前回の記事の神倉神社と巨岩つながりでもう一つ行っておきたい神社が近くにあります。三重県熊野市にある花窟神社です。
どちらの神社も御神体は巨岩であり、花窟神社は「陰石」、和歌山県新宮市の神倉神社の御神体であるゴトビキ岩は「陽石」とされ、一対をなすとも言われています。
熊野における古来よりの自然信仰の姿を今日に伝えている花窟神社。日本書紀にも記されたこの神社の由緒を紐解いていきましょう。
アクセス、駐車場情報、観光案内、混雑状況など撮って来た写真でシェアします。少しでも皆さまの旅のお役に立てれば幸いです。
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目次
花窟神社について
花の窟神社 - Hananoiwaya Shrine / kawanet
日本書記に「 一書曰伊弉冉尊火神(いざなみのみこと)を生み給う時に灼(や)かれて神退去(さり) ましぬ 故(か)れ紀伊国 熊野の有馬村に葬(かく)しまつる 土俗(くにびと)此神の魂(みたま)を祭るには 花の時に花を以って祭る 又鼓 吹幡旗(つづみふえはた)を用て歌い舞いて祭る」とあります。
花の窟は、神々の母である伊弉冊尊(イザナミノミコト)が火神・軻遇突智尊(カグツチノミコト)を産み、灼かれて亡くなった後に葬られた御陵です。
花窟神社(花の窟神社)は日本書紀にも記されている日本最古の神社といわれており、花窟神社には神殿がなく、熊野灘に面した高さ45mの巨巌が伊弉冊尊の御神体とし、その下に玉石を敷きつめた祭場があります。
そして、その反対側に向かい合うように王子の窟と呼ばれる高さ12m程の岩があり、この岩が伊弉冊尊の御子である軻遇突智尊(カグツチノミコト)の御神体であることから王子の窟の名の由来とされている。
平成16年7月に花の窟を含む「紀伊山地の霊場と参詣道」が世界遺産に登録されました。
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花窟神社のアクセスと所要時間
中部・関東方面
東名阪自動車道 ⇒ 伊勢自動車道 ⇒ 紀勢自動車道 尾鷲北I.C ⇒ 国道42号 ⇒ 熊野尾鷲道路 尾鷲南I.C ~ 熊野大泊IC
※紀伊長島IC以南は無料区間です。
- 大泊I.Cより3.6km 5分
- 勢和多気J.C.Tより83.4km 1時間11分
- 名古屋西I.Cより185km 2時間13分
関西方面
奈良ルート(最短距離)
阪神高速⇒松原JCTで阪和自動車道経由
阪和自動車道 ⇒ [美原J.C.T] ⇒ 南阪奈自動車道 ⇒ [葛城I.C] ⇒ 大和高田バイパス ⇒ [小房交差点右折] ⇒ 国道169号線 ⇒ [土田交差点左折] ⇒ 国道370、169、309、156,42号線
- 葛城I.Cより 124km 2時間49分
和歌山ルート(紀勢自動車道)
紀勢自動車道 ⇒ すさみ南I.C ⇒ 県道36、国道42号線
- すさみ南I.Cより 85.7km 1時間46分
阪和自動車道 ⇒ 紀勢自動車道
- 泉佐野J.C.Tより 190km 3時間1分
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花窟神社の駐車場情報・混雑情報
道の駅「熊野・花の窟」
花窟神社の駐車場はありませんが、道の駅「熊野・花の窟」の駐車場が利用できます。
利用台数 30台
利用時間 24時間
利用料金 無料
※情報が変更されている場合もありますので、ご利用の際は必ず現地の表記をご確認ください。
道の駅情報
道路の案内板「世界遺産・花の窟」と大きく宣伝してあるのですが、道の駅としては駐車台数は少なめです。
平日は混雑もなく停めることは出来ますが、土日祝は満車になることもありますので停めるには運が必要です。
道路の反対側は七里御浜といって日本渚百選にも選ばれている美しい海岸です。天気が良ければ海岸まで行ってみてはいかがでしょう?
お綱茶屋
平成24年4月20日にオープンした木材を多く使用した温かみのある施設
営業時間
年中無休 10時~17時(季節により終了時間の変更あり)
食堂
地域特産品である古代米(イザナミ米)を使用した古代米入りうどん、古代米おにぎりの他、地域特産のさんま寿司やめはり寿司など。
物産販売
地域特産品を中心に取り揃え、古代米(イザナミ米)みたらし団子、お綱もちなど。
お土産
熊野産ひもの各種、地元野菜、みかん、みかんジュース、みかんジャム各種、熊野地鶏、地元産蒲鉾、那智黒石、熊野檜を使った工芸品、山野草、柿渋染め、藍染め、地元産のお菓子など。
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花窟神社の参拝情報
鎮座地
〒519-4325 三重県熊野市有馬町上地130
電話
0597-89-0100(熊野市観光協会)
御祭神
伊弉冊尊(イザナミノミコト)
軻遇突智尊(カグツチノミコト)
例大祭
2月2日、10月2日
御縄掛け神事(県指定無形民族文化財)
参拝時間
自由に参拝できるようです。
授与所
不明ですが拝受の関係で通常17:00くらいでしょう。
御朱印
花の窟神社・産田神社 各300円
所要時間
参拝のみ30分程度
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花窟神社の歩き方
鳥居と参道
道の駅を通り抜け道路の反対側、石鳥居から奥に進む参道が見えます。
参道は曲がっているため奥は見えませんが、森の中を進むような神秘的な雰囲気をかもし出しています。さすが日本書紀にも記されている日本最古の神社もうなずけます。
昭和23年4月10日天皇陛下が皇太子殿下の当時、熊野地方御見学の際、御立寄りされたとの事。
右に曲がった正面は参龍殿と名が付けられている。
手水舎と丸石
こじんまりとした小さな手水舎、しかし、隣には手水舎より大きい丸い石。「なんじゃこりゃ~」直径1mくらい、注連縄がかけてあります。
実はこの丸石はご神体である磐座がら落ちてきたと言われており、丸石に神様が鎮まっているというお話が伝わっています。
この丸石は触ってもいいそうで、ご利益を授かってみてはいかがでしょう。
参龍殿の右側は授与所、手前両側に狛犬が配置。
鳥居ではありません、屋根が付いてますので門でしょうか?
一礼して神聖なる場所に入っていきます。
本殿・拝殿はなく巨巌が御神体という古来の自然信仰である日本最古の神社とされています。
分かる人には分かるスピリチュアルな雰囲気を感じて下さい。
四角に囲まれて玉石が敷き詰められている場所は土足で踏み込んではいけません。お賽銭箱は手前にありますのでその外から参拝しましょう。
墓陵でもありますのでお供えを置きたい方は靴を脱いで玉石に上がります。
玉石を敷きつめてある伊弉冊尊(いざなみ)の墓所であり、季節の花を供え飾って尊を祀ったことから花窟と呼ばれるようになった。
高さ45mの巨巌が伊弉冊尊の御神体。
上を見上げれば年二回の例大祭で行われる御綱掛け神事による綱が二本張ってあった。
所々に穴の開いた巨巌は人の顔の様に見えたりもする。進撃の巨人のワンシーンであるかの如く、上からのぞき込んでいるようにも見える。
御網掛け神事とは?
イザナミの子である7つの自然神(風、海、木、草、火、土、水)を表す7本の綱を束ね、170メートルもの長い一本の綱を作ります。
その綱をイザナミのご神体である巨巌の上にある木に結びつけ、境内の南側にある神木の間に渡し七里御浜の海岸から引っ張り上げます。
磐座の前の綱には三神を意味する3つの旗縄や扇などをぶら下げます。
この3つの旗縄はイザナミが産んだ3人の神(太陽の神=天照大御神(アマテラス)、月の神=月読尊(ツクヨミノミコト)、破邪の神=素戔嗚尊(スサノオノミコト)、をそれぞれ表しています。
2月と10月の例大祭で執り行われますが、綱は切れずに残っている場合が多く、上の写真のように二本の綱が見られることがあり、「御綱」は自然に切れ落ちるまでは、故意に落とすことはないそうです。
伊弉冊尊の御葬所の反対側にある高さ12mの岩。こちらの岩は軻遇突智尊の御神体であり玉石を敷きつめた御葬所となる。
伊弉冊尊の御子であることから王子の窟と呼ばれている。
特に柵がある訳ではないので御神体の巨巌に触ろうと思えば触れます。いいのか、悪いのかの判断はわかりません。
手前の四角い箱は踏み台ではありませんので乗ってはいけませんよ。
巨巌には浸食された数々の穴があいており、この穴に祈願を込めた玉石を納めると願いが叶うと昔から言い伝えられているらしい。
しかし、・・・管理人が授与所で御朱印を拝受した巫女さんに聞いた所、
「誰が言いだしたのか観光客がみんなやるので困ってます」みたいな事をおっしゃってましたので、玉石を穴に納める言い伝えは定かではありません。
花窟神社の御朱印
御朱印は一人で拝受されていましたが、早朝の参拝であったため待ち時間は無しでした。
美しく、力強く、みごとな達筆であります。
摂社、産田神社の御朱印もここで拝受できますので先に拝受して産田神社に向かいます。
産田神社(うぶたじんじゃ)
車 1.9km 約6分
徒歩 1.7km 約23分
歩けない距離ではないですが、三重県は車社会なので車の方が便利がいいです。
正面鳥居の前に大きい参拝者用無料駐車場があります。やっぱり車の方が時間を有効的に使える気がします。
こじんまりとした神社で、鳥居から奥の本殿まで真っ直ぐな参道です。しかしながら由緒書を読むまでもなくただならぬ雰囲気。
鳥居の右側には何やら案内が・・・さんま寿司発祥の地だそうです。
郷土料理熊野さんま寿司が食べたくなった方は熊野サンマ寿司MAPで熊野地区⑰・⑱・⑲が近いです。
1匹450円~というお店もありなんとリーズナブルな事でしょう。「めはり寿司」といいこの地方は物価が安くてお得感が半端ないですね。
めはり寿司が食べたくなった方は、「熊野三山の始まりの地 熊野権現が降臨した神倉神社の凄さは石段にあった」で紹介しています。
参道の途中に案内板があるので目を通しておきましょう。
先ほど参拝した花の窟がお墓で、こちらが亡くなった場所。
陛下の記念植樹がさりげなくありました。天照大御神の母が亡くなった場所なので納得です。
この雰囲気なんともいえないたずまいを醸し出しています。
「国産み」「神産み」をしたといわれる伊弉冉尊(いざなみのみこと)、多くの神々の母でもありますが子供で一番有名なのは伊勢神宮・内宮の天照大御神でしょう。
産田神社は伊弉冉尊(いざなみのみこと)亡くなった場所であり、夫である伊弉諾尊(いざなぎのみこと)は妻に会いたい一心で黄泉の国まで行った、という伝説があります。
蘇りの聖地・熊野の中でも特にこの場所は「黄泉の国と接する場所」として一番のパワースポットといわれています。
下は玉石が敷かれてあり土足では本殿の近くまでは行けなくなっていますのでこの位置からの参拝です。
花窟神社に立ち寄った際には少し足をのばして産田神社のお参りもおすすめします。
熊野観光と世界遺産
鬼ヶ城(おにがじょう)
鬼ヶ城は三重県熊野市木本町にある海岸景勝地で国の名勝として登録されています。
2004年7月に、ユネスコの世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』の一部として登録。
1935年(昭和10年)に国の天然記念物に指定。日本百景に選定。
志摩半島から続くリアス式海岸の最南端で、伊勢から続く熊野古道(伊勢路)の厳しい峠道はここから以西は七里御浜のなだらかな砂浜の海岸が伸びている。
桓武天皇(737~806)の頃、この地に隠れて熊野の海を荒らし廻り、鬼と恐れられた海賊多娥丸(たがまる)を、天皇の命を受けた坂上田村麻呂(751~811)が征伐した。
その伝説に基づいて鬼の岩屋と呼ばれていましたが、後に鬼ヶ城といわれるようになりました。
熊野灘の荒波と海風蝕により削られた大小無数の洞窟が、地震による隆起によって大岸壁を形成しており約1km続いています。
「鬼ヶ城めぐり」といい特徴のある洞窟や岸壁を歩き名勝を楽しむコースが作られていますが、波風が強く危険な日には途中までしか通行できなくなっています。
鬼ヶ城センターのHP
所在地
〒519-4323 三重県熊野市木本町1835-7番地
TEL
0597-89-1502
駐車場
鬼ヶ城センター第1駐車場
普通車70台(24時間・無料)
売店
営業時間:9:00am~17:00pm(年中無休)
カフェ
営業時間:10:00am~14:00pm(平日)、10:00am~16:00pm(土日祝日)
レストラン
営業時間:11:00am~16:00pm(ラストオーダー15:00)
獅子岩(ししいわ)
獅子岩は三重県熊野市井戸町、鬼ヶ城南方井戸川の河口近く、国道42号の七里御浜沿いに存在する獅子の形をした岩山。
高さ約25メートル、周囲約210メートル。鬼ヶ城の海蝕洞などと同様、波の侵食によって形成されたものであり学術上価値が高い。
熊野灘に口を開いているように見えるのでフォトグラファー、SNSでインスタ映えするなど被写体としては人気があります。
昔から鬼ヶ城と獅子岩は南紀州の奇景としての2004年7月には、ユネスコの世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』の一部として登録された。
満月や太陽とのコラボ写真も見事です。
300年もの歴史を持つ熊野大花火大会では獅子岩をバックに花火とのコラボ写真が有名ですが、この写真を取るためには早朝からの場所取りなどかなり大変のようです。
獅子岩の楽しみ方
基本的には駐車場はありません。世界遺産の看板の前に1台停めるスペースがありますので写真を数枚撮るだけなら利用できます。
しかし、同じ敷地内の喫茶店と共同利用なのか?わかりませんが長時間の駐車をする場合は喫茶店を利用した方がいいでしょう。
海岸に降りるなど散策したい方は遠くに止めて歩いてくるしかありません。が、ご安心下さい。そこから先新宮方面に300mほど進むと海側に側道が設けてありそこに30台ほど停めることができます。
観光者用に浜に降りる階段も作ってあり、駐車禁止になっていませんので安心して獅子岩まで歩いて行けます。
七里御浜(しちりみはま)
七里御浜は三重県熊野市から紀宝町にかけて熊野灘に面した浜である。日本一長い約28kmにおよぶ砂利浜である。
日本の渚百選、日本の白砂青松百選、21世紀に残したい日本の自然百選の一つ。吉野熊野国立公園の一部。また、熊野古道伊勢路の一部でもある。
本州最南端で荒々しい黒潮は、潮流も早く海水浴には適しておらず遊泳禁止となっている。
紀宝町側の井田海岸には、産卵のためアカウミガメが上陸する。
毎年5月1日から9月30日までの間はウミガメの産卵、ふ化を保護する為、自動車やバイク等の海岸への乗り入れが規制されている。
道の駅 紀宝町ウミガメ公園
道の駅ですので食事、お土産、郷土の物産などはもちろんの事、ここの目玉は施設内にある「ウミガメハウス」です。
なぜここでウミガメなのか?というと、七里御浜の紀宝町井田海岸には、産卵のためアカウミガメが上陸するのです。
ここはウミガメ保護活動の拠点になっている施設ということで、飼育展示されています。
大きなプールで泳ぐウミガメに出会えるほか、資料館でウミガメのことを勉強したりもできます。
紀宝町ウミガメ公園 公式HP
道の駅紀宝町ウミガメ公園 メディア情報 https://t.co/44eVbItkHC
— 道の駅ウミガメ公園 公式ツイッター (@umigamekouen) 2018年8月24日
住所
〒519-5711 三重県南牟婁郡紀宝町井田568-7
電話
[食事・お土産についてのお問い合わせ先]
ウミガメ公園 0735-33-0300
[ウミガメ・イベントについてのお問い合わせ先]
ウミガメハウス 0735-32-3686
駐車場
普通車44台・大型車5台
営業時間(年中無休)
[物産館]
8:30~18:00(11~2月)
8:30~19:00(3~10月)
[1Fたこ焼きコーナー]10:00~18:00
[2Fレストラン(軽食コーナー)]8:30~17:00
[ウミガメハウス]9:00~18:00
アクセス
車 熊野大泊ICから約30分
公共交通機関 JR「熊野市駅」から「新宮駅」行バス30分「井田舞子」下車すぐ
丸山千枚田(まるやませんまいだ)
日本の棚田百選に選ばれた丸山千枚田は、三重県熊野市紀和町丸山地区にある白倉山(標高736m)の南西斜面を利用した棚田群です。
高低差160m(標高90-250m)の谷合に1,340枚の規模を誇る日本有数の棚田であり、その棚田景観は日本一とも称されています。
棚田オーナー制度
オーナーの条件
丸山千枚田を愛し保全活動に理解があり、地域住民をはじめとした地域の人々とのふれあいを大切にできる者。
オーナーの特典
- 体験できる農作業やイベント - 畦塗り体験・田植えの集い・虫おくり(伝統行事)草刈作業・案山子づくり教室・稲刈りの集い・畦そり体験。作業に参加できなくとも、保存会が管理するので、オーナーになることができる。
- 千枚田の新米10kgと地域の特産品 - 11月初旬頃届けられる
- 宿泊施設や温泉入浴の料金割引
- 機関誌「めはり」の配布(年3回)
- ふるさと公社特産品購入の際の割引
年会費
30,000円(丸山千枚田の景観維持と保全にあてられる)
募集期間
2月中旬-3月31日に翌年度のオーナー募集を行っている。オーナー登録期間は、4月1日から翌年3月31日までの1年間。
現在は毎年約100名を超えるオーナーが登録されており、稲作活動を通して交流と棚田保全活動が行われています。
丸山千枚田のオーナーになってみたい方はこちらよりどうぞ。
虫おくり
古くより行われてきた「虫おくり」、農薬がなかった時代に地域の子ども達が集まり行われた行事です。
松明と太鼓、鐘などを手に「虫おくり殿のお通りだい」という掛け声を上げながら千枚田の中を練り歩き、音で害虫を追い払っていたそうです。
この行事には、一粒でも多くの米を収穫したいという、素朴な農民の祈りが込められています。
毎年7月の上旬に行われますので興味のある方は是非。
丸山千枚田おすすめ時期
画像のように稲が伸びすぎるとあぜ道とのコントラストが無くなりオールグリーンの世界に。稲刈り後では晩秋で周りの紅葉はきれいかも知れませんが千枚田は土色でパットしません。
管理人のおすすめは、田植え前の水田に水が張ってある時期から、田植えが終わってまだ稲が短く水田の水面が見えている時期です。
この時期は太陽の光が水面に反射して、美しい水田の景色を見れるのです。天気が良ければ朝焼け、夕焼け時間はインスタ映えする美しい写真が撮れると思います。
以上を踏まえて管理人のオススメ時期は、ズバリ4月の中旬から7月中旬までです。
住所
〒519-5405 三重県熊野市紀和町丸山
電話
0597-89-4111(熊野観光協会)
展望所
5ヶ所(24時間)
各数台の駐車スペースしかありませんので合計でも20台くらいです。
※イベント時でない限りは訪問者は多くはありませんのでぐるっと回れば何処かに停めれると思います。
アクセス
- 花窟神社より 国道311号線 20.8km 36分
- 熊野速玉大社より 県道35 23.6km 36分
- 熊野本宮大社より 国道169、311号線 32.4km 42分
まとめ
蘇りの聖地、花窟神社のご案内はいかがでしたでしょうか?是非とも産田神社もお参りして日本神話の世界に浸って下さい。
その他熊野は見どころいっぱい、海のものは新鮮で美味しく楽しい旅になり再訪を誓いました。
現地に行って気になった事をまとめてみました。
- イザナミはアマテラスの母である。
- 産田神社は亡くなった場所、花窟神社はお墓。
- 御綱掛け神事は年2回、綱が切れずに2本見られたら縁起がいい。
- 鬼ヶ城の遊歩道は高波の時は通行止めになる。
- 獅子岩の駐車場はないので側道に停めるべし。
- 七里御浜の遠くまで続く砂浜は日本一の長さ。
- 紀宝町ウミガメ公園はウミガメを近くで見ることができる施設。
- 丸山千枚田は水田に水が入っている方がきれいでおすすめ。
- 熊野は海から山まで自然豊かな地形が街の近くにもあり、インスタ映えするスポットが多い。
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