波の力で海岸に打ち上げられる。

⑤北西の強い季節風で内陸に飛ばされて堆積して砂丘ができる。

砂浜が出来ている海岸は、内陸に向かって吹く強い風があるところなら砂丘を作る可能性があるのですが、現在の形になるには10万年かかるともいわれており、この途方も無い時の流れで出来た広大な砂丘を目の当たりして想像できない自然の力に圧倒される事でしょう。

 

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鳥取砂丘のアクセス・駐車場

アクセス・砂丘観光に便利な駐車場は、別記事にまとめてありますので参考にどうそ。

関連記事 「鳥取砂丘はどに停めたら便利? 行ってわかったオススメ駐車場6選をシェア

 

関連記事 「山陰の海岸線を走る2泊3日のドライブコース 鳥取・島根の観光スポット14選

マイカーでもレンタカーでもOK!

 

 

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鳥取砂丘の観光情報

山陰海岸国立公園特別保護地区

鳥取砂丘

住所
〒689-0105
鳥取県鳥取市福部町湯山2164-971

入場無料・24時間開放

※砂丘への落書きは条例で禁止されています。

 

鳥取砂丘ビジターセンター

住所
〒689-0105
鳥取県鳥取市福部町湯山2164-971

電話
0857-22-0021

開館時間
9:00~17:00

年中無休・入館無料

 

ビジターセンターの1階は受付の人もいて観光案内所的な役割をしています。

鳥取砂丘はもちろんの事、観光マップ・パンフレットが置いてあるので手に入れましょう。

マップを片手に砂丘散策するのもいいですが、砂丘に出る前に立ち寄り関心と理解を深めてから砂丘に出かけるとより楽しい散策が出来るでしょう。

 

砂紋といって風で出来る砂の模様の実験室があり見学できます。

 

2階は「すなくら」というドームシアター・展示施設があり、鳥取砂丘の事を学ぶことができます。

 

鳥取砂丘の過去、現在、未来。

地元の人のボランティア保護活動など美しく保つ努力があって私たちが楽しめるのです。

 

砂丘は砂漠と違って不毛の大地ではなく、そこには植物・昆虫・動物が生息しているのです。

早朝行くと、動物の足跡を見つけることが出来るそうです。

世界各地の砂を顕微鏡で見ることが出来ますが、子供はこういうの好きですよね。

 

鳥取砂丘の成り立ち・地下の構造・砂の見せる表情などわかりやすく説明してあります。

鳥取砂丘ビジターセンターは入場無料なのでぜひ立ち寄って見てください。

 

観光リフト

砂丘センター

住所
〒689-0105
鳥取県鳥取市福部町湯山2083

電話
0857-22-2111

営業時間(観光リフト)
9:00~16:30

料金
大人 往復300円 片道200円
小人 往復200円 片道150円

 

リフトに乗って砂丘に行きたい人は初めから砂丘センターの無料駐車場を利用しましょう。

※ビジターセンターと砂丘センターは場所が異なります

 

らくだライド

らくだや

住所
〒689-0105
鳥取県鳥取市福部町湯山2164-806

電話
0857-23-1735

らくだライド体験料金

◎らくだのみの撮影
おひとり様 100円(税込)

◎らくだの横に並んで撮影
おひとり様 100円(税込)

◎らくだにまたがって撮影
おひとり様 600円(税込)
(お手持ちのカメラで撮影してくださいね)

◎ライド体験(1人乗り)
1,500円(税込)
※大人・子供共通料金です。

◎ライド体験(2人乗り)
2,600円(税込)
※らくだライド体験中のお連れ様を撮影できます。
※大人の2名騎乗はできません。

 

らくだライド営業時間

3月~11月
9:30~16:00
※写真撮影は16:30まで

12月~2月
10:00~16:00
※写真撮影も16:00まで

※ラクダライド(受付は砂丘内現地)

※天候、らくだの疲労度等により、休止・営業時間を変更することがあります。

※事前予約はお受けしておりません。

 

らくらライドはラクダに乗って砂丘を散策できるわけではありません。

ラクダに乗ってる写真を撮ったりできるように近場をぐるっと回るだけですが、貴重な体験なので子供は大喜び。

子供となら二人で乗ることもできますし値段相応といった感じです。

予約は受け付けていませんので繁忙期は行列が出来ることもあります。

 

砂丘手前に受付があるので砂丘に入ったらすぐ見つけられるでしょう。

ラクダとの写真撮影は1人100円でカメラを渡すと砂丘をバックに何枚か写真を撮ってもらえました。

砂丘散策前後とちらでもいいのですが、乗りたい人が並んでいなければ待ち時間がないので先に乗ってしまう方がいいでしょう。

午前中の早めが空いていますよ。

天候やらくだの体調によってはお休みになる時もあるので、ラクダが見えたらチャンスです。

 

砂の美術館

住所
〒689-0105
鳥取県鳥取市福部町湯山2083-17

電話
0857-20-2231

営業時間

平日・日曜 9:00~16:00(最終入館15:30)
土曜日 9:00~18:00(最終入館17:30)

入場料金
一般   600円
小中高生 300円

会期

2020年7月11日(土)~2021年1月3日(日)

第13期展示「チェコ&スロバキア編 ~盛衰の歴史と神秘の残影を訪ねて~」開催中

※通常1月~4月にかけて次の展示物の制作が行われ休館になりますが、今年度はコロナ感染症の関係で開始がさらに遅くなりました。

 

パラグライダー

鳥取砂丘パラグライダースクール(砂丘本舗)

住所
〒680-0001
鳥取県鳥取市浜坂1390-239

電話
0857-24-6124

Web
https://para.sakyu.info/

アソビューでお得に予約

鳥取砂丘・パラグライダー体験(120~180分)★誰もが楽しめる一番人気のコース

 

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鳥取砂丘の歩き方

基本的な歩き方

駐車場から階段を登ったり観光リフトに乗って砂丘に入ったら、左回りで尾根を進み馬の背と呼ばれる砂の壁に登ります。

そこから出発地点に戻るコース(半周)が約30分。

ぐるっと一周するコースが約1時間と見ておきましょう。

風紋の出来る場所をマップで確認しておきましょう。こればかりは天候や風の状況にもよりますので必ず見えるとは限りません。

鳥取砂丘ビジターセンターは砂丘の事がよく分かる展示施設です。

靴に入った砂を取ったり、足洗い場もあるので立ち寄った際には見学するといいです。

 

砂丘散歩の注意事項

ビジターセンターでもらえるパンフレットを載せておきますので、事前に見どころを予行演習しておくと見落としがなく回れると思います。

 

鳥取砂丘の砂対策

まさかハイヒールで来る人はいないとは思いますが、バスツアーなどでうっかり来てしまう人がいるかもしれません。

そういう人は鳥取砂丘ビジターセンターでサンダル、向かいの砂丘会館で長靴の貸し出しを行っていますので尋ねてみましょう。(数に限りがあり予約は行っていません)

できれば歩きやすい運動靴がいいのですが、どうしても靴に砂が入るので鳥取砂丘ビジターセンターの足洗い場を利用しましょう。

足を洗った後の足ふきタオルを忘れないように。

 

鳥取砂丘の暑さ寒さ対策

砂漠ではありませんが、特に夏場は気温以上に砂の温度が熱くなります。

地面からの照り返しがきついので必ず水分・タオル持参で熱中症対策を行いましょう。

日傘・帽子などの日焼け対策も忘れずに。

夏場の砂地は熱いです、砂が靴に入るからと裸足で歩くとやけどします、薄手のサンダルも止めたほうがいいでしょう。

回りに日陰も何もないので頭がクラクラしてからでは遅いです。実際砂丘の真ん中で倒れて熱中症で亡くなった人もいるので怖いです。

また冬場は強風・吹きさらしでとても冷え込みます。降雪時は一面雪景色になりますので靴も含めて十分な防寒対策が必要です。

 

鳥取砂丘の馬の背対策

砂丘が広大なのであまり高く感じないかも知れませんが、馬の背は高さ47メートルの砂の壁です。

夏場に正面突破した人の話では、足を取られて登りにくいので体力を使い途中で倒れそうになったと言ってました。

向かって右回りでだらかな稜線を通れば距離は長くなりますが歩きやすく高齢者でも登れます。

 

鳥取砂丘の撮影対策

観光客のカメラ、三脚、簡易照明を用いた撮影・砂の形状を変えないコスプレ撮影については、特に届出は必要ありません。

ドローン撮影はや鳥取砂丘ビジターセンターで許可を取って下さい。

強風時の砂対策を行わないとカメラに砂が入りますので注意が必要です。

 

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鳥取砂丘を歩いてみた

まずは鳥取砂丘ビジターセンター前の石標で記念撮影。

 

鳥取砂丘は山陰海岸国立公園の特別保護地区に指定されています。

砂や生物・植物の持ち帰りは厳禁。もちろん落書きも禁止で処罰されますのでご注意を。

 

ビジターセンター横の階段を登ります。

車椅子の方もスロープを登れば砂丘を見渡すことができます。

 

南北2.4km, 東西16kmと広大な日本最大のスナバです。

鳥取県知事が言った「鳥取にはスタバはないけど、日本一のスナバがある」と自虐ネタですが、今では鳥取にも4店舗スタバが出来ました。

鳥取にスターバックスが出来たときには1000人ほど並びニュースにもなりましたが、現在はどうなんでしょう?

観光客はスタバより鳥取の「すなば珈琲」に行ってみたいという人が多いようです。

 

一番手前の第三砂丘列からは、なだらかに下って第二砂丘列(馬の背)の手間からぐぐっと登りになります。

あまり時間のない人は、そのまま真っすぐ馬の背に向かい戻ってくるルートです。

砂丘散策で馬の背はほとんどの観光客が登りますのでがんばって登っておきたいところです。

 

現在土曜日の9:20です。

今日は土曜にもかかわらず馬の背にも人が溜まっていないので空いてますね。

すごい人混みの写真より人が少ない写真を撮りたい人は午前早目に行きましょう。

右回りで馬の背を攻めるルートで、もっと人の少ない方へ行きます。

 

所々に砂丘の番地を表す杭が打ち込まれています。

J-15、砂丘の右端まで来ました。

 

沖にはクジラに似た形のあもう島(無人島)が見えます。

砂浜が広がっていますが、夏場でも遊泳禁止になっています。

 

ここから馬の背の頂上までなだらかな斜面を歩いていきます。

人の大きさと比べれば、高さ47メートルも納得です。

 

きれいな稜線に沿って登れば難なく登れます。

馬の背から海側に下れば海岸線に出られますが、ソリで滑り降りれるくらい急だったので帰りの登りの事を考えて止めました。

海岸線に降りていく足跡が見えるんですが、なかなかチャレンジャーがいますね。

 

振り返っても4人しかいません。

ほぼ砂丘を独占状態。

 

馬の背の一番高いところに来ましたが、思ったより平らな部分が広く山頂という感じではなかったです。

 

登るのは大変な馬の背も下りは滑り降りる感じで楽ちんです。

ただ靴には砂が入りますが、、、。

 

足跡がいっぱいの斜面。

これ砂の斜面だから登れますが、岩場だったら怖くて登れません。

 

馬の背南側斜面下の緑のオアシスに向かいます。

鳥取砂丘では唯一水たまりができる場所で緑がきれいです。

 

オアシスの真ん中辺りから水が湧き出るところがあり、川のように流れています。

 

水が低いところに集まり、植物・生物が生息しています。

海や川とつながっているわけではないので、降水量が少ない時は枯れてしまいます。

 

30分かけて半周して、10万年かけて作られたの自然のパワーを堪能したところでもどります。

 

砂丘から戻ったらビジターセンター外側に足洗い場があるので靴の砂を出したり足をきれいにできます。

テーブル・イス・自販機もあって休憩できますのでご活用ください。

 

 

まとめ:周りは何もない、散策には季節にあった対策を

鳥取砂丘のご案内はいかがでしたでしょうか?現地に行って気になった事をまとめてみました。

  • 鳥取砂丘には無料駐車場がたくさんあるので利用しよう
  • 夏場の砂丘歩きは熱中症対策を万全に
  • 夏場の砂地は火傷する熱さできれば運動靴がいい
  • 自然の造形美「風紋」を探してみよう
  • ビジターセンターははじめに立ち寄るといい
  • ラクダは体調によりいないときがある
  • 砂の美術館は徒歩でも行ける
  • リフトに乗るなら砂丘センターの駐車場へ
  • 人混みを避けたいなら午前早目の来訪を

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました。この記事が気に入っていただけましたら、はなはなの励みになりますので、ポチッとシェアしていただけると幸いです。

 

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