馬籠宿(まごめじゅく)は江戸時代に整備された中山道の宿場町です。
中山道43番目の宿場で、木曽路と呼ばれる木曽11宿中では最南端に位置しています。
JR中津川駅から約8.5kmと近く路線バスも出ていますが、岐阜県と長野県の県境に位置する山間ため多くの観光客は車で訪れています。
また隣の妻籠宿とセットで観光する人も多く、なにかと車で来た方がスムーズに観光できるのも事実です。
中津川ICから13kmと近いので、もちろんはなはなもドライブ観光を推奨ですよ。
この記事では、馬籠宿に何回も行っているはなはなが、以下の内容でまとめています。
- 馬籠宿のアクセスはいいの?
- 無料駐車場はあるの?
- みんな車で来るようだけど駐車場はいっぱいある?
- 混雑具合が気になるけど駐車場の場所や大きさはどれくらい?
- どこに停めれば観光しやすいの? おすすめは?
撮ってきた写真でシェアしますので、岐阜観光のスケジュールにお役立ていただければ幸いです。
土日祝や行楽シーズンにお出かけ予定の人はぜひ参考にしてみてください。
スポンサーリンク
馬籠宿の観光情報
江戸時代初期に開通した京都と江戸を結ぶ中山道の宿場「馬籠宿(まごめじゅく)」
石畳の両側には当時を思わせる民家が立ち並び、ノスタルジーな世界へといざないます。
また文豪「島崎藤村」の生家も資料館として馬籠の歴史を伝えます。
馬籠宿基本情報
馬籠宿 | |
178 383 703*41 | |
住所 | 〒508-0502 岐阜県中津川市馬籠4300-1 |
お問い合わせ | 0573-69-2336(馬籠観光協会) |
観光時間 |
※夜間はライトアップしていません |
定休日 | 店舗営業は不定休 |
駐車場 | 無料駐車場数か所あり |
観光所要時間 | 約1~2時間 |
備考 |
|
公式サイト | 馬籠観光協会 |
スポンサーリンク
馬籠宿の駐車場情報
馬籠宿の駐車場は一部を除き普通車・大型車とも無料になっています。
また、入り口にも柵はなく基本的には24時間開放なので、遠方より「夜明け前」到着組には助かりますね。
※一部の民間駐車場場は店舗利用がないと有料の場合あり
大型観光バスは駐車できる場所が限られていますが、普通車に関してはできるだけ近いところに停めたほうが歩く距離が少なくなるので観光がスムーズです。
馬籠宿は峠にある坂になっている宿場町で、駐車場の集まっている場所は馬籠宿の下入口付近・上入口付近・臨時駐車場の3ヶ所に分かれています。
どこの駐車場に停めても馬籠宿の約600mを下から上まで、またはその逆を歩くので同じなのですが、観光の観点からは下入口が人気です。
しかし展望台は上入口が近いので、高齢者で下から上まで歩いて登れないが展望台は行きたいなどの場合は上入口駐車場に停めるといいでしょう。
混雑が激しい日以外や平日は、好きな駐車場に停めることができますので駐車場で困ることはないでしょう。
混雑が激しい日
- 5月のゴールデンウィーク
- 8月のお盆
- 9月のシルバーウィーク
- 10月の紅葉シーズン(土日祝)
下入口周辺の駐車場
- 中津川ICから来ると先に下入口に着く
- 大きいお土産屋さんが集まっているので観光の終わりにまとめて購入できる
- がんばって上の展望台まで上がっていった時の感動がある
- 先に登って帰りは下った方が気分的に疲れが少ない
- 駐車場のキャパが大きいので駐車しやすい
上入口周辺の駐車場
- 妻籠宿から来ると先に上入口着く
- 展望台が近いので楽だが感動が少ない?
- 駐車場が小さいので穴場的で空いていて停めやすい
- 下入口の駐車場が満車でも上入口の駐車場は空いている場合がある
- 下の土産売り場で買ったお土産を上まで持って上がらなければいけない
臨時駐車場
- 他の駐車場が満車でも無料で停められる
- 下入口まで約500mほど歩かなければいけない
はなはなはも紅葉や栗きんとん目当てに秋になると行きたくなりますが、待ってでも下入口の駐車場に停めます。
その理由は、観光の最後に毎回お土産屋さんで何だかんだ買い込むので上まで持って上がるなんて無理だからですw
スポンサーリンク
馬籠宿駐車場リスト・MAP
駐車場の集まっている場所を地図でおさらいしてみましょう。
- 下入口周辺
- 上入口周辺
- 臨時駐車場
の三ヶ所です。
下入口周辺駐車場
①A-1(無料)
②A-2(無料)
③A-3 坂扇屋(500円)
上入口周辺駐車場
④B-1(無料)
⑤B-2(無料)
⑥B-3(500円)
⑦B-4(無料)
⑧B-5(無料)
⑨B-6(無料)
⑩B-7(無料)
臨時駐車場(無料)
⑪島田公園 駐車場
⑫C-1
⑬C-2
⑭C-3
※③A-3 坂扇屋(500円)・⑥B-3(500円)は有料なので注意しましょうね
スポンサーリンク
下入口周辺の駐車場
①A-1(無料)
便利な下入口にあって馬籠最大の駐車場で無料という三拍子そろった駐車場です。
もちろん1番人気の駐車場なので、土日祝は早い時間に満車になります。
民間駐車場なのに駐車料金無料ってありがたいですよね。
五平餅やソフトクリームなども楽しめ、お土産屋さん併設なので帰りに立ち寄って行きましょう。
②A-2(無料)
下入口の近くにある駐車場で、中津川ICから来るとA-1の手前にあります。
空いていたら即停めてもいいですね。
③A-3 坂扇屋(500円)
駐車台数の多い店舗併設の民間駐車場で1回500円かかりますが、店内で飲食やお土産購入で返金というサービスがあります。
無料駐車場がどこも開いてないくらいの混雑日は、ここの駐車場も満車になりますので停めた場合は店舗利用で駐車料金を無料にしましょう。
また、初めからここでお昼食べる予定なら利用してもいいでしょう。
※コロナ禍で営業時間や駐車ルールが変更になっている場合もありますので現地確認をお願いします。
上入口周辺の駐車場
④B-1(無料)
下入口の駐車場が満車ならさっと上入口に向かった方が早いです。
B-1は上入口では一番キャパが大きいので人気の駐車場になっています。
上入口の駐車場は土日祝でも空いているところがあるので、何回も来ている人は初めから上入口付近の駐車場を狙う人もいます。
⑤B-2(無料)
上入口の駐車場は、隣の妻籠宿から来る場合のルート上にあるので、土日祝は下入口に行く前に空いてれば停めてしまう手もあります。
B-2は道路沿いに12台分しか駐車スペースがないので、空きがあれば即停めしましょう。
⑥B-3(500円)
B-3はB-2の反対側にありバスの駐車場兼用です。
上入口の駐車場で唯一有料(500円)なので注意しましょう。
⑦B-4(無料)
B-4は上入口を通り越して下ったところにあり、8台分くらいしか停めれません。
⑧B-5(無料)
B-5は上入口よりもさらに上にある駐車場で、展望台に行くならこの上にあるB-6・7の方が近いです。
⑨B-6(無料)・⑦B-7(無料)
B-5・6・7は坂を登ったとろろにある一番上の駐車場で、展望台はこの駐車場が一番近いです。
臨時駐車場(無料)
⑩島田公園駐車場・⑪C-1・⑫C-2・⑬C-3
混雑日にはC-2馬籠ふれあい広場や島田公園駐車場も無料開放されます。
スポンサーリンク
馬籠宿のアクセス
中央自動車道 中津川ICから
距離:所要時間=13.1km:約25分
中津川ICを出て国道19号線を木曽方面へ約7.5km行ったところにある沖田交差点を右折して県道7号に入ります。
途中に落合の石畳があるので時間のある人はちょっと寄ってもいいと思います。
そのまま県道7号をまっすぐ進めば馬籠宿下入口に着きます。
妻籠宿から
妻籠宿は歴史的建物が多く残っており観光地化している馬籠宿とは逆の楽しみ方ができます。
朝・夕の人の少ない時にゆっくり歩くと、歴史情緒あふれる古い街並みでタイムスリップ気分に。
距離:所要時間=9.9km:約17分
妻籠宿からは約10kmで車なら15分で行けるのでセットで観光する人が多いです。
中津川IC起点なら手前にある馬籠宿から観光した方がスムーズですが、逆に帰りの事を考えて遠くにある妻籠宿からを先に観光してもいいでしょう。
旧中山道 落合の石畳はおすすめ
国道19号線から沖田交差点を右折して県道7号を400mほど進むと馬籠左の看板が見えます。
直進しても馬籠宿に着きますが、せっかくですから左折して落合の石畳にも寄ってみましょう。
寄り道というほど遠回りではないので、一粒で二度おいしい的なちょっと得した気分です。
京都からみて馬籠の一つ手前の落合宿は、全長840mにも及ぶ石畳が往年の面影を見せ国指定史跡になっています。
そのうち70mは当時のまま残っており「落合の石畳」と呼ばれています。
江戸時代の石畳が残るのは、東海道の箱根と中山道の落合の2ヶ所のみといわれています。
どことなく熊野古道のようないい雰囲気がありますね。
観光客も少なくタイムスリップしちゃいそうです。
馬籠から歩いてくるのは大変ですが車ならすぐなのでぜひどうぞ。
まとめ:おすすめは下入口の駐車場
- 馬籠宿の駐車場はほとんどが無料で駐車できる。
- 自分の観光スタイルで下入口か上入口か決めよう
- 下入口周辺が人気で混みやすいが、平日はどこの駐車場も選び放題
- 土日祝の駐車場はキャパは十分あるが下入口周辺は時間によって駐車場待ちが発生
- 行楽シーズン(GW・お盆・紅葉)は臨時駐車場が開くので駐車場に困ることはない
- 12月~3月ごろまでは積雪がある場合がありスタッドレスタイヤ推奨
ここに限ったことではありませんが、人気観光地に行く場合は時間に余裕を持って安全運転で行きましょうね。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。この記事が気に入っていただけましたら、はなはなの励みになりますので、ポチッとシェアしていただけると幸いです。
スポンサーリンク