世界遺産

今帰仁城跡のアクセス 駐車場 グスク一番の絶景から見どころを現地レポ

更新日:


沖縄の世界遺産9ヶ所の内、最後の一つになった今帰仁城のご案内です。

那覇空港からも一番遠くにあり沖縄最北部の世界遺産でなのでレンタカーと高速道路を使って行ってきました。

人気観光地の多い沖縄において、グスクでは首里城の次に観光客が多い事は以外に知られていません。

魅力の一つが万里の長城をほうふつとさせる長い城壁にあるのですが、その他にもさまざまな理由があるようです。

この記事では今帰仁城跡の魅力を探り人気の秘密を解き明かしていますので、限られた観光時間の中で行こうか行くまいか迷っているあなたのみちしるべになるでしょう。

アクセス、駐車場情報、観光案内、混雑状況など撮って来た写真でシェアします。皆さまの旅に少しでもお役に立てれば幸いです。

 

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今帰仁城跡(なきじんグスク)とは?

沖縄県北西部、沖縄県国頭郡今帰仁村に位置する城跡。

今帰仁城(なきじんじょう・なきじんグスク)、別名を北山城(ほくざんグスク)ともいい築城は13世紀までさかのぼるとされています。

琉球全体では300ほどあったグスクも14世紀には束ねる王が現れ、北部地域を北山(ほくざん)王、中部地域を中山(ちゅうざん)王、南部地域を南山(なんざん)王がそれぞれ支配しました。

北山王は今帰仁城を拠点に沖縄島の北部を中心に支配下とし、標高100mに張り巡らされた城壁は総延長1.5kmにもおよび万里の長城をほうふつとさせます。

城域は首里城に匹敵するもので、7つの郭からなる地形を生かした美しい城壁は見るものを納得させる沖縄屈指の名城です。

難攻不落の城として栄えおよそ100年続いた三つの王統があった三山鼎立の時代は、北山・中山・南山それぞれが中国と貿易をしていました。

しかし1416年に中山の尚巴志の巧妙な策略・戦略によって滅ぼされ、北山としての歴史の幕を閉じることになります。

後に南山を滅ぼした中山は三山を統一し首里城を拠点とした琉球王国を誕生させました。

2000年には、琉球王国のグスク及び関連遺産群として世界遺産にも登録。

2006年には”日本100名城”にも選定。

 

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今帰仁城跡のアクセス

那覇空港付近のレンタカー会社より


沖縄自動車道
「豊見城・名嘉地IC」から「西原JCT」で沖縄自動車道へ合流し「許田IC」まで

距離:所要時間
96.1km:約1時間45分

高速料金
980円(普通車)

パーキングアリア情報

中城PA(上り線・下り線)

場所:西原ICと北中城ICの間

売店営業時間:8:00~20:00

レストラン:あり

その他:海の見える展望台あり

 

伊芸SA(上り線・下り線)

場所:金武ICと屋嘉ICの間

売店営業時間:9:00~21:00

レストラン:金武湾(太平洋)を眺望できる小高い丘に立地し店内全席オーシャンビュー(上り線)

その他:海の見える展望台あり

 

高速道路の注意点

沖縄自動車道は那覇ICから許田ICまでですが、那覇空港とは直結していません。

那覇空港から那覇ICへは市内中心部を通る一般道ルートは一年を通して混雑・渋滞していますのでおすすめしません。

レンタカー会社が多く集まる那覇空港東南部からは、国道331号線の豊見城・名嘉地ICから那覇空港連絡道に入り西原JCTで沖縄自動車道に合流がおすすめ。

対面通行の連絡道は最高速度60km、沖縄自動車道は最高速度80kmで、覆面パトカーも多いので楽しい旅を過ごす為にも制限速度は必ず守りましょう。

※2021年3月まで沖縄道特別割引適用中(約3.5割引)

※全日、現金・ETC共に割引が適用されます。

 

道の駅「許田」

ず~っと街中や山間部を走ってきた沖縄自動車道の終点許田ICを降りると一気に海岸線が広がります。

許田ICを降りてすぐの国道58号線沿い、信号右折で駐車場へ。

沖縄県本島では最北端に位置する道の駅で、旅行者が選ぶ道の駅で全国1位に輝いた実績があります。

沖縄グルメ、ここでしか買えない特産品、お土産がいっぱいあり立ち寄って後悔しません。というか、ぜひ立ち寄っていただきたい道の駅です。

ここには美ら海水族館・今帰仁城跡・ナゴパイナップルパーク・OKINAWAフルーツランドなどの入場割引券が販売されています。

今帰仁城:大人400円⇒320円・小中学生300円⇒260円・小学生未満⇒無料

家族連れの場合は何ヶ所か購入でお土産代が浮くくらいのお得感があるので行きに立ち寄りましょう。

住所
〒905-0024
沖縄県名護市許田17-1

電話
0980-54-0880

営業時間
8:30~19:00

 

美ら海水族館より

関連記事 毎年沖縄で一番観光客が訪れています。「那覇空港から2時間の距離 美ら海水族館の行き方や注目の観光ポイントをまとめてみた

 

距離:所要時間=7.5km:約13分

タクシーで2,000円あればお釣りがくるきょりですね。

4人ならタクシーでのが早くて便利です。

 

古宇利島より

関連記事 古宇利島の海はほんときれいで、人によれば沖縄で一番というひともひるくらいです。自分の目で確かめたくないですか?「沖縄観光で外せない古宇利島 アクセス方法や人気の秘密をまとめてみた

 

距離:所要時間=14.5km:約20分

古宇利島観光へ行く人ならほぼレンタカーだと思いますので、美ら海水族館へ行く前に立ち寄りましょう

 

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今帰仁城跡の駐車場情報

今帰仁城跡には第1~第4駐車場と、大型バス専用の駐車場があり、レンタカーで来ても駐車場に困ることはありません。

なぜそんな大きい駐車場があるかというと、それは車で15分の場所に美ら海水族館、20分のところに古宇利島があるからなのです。

美ら海水族館は2017年度の年間来場者数は378万人を数え水族館では堂々の日本一に輝いており、近年人気上昇中の古宇利島は年間80万人でそれぞれから観光客の流入を見込んでいるからなのです。

沖縄の年間観光客数が1000万人弱なのでこの地域の人気の高さがわかると思います。

それでは駐車場をみていきましょう。

 

今帰仁城跡第1~4駐車場

チケット売り場のある今帰仁村グスク交流センター付近の第1・第2駐車場が便利です。

今帰仁村歴史文化センターは第2駐車場が一番近いですが、駐車台数が少ないのがネックです。

第1・第2が満車の場合は第3・第4駐車場にまわりますが、一番遠い第4駐車場からでも約350m歩けばチケット売り場に行けますので、駐車待ちの列が出来ているようであればスルーした方が早いかも知れません。

マップコード

 553 081 586*07

住所
〒905-0428
沖縄県国頭郡今帰仁村今泊5110

電話
0980-56-4400

駐車料金
無料

駐車台数
第1駐車場 43台

第2駐車場 16台

第1~第4合計約320台

※車椅子スペースは第1駐車場に3台分、第2駐車場に4台分あり

営業時間
通常期間(1~4、9~12月)
8:00~18:00

夏期延長期間(5~8月)
8:00~19:00

混雑状況
日曜日の方面で第1駐車場に停めれました。

車高制限
なし

※情報が変更されている場合もありますので、ご利用の際は必ず現地の表記をご確認ください。

 

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今帰仁城跡の観光情報

今帰仁村グスク交流センター

マップコード

 553 081 557*47

住所
〒905-0428
沖縄県国頭郡今帰仁村字今泊5101番地


0980-56-4400

営業時間
今帰仁城跡・今帰仁村歴史文化センター
(※両施設統一チケット)

通常期間(1~4、9~12月)
8:00~18:00(最終入場17:30)

夏期延長期間(5~8月)
8:00~19:00(最終入場18:30)

入場料金

個人 団体(10名以上)
大人 400円 320円
小中高生 300円 240円
小学生未満 無料 無料

定休日
年中無休

混雑状況
GW・お盆などハイシーズン以外は混雑しません。

所要時間
城跡内約40分

歴史文化センター15分(徒歩2分)

その他

  • 石段が多く城跡内は車椅子・ベビーカーでの観光はできません
  • リードをつけたペットの同伴可(フンの始末は確実に)
  • 城内にトイレはありません
  • 急な石段があるので歩きやすい靴推奨

ちょっとしたお土産売り場もあるので時間があればのぞいてみましょう。

 

今帰仁村歴史文化センター

今帰仁城・今帰仁村の歴史と文化を紹介する施設。

第2駐車場の目の前にあり、三階建てで城や村から発掘された出土品が数多く展示されています。

※今帰仁城跡と入場共通

※エレベーター付きバリアフリー

 

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今帰仁城跡の歩き方

忘れずにチケット購入

道の駅「許田」で前売り券を購入していない人は、今帰仁村グスク交流センターにあるチケット売り場で購入して行きましょう。

JAFの会員証を見せれば1グループ全員団体料金が適用されます。

 

城跡入口の矢印を方向に道路を横断して行きます。

交通量は多く有りませんが親子連れの方は注意しましょう。

 

渡った先に立体模型が展示してあるのでざっと位置関係を把握しておくと城の大きさがわかると思います。

ここから城内の観光時間は約40分くらいですよ。

渡ってから言うのもなんですが、ここから先にはトイレはありませんので、心配な人は今帰仁村グスク交流センター前にあるので済ませておきましょう。

 

広い外郭は無料

高さ2m前後の蛇行した低い城壁が数百メートルに渡り続いています。

残念ながら城壁の上は立入禁止です。

 

野球場がすっぽり入るくらい広い外郭の内側では、発掘調査で屋敷跡が確認されました。

現在も調査中の場所は赤い三角コーンが立っています。

 

今帰仁城を代表するこの景色、高さのある城壁で迫力のある記念撮影スポットです。

それにしてもすごい城壁だわ~こんだけ幅広い所で上から狙われたらいちころですね。

 

今帰仁城の築城は13世紀ともいわれ城壁も古生代石灰岩という硬く加工しずらい自然石を使用。

野面積みという初期の積み方で大小さまざまな石を加工せず積んでいきます。

戦火を免れた今帰仁城の城壁は多くが築城の時の姿を残しているのです。

グスクの特徴である城壁の外側に一定の間隔を開けて突出部と築くことによって、敵を斜め・横から攻撃できるようになっている。

きれいな曲線は黒部ダムのようでもあり強度も計算されている。

 

古宇利殿内と呼ばれる崇拝施設で平成22年に建て替えられました。

屋根があるので御嶽ではなく祠(ほこら)です。

古宇利島を向いており、島民が旧暦の8月に参拝に訪れるそうです。

 

今日は遠い所よく来たにゃ~

おいらはいつも今帰仁城をパトロールしている名もなき猫にゃ~

今日は暑かったから石の上がひんやり気持ちいいにゃ~

観光客がおいらと一緒に写真をとって行くけど、さわられてもめんどくさいから無視するにゃ~

 

さらに進むとサトウキビ一押しの「城の茶屋」があるのですが、まだ入場前なので民間のお店かな?

泡盛がお好きな人はいかがでしょうか?

夏場は石段で汗かきまくりですので自販機で飲み物を買って行きましょう。

 

ここから有料区間

ここでチケットの半券を切り取ってもらいます。

以前はここで入場券の販売を行っていたようですが、入場者の増加とともに現在はもぎり場所になっているようです。

帰りにここから徒歩2分の「今帰仁村歴史文化センター」に寄る予定の人は半券をなくさないように。

夏の暑い時期はここで涼んでいくと良いですが、中はあなどるなかれ、結構充実しており勉強になります。

 

平郎門(へいろうもん)

琉球国由来記に「北山王者、本門、平郎門ヲ守護ス」と記載されています。

高さのある大きな門であったことがわかりますが、当時の技術ではアーチ門は作れず大きな石がまっすぐ置かれています。

1900年初め頃には崩れており、現在の門は昭和37年の琉球政府時代に修復されました。

 

平郎門をくぐると真っ直ぐな石畳道と石段が続きます。

両側には濃いピンクの花を咲かせる寒緋桜(カンヒザクラ)が植樹されており、毎年1~2月には桜まつりが行われています。

 

大庭(ウーミャ)

石段を上りきった先は大庭(ウーミャ)と呼ばれ、政治・宗教儀式・行事等に利用された重要な広場がありました。

大庭を取り囲むように正面には正殿、右側が南殿、北側に北殿が配置。

 

大隈(ウーシミ)

戦時に備え馬を養い、城兵達の訓練した場所とされています。

また城外に抜けることのできる抜け穴があると伝えられています。

最も高い石垣が築かれた堅牢な城郭で、戦時には最前線の城壁です。

兵が移動して攻撃を行えるよう通路になっていますが、様残念ながら城郭の上は歩くことは出来ません。

 

御内原(ウーチバル)

大隈(ウーシミ)や東シナ海を見渡せる場所で、今帰仁城では一番眺望がいい場所です。

晴れた日には22km先の与論島を見ることが出来ます。

この場所は一説には城に仕えた女官が暮らしていた場所とも言われていますが、この見晴らしは現台風にいうとタワマンのペントハウスでしょうか?

 

ここからは古宇利島も見えます。

 

御内原には高さ1mほどの石垣で囲まれた城内で最も重要な御嶽がありました。

 

主郭(本丸)

主郭部分は1982年から4年間かけて発掘調査が行われ、その結果13世紀末頃から17世紀前期まで機能していた事がわかりました。

14~15世紀前期の今帰仁城が最も栄えた北山王の頃は中国との貿易も盛んに行われ、中国産の陶磁器が多量に出土しています。

 

15世紀前期の中山王に征服された後は、北部地域を統治し・謀反を監視する拠点として建て替えられました。

現在残っている礎石はその北山監守時代のものです。

 

今帰仁里主所火の神(なきじんさとぬしどころひのかみ)

主郭にある北山監守は世襲で引き継がれ一族の火の神が祀られています。と言っても沖縄県民以外はさっぱり???だと思います。

沖縄では長男が位牌を引き継ぐ時に火の神も一緒に引続のが習わしなのです。

火の神=「ヒヌカン」と言い、この神様は家の火(かまど)を司どる神であり、家を厄災から守り、家族の食事・健康を守ってくれる神。

現在でも琉球で残っている風習であり、いかに重要な神様であることがわかります。

ヒヌカンは北山監守が首里に引き上げてからもこの場所で地元の人々の拠り所となりずっと崇められてきたそうです。

現在の祠は戦後に改築されたもので、旧暦の8月には祭祀を行っており多くの参拝者が訪れています。

 

志慶真城郭(しげまじょうかく)

主郭の一番奥の城壁から下っていきます。

 

城内でもっとも東に位置する郭で、主郭からは観光用の階段でつながれていますが発掘調査で通路が確認されています。

いづれはこの階段も石積みに変わるかも知れません。

 

ここには城主に仕えた身近な人々が住んだと考えられており、発掘調査によって4つの建物があったことが分かっています。

その大きさは6m×6m・4m×5m程度の規模で、中に炉跡が見つかっています。

 

志慶真城郭の外側は志慶真川が流れ渓谷を利用した天然の要塞でした。

しかし南側に外との通用門(志慶真門)があり、難攻不落とされた今帰仁城もここから密かに侵入した敵によって滅ぼされたと言われている。

 

築城年代も古く野面積みであることから主郭の真ん中あたりの城壁が大きく崩れています。

観光客が多い時に階段側に崩れたら大惨事になってしまうかも知れません。

 

首里城に匹敵する城郭面積はなかなか見どころはありましたし、首里城よりも景色は良かったです。

 

今帰仁グスク桜まつり

例年1月後半~2月初旬、本土よりも2ヶ月ほど早く沖縄では桜の季節になり、今年は2019年1月26日(土)~2月11日(月)でした。

地元の人や観光客で日中からかなり賑わいますが、夜は城跡と桜のライトアップが行われ、よりいっそう幻想的な雰囲気に包まれます。

この時期沖縄を訪れる方は立ち寄り先にセレクトしてみても記憶に残る旅になる事でしょう。

今帰仁城跡のご案内はいかがでしたでしょうか?現地に行って気になった事をまとめてみました。

 

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まとめ

  • この地域の三種の神器、美ら海水族館・古宇利島・今帰仁城跡は必ず行くべし
  • 道の駅許田は割引券を買いに立ち寄ろう
  • 駐車場はかなり大きいので通常時は余裕で停めれる
  • チケットもぎりの半券は今帰仁村歴史文化センターの為に捨てないで
  • 万里の長城のような城壁だが城壁の上は歩けない
  • 東シナ海や古宇利島がみえる景色は感動モノ
  • 桜の季節は本土より2ヶ月早い1月下旬から
  • 那覇まで帰るのが大変ならこの辺りか名護で宿を取ろう

 

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました。この記事が気に入っていただけましたら、はなはなの励みになりますので、ポチッとシェアしていただけると幸いです。

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