旅行中にスマホのバッテリー切れで写真・動画が撮れなくて困った事はありませんか?
それだけでなく、待ち合わせで連絡がとれないと迷子になる可能性もあります。
旅行前夜にバタバタ準備はいつものこと、肝心のスマホの充電忘れてた~なんて事がないように心がけたいものです。
今やもしもの時でも充電できるモバイルバッテリーは、スマホユーザーなら1つは持っていたいアイテムになっています。
まして旅行なら絶対に忘れてはいけないアイテムといってもいいでしょう。
しかしまだ1個も持っていないから買っておこう、今度旅行に行くから買っておこうと思っても、数ある中から1つを選ぶのは迷ってしまいます。
この記事では、旅行・撮影用に何個もモバイルバッテリーを持っていくはなはなが以下の内容でまとめています。
- 旅行にはコンセント付きがおすすめ
- コンセント付きモバイルバッテリーのメリット・デメリット
- コンセント付きモバイルバッテリーの選び方
- 旅行に持っていきたいコンセント付きモバイルバッテリー5選
モバイルバッテリーは、1個持って行くだけでスマートホンの電池切れを気にせず旅行を楽しめるメリットをもたらします。
最近は高性能でコンパクトで持ち運びも楽な商品が続々登場していますので買うなら今でしょ!!
あなたもこの記事を参考に、旅行に役立つコンセント付きモバイルバッテリーを1つ選んでみてください。
目次
コンセント付きモバイルバッテリーとは?
モバイルバッテリーはスマートホンだけでなく、タブレット・カメラ・モバイルWi-Fiルーター・ハンディファン・電子タバコなどの充電にも利用可能です。
専用ケーブルを接続すればすぐに使うことができますが、肝心のモバイルバッテリーが充電されてないと「やっちまったな~!!」なんて事も。
スマートホンと同様に、モバイルバッテリーのフル充電も忘れないように行うことが重要なのですが、モバイルバッテリーの充電にはコンセントアダプターと専用ケーブルが必要です。
またわかりにくいのが、モバイルバッテリー本体を充電する差込口とスマートホンなどを充電する差込口が異なる場合があるので、ケーブルもそれぞれ別に必要になるという事です。
そんなめんどうな事を一気に片付けてくれるのがコンセントプラグの付いたモバイルバッテリーで、コンセントに挿すだけで充電でき荷物を減らせるので旅行用に人気です。
メリット・デメリット
それでは今人気のコンセント付きのモバイルバッテリーのメリット・デメリットを見ていきましょう。
メリット
AC(コンセント)アダプター・充電ケーブル(モバイルバッテリー充電用)を持っていく必要がない
コンセントに挿したままモバイルバッテリーとスマートホンの充電ができる
パススルー機能とは?
旅先では1ヶ所のコンセントからモバイルバッテリーに充電しながら、スマートホンにも充電できる「パススルー機能」のあるものを選ぶと手間がかかりません。
コンセントにモバイルバッテリーとスマートホンを接続しておけば、朝には両方のフル充電になっているので便利です。
デメリット
同じ大きさでもコンセントプラグのスペース分だけリチウムイオン電池の容量が少ない
コンセントプラグの幅があるので薄型モデルが少ない
急速充電器と間違えやすいので注意
上の2つはコンセントプラグ付きで形が似ていますが、どちらがモバイルバッテリーかわかりますか?
正解は
Anker PowerCore Fusion 5000:コンセントプラグ付き急速充電器+モバイルバッテリー(単体で充電可能)
Anker PowerPort 2 Elite:コンセントプラグ付き急速充電器(コンセントに挿さないと充電不可)
リチウムバッテリーが搭載されている「Anker PowerCore Fusion 5000」よりも、ひとまわり小型な「Anker PowerPort 2 Elite」は実物を見ればモバイルバッテリーだったら頼りないと感じるので判断がつきますが、画像だけではなかなか判断がつきませんね。
特にAnkerのような大手メーカーは製品の数も多く、この他にも似たような商品が多いので、購入前に製品の種類・スペック・サイズを見ておきましょう。
モバイルバッテリーのみでは本体の充電ができないので、どうしてもコンセント付きの充電器が必要になってきます。
しかし、旅行ならコンセント付きモバイルバッテリーを一つ持って行くだけでいいのです。
コンセント付きモバイルバッテリーの選び方
モバイルバッテリーで重視するのはバッテリー容量と製品サイズです。
それと同じくらい重要なのが、自分のスマートホンのバッテリー容量を知ることです。
いいかえれば、モバイルバッテリーフル充電で自分のスマートホンが何回充電できるかを知っておくことが重要なのです。
それにより、自分のスマホでの使い方によっては無駄に大きな容量の高価なものを買う必要もなくなり、よりコンパクトでポケットに入れても持ち運びしやすいものを買うことができます。
しかし動画をいっぱい撮ったり、アプリ・ゲームを一日中動かしている人は余裕を持って容量の大きいものを選ぶ必要があるでしょう。
それでは具体的にバッテリー容量がどれくらいあればいいのか見てみましょう。
バッテリー容量・サイズ
モバイルバッテリーの容量は、満充電100%の状態から0%になるまでの放電容量(放電される電気量)mAh(ミリ・アンペア・アワー)とういう単位で表示され、mAhの数値が大きければそれだけ多く充電できるということになります。
各メーカーとも5,000mAh~25,000mAhくらいの商品が主力になっており、この数値は今まで発売されていいるスマートホンなら約1回~5回程度充電できます。
しかし近年発売されている高性能な5Gスマートホンは、バッテリー容量の大きいものが搭載されており電池切れが起こりにくくはなっていますが、それを使っている人は本体のバッテリー容量を確認しておかないと、1回しか充電できなかったなんて事もあるので注意が必要です。
コンセント付きモバイルバッテリーは、コンセントに挿すために大型の製品は出ておらず5,000~15,000mAhが主力商品になっています。
1日に何回充電が必要か?
ナポレオンが「孫子」を座右の書にしたのは有名ですが、孫子の故事に「彼を知り己を知れば百戦殆からず」というのがあります。
まずは己を知る事からということで、自分のスマートホンのバッテリー容量とフル充電回数を確認してみましょう。
充電にはロスが生じる
充電には電圧変換などのロスも生じますので、記載容量の6~8割程度しか充電できないと考えておきましょう。
難しい話なので簡単に説明すると電流がケーブルに入るときと出るときの2回変換ロスが生じます。
製品によって変換ロスの大小がありますが、どのモバイルバッテリーを使ってもこの問題は避けられないのでそういうものだと思うしかありません。
例えば容量2,500mAhのスマートホンで5,000mAhのモバイルバッテリーを購入してもで2回フル充電はできないということです。
iPhoneのバッテリー容量と充電回数
機種 | バッテリー容量 | フル充電回数 |
iPhone12 Pro Max | 3,687mAh | 0.9回 |
iPhone12・iPhone12 Pro | 2,815mAh | 1.2回 |
iPhone12 mini | 2,227mAh | 1.6回 |
iPhone11 Pro Max | 3,969mAh | 0.8回 |
iPhone XS Max | 3,174mAh | 1.1回 |
iPhone11 | 3,110mAh | 1.1回 |
iPhone11 Pro | 3046mAh | 1.1回 |
iPhone XR | 2,942mAh | 1.1回 |
iPhone X | 2,716mAh | 1.2回 |
iPhone 8 Plus | 2,675mAh | 1.3回 |
iPhoneXs | 2,658mAh | 1.3回 |
iPhone 8 | 1,821mAh | 1.9回 |
※5000mAh変換ロス30%(3500mAh)で試算しました。
iPhoneの一般的なバッテリー容量は3,000~3,500mAhですので、5,000mAhのモバイルバッテリーなら1回はフル充電できることになります。
iPhoneで一番大きいのがiPhone11 Pro Maxの3,969mAhですのこの機種を使っているなら10000mAhクラスの容量を考えましょう。
Android機のバッテリー容量と充電回数
機種 | バッテリー容量 | フル充電回数 |
Redmi 9T | 6,000mAh | 0.5回 |
Redmi Note 10 Pro | 5,020mAh | 0.7回 |
AQUOS R6 | 5,000mAh | 0.7回 |
Galaxy S21 Ultra 5G | 5,000mAh | 0.7回 |
AQUOS sense5G・sense4 | 4,570mAh | 0.7回 |
Xperia 10 III・1 III・Ace II | 4,500mAh | 0.7回 |
Google Pixel 5 | 4,080mAh | 0.8回 |
FUJITSU arrows 5G | 4,070mAh | 0.8回 |
Xperia 5 II | 4,021mAh | 0.8回 |
OPPO Reno5 A | 4,000mAh | 0.8回 |
Galaxy S20 | 4,000mAh | 0.8回 |
Google Pixel 4a | 3,140mAh | 1.1回 |
※5000mAh変換ロス30%(3500mAh)で試算しました。
Androidの最新機種は4,500mAhオーバーがざらにあり、Redmi 9Tはなんとモバイルバッテリーよりも大きい6,000mAhのバッテリーを搭載しています。
Androidユーザーの人は10,000mAhクラス以上の大きめのモバイルバッテリーの方がいいでしょう。
ポート数と種類
ポートとは充電口のことでポート数は何本充電ケーブルを挿せる数ということになります。
通常のモバイルバッテリーはポートのうちの一つは本体を充電するためのもので、スマートホンなどのデバイスを充電するポートはそれ以外ということになります。
しかし、コンセント付きモバイルバッテリーは、本体はコンセントプラグから充電できるため、ポート全てはデバイスの充電に使うことができます。
通常のポートはUSB-A(USB Type-A・見慣れたUSB)が1~2ポートですが、大型の大容量になると2~4ポートあり同時に充電できる機器が増えます。
近年はUSB-C(USB Type-C)という楕円の裏表のないどちらからも挿せるポートが装備されているものがあります。
iPhone・Androidの最新機種はUSB-Cに変わってきていますので、スマホを新しいものに機種変更する予定のある人はUSB-Cのポートがあるものを選んでおくといいでしょう。
急速充電(USB-PD)
スマートホンに急速充電したいなら充電口がUSB-Cだけでなく、USB-PD対応のモバイルバッテリー・充電ケーブルを選ばなくてはいけません。
しかし、Quick Charge(QC)・PowerIQといったメーカー独自の規格があり、接続デバイスを検知して最適な電流を流してくれるシステムが装備されているものを選んでおけば、急速まではいきませんが常に最速の充電をしてくれますので通常充電であればそれほど気にしなくても大丈夫です。
注意することはポート数が多くても合計出力が決まっている場合が多く、1つ挿した場合と2つ挿した場合では充電速度に差が出るものもありますので、最低でも1ポートあたり2A以上の出力があれば充電に支障が起きることはありません。
PSEマークがあれば安全(電気用品安全法)
「電気用品を製造または輸入を行う事業者は、法に定められた手続き等の義務を履行し、電気用品にPSEマークを表示しなければなりません」と法律で決められています。
コンセントやACアダブターなど高い安全性が求められる品目には「菱型のPSEマーク」が、それ以外の電気製品(モバイルバッテリーなど)には「丸型のPSEマーク」が付いています。
よほど小さい商品でない限り本体に上記PSEマークが表記され、付いてない場合は違法に製造・輸入された粗悪品で大変危険ですので使用してはいけません。
この記事で紹介しているモバイルバッテリーは全てPSEマークが付いていますのでご安心下さい。
旅行に持っていきたいコンセント付きモバイルバッテリー5選
❶Anker PowerCore Fusion 5000(5000mAh)
メーカー | Anker |
製品サイズ | 7×7.2×3.1cm |
重量 | 189g |
バッテリー容量 |
5,000mAh LED三段階残量表示 |
搭載USB・ポート数 | USB-A×2・MicroUSB |
出力 | 15W(2ポート合計) |
充電機能 |
PowerIQ搭載 2台同時充電可能 AC使用時最大2.1A モバイルバッテリー使用時最大3A |
充電回数(iPhone12) | 1回以上 |
カラーバリエーション |
3色 ブラック・ホワイト・レッド |
付属品 |
Micro USBケーブル(0.6m) トラベルポーチ |
備考 |
PSE認証済 世界各国の電圧(AC 100~240V)に対応 USB-PD(急速充電)対応の Anker PowerCore III Fusion 5000はamazon.co.jpまで。 |
おすすめポイント
- Ankerのエントリーモデルでコスパ抜群
- コンセント付きでは最小で持ち歩きやすい
- パススルー機能で手間いらず充電
- 正規販売店からの注文に限り18ヶ月保証
❷KYOKA モバイルバッテリー PD対応 2ケーブル内蔵(9600mAh)
メーカー | KYOWA |
製品サイズ | 9.0×7.0×2.5cm |
重量 | 248g |
バッテリー容量 |
9,600mAh LED4段階残量表示 |
搭載USB・ポート数 |
USB-A×1・USB-C×1 内蔵ケーブル×2(USB-C・Lightning) |
出力 | 18W |
充電機能 |
USB-PD対応18W USB-A QC3.0対応15W |
充電回数(iPhone12) | 2回以上 |
カラーバリエーション | ブラック |
付属品 |
MicroUSB充電ケーブル 収納ポーチ |
備考 |
LED懐中電灯機能 AC入力:100~240V PSE認証済 |
おすすめポイント
- 2つのケーブル(USB-C・Lightning)と2ポートで同時に4台のスマホに充電可能
- PD対応のUSB-CとQC対応のUSB-A搭載のため2台を同時に急速充電可能
- 世界各国の電圧(AC 100~240V)に対応で海外旅行もOK
❸OMKUY モバイルバッテリー 3ケーブル内蔵(10000mAh)
メーカー | OMKUY |
製品サイズ | 16.0×7.5×1.3cm |
重量 | 240g |
バッテリー容量 |
10,000mAh LED4段階残量表示 |
搭載USB・ポート数 |
USB-A×1 内蔵ケーブル×3(USB-C・MicroUSB・Lightning) |
出力 | 10.5W |
充電機能 | 最大2.1A |
充電回数(iPhone12) | 2回以上 |
カラーバリエーション |
2色 ブラック・ホワイト |
付属品 | なし |
備考 |
AC入力 100~240V PSE認証済み |
おすすめポイント
- 同時に4台の機器に給電可能
- コンセント内臓で厚さが1.3cmしかない
- 世界各国の電圧(AC 100~240V)に対応で海外旅行もOK
❹Anker PowerCore Fusion 10000 (9700mAh)
メーカー | Anker(アンカー) |
製品サイズ | 8.2×8.2×3.5cm |
重量 | 278g |
バッテリー容量 | 9,700mAh |
搭載USB・ポート数 | USB-A×1・USB-C×1 |
最大出力 |
20W(USB-C単体充電時) 15W (2ポート同時充電時) |
充電機能 |
PowerIQ 3.0 USB-A:5V・2.4A USB-C:5V・3A |
充電回数(iPhone12) | 2回以上 |
カラーバリエーション |
3色 ブラック・ホワイト・レッド |
付属品 |
USB-A & USB-C ケーブル トラベルポーチ |
備考 |
AC入力 100~240V PSE認証済 |
おすすめポイント
- Anker PowerCore Fusionシリーズの最上位モデル
- 高級感のあるボディで満足度が高い
- 世界各国の電圧(AC 100~240V)に対応で海外旅行もOK
- 正規販売店からの注文に限り18ヶ月保証
❺ARSZHORSVS モバイルバッテリー PD対応 2ケーブル内蔵 ワイヤレス充電 (10000mAh)
メーカー | ARSZHORSVS |
製品サイズ | 8.4 x 8.4 x 2.86 cm |
重量 | 340g |
バッテリー容量 | 10,000mAh |
搭載USB・ポート数 |
USB-C×1・USB-A×1 ケーブル×2(USB-C・Lightning) |
合計出力 |
22.5W(単独使用時) 15Wワイヤレス充電 |
充電機能 |
PD3.0・QC3.0 USB-C(PD):5V/3A・9V/2A・12V/1.5A |
充電回数(iPhone13) | 2.3回以上 |
カラーバリエーション | ブラック |
付属品 | なし |
備考 |
AC入力 100~240V PSE認証済 |
おすすめポイント
- 2本の内蔵ケーブルと2ポートとワイヤレスで最大5台の同時充電可能
- 容量がコンセント付きでは最大級の15,000mAh(大きさ要確認)
- バッテリー残量が1%刻みで表示され一目で分かる
- 世界各国の電圧(AC 100~240V)に対応で海外旅行もOK
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モバイルバッテリーというと少々高いイメージがあるかも知れませんが、以外にお値打ちな商品も多いのです。
購入を考えている人は1つお試しで使ってみると、そのお手軽さ・便利さに手放せなくなること間違いありません。
今回ご紹介した商品はランキングでも上位の売れ筋商品ばかりですので、あなたのお気に入りの1台を見つけてくださいね。
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まとめ
旅行には必ず持っていくモバイルバッテリーですが、コンセント付きのを買ってからは使い勝手がいいのでそればかりヘビロテしています。
充電はスマホだけではないのでモバイルバッテリーをいくつも持っていきますが、ホテルのコンセントに挿すだけで充電できるので何本もケーブルを持って行かなくていいので助かります。
モバイルバッテリーはケーブルさえ合えば、コンデジ・ワイヤレスイヤホン・タブレット・電子タバコやノートパソコンにも充電でき、はなはなは夏場はハンディーファンや首掛け扇風機にも使っています。
マイカーやレンタカーでのドライブ旅行ならシガーチャジャーからも充電できるので5000mAhあれば十分です。
電車・バスの旅行で朝から外で動き回るなら、1日2回はフル充電したいので10,000mAhは欲しいでしょう。
余り大きいバッテリーは持ち歩きたくない人は5000mAh×2という手もあります。
まだ1個も持ってない人や旅行用に1個買っておこうと思っている人は、コンセント付きモバイルバッテリーを選んでみてください。
せっかく高性能なモバイルバッテリーを購入しても充電ケーブルが対応していなければ急速充電は行われませんので、以下の記事を参考にしてくださいね。
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