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神社仏閣

大神神社のパワースポット 神宿る三輪山を祀る最古の神社の参拝方法

更新日:


大神神社(三輪明神)は神の宿る山である三輪山をお祀りする神社です。その神聖さから登拝は禁足地の山として入山が厳しく制限されてきた経緯があります。

TV番組でスピリチュアルカウンセラーの江原氏により、日本で5本の指に入るパワースポットであると紹介され一気に全国区に躍り出ました。

三輪山には一度は登拝したいと訪れる人が後をたたず不思議体験をされる方も多いそうですが、山中で起こったことは他言厳禁だそうです。

ネットには「呼ばれないと登れない三輪山」などと書かれていますが、スピリチュアルな感性がない管理人は残念ながら未だに呼ばれていません。

個人的には一番の魅力は自然豊かな境内に厳かな参道からの社殿の雰囲気であり、それだけでじゅうぶん素晴らしい場所に来たという満足感が得られる事です。

アクセス、駐車場情報、参拝案内、混雑状況など撮って来た写真でシェアします。少しでも皆さまの旅のお役に立てれば幸いです。

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大神神社について

大神神社(おおみわじんじゃ)は奈良県桜井市にある神社。式内社、大和国一宮、二十二社。旧社格は官幣大社で、現在は神社本庁の別表神社。

本殿は無く拝殿の奥にある三ツ鳥居を通し三輪山を拝するという本殿のない元来の様を伝える我が国最古の神社です。

創始に関しては日本書記や古事記の伝承に記されており、それによると出雲大社のご祭神「大国主神」(おおくにぬしのかみ)の国造りが滞っていた折、「大和国の東の山に祀れば国造りに協力する」と言って現れたのが大物主神(おおものぬしのかみ)であるという。

大物主神は三輪山に鎮まる事を希望し、大国主神との取り決めで大国主神の別の御霊として三輪山に鎮まった。この神を祀ったのが大神神社です。

大神神社は本殿を設けずに直接に三輪山に祈りを捧げるという、ご祭神を本殿に祀る以前の様式を今に伝えており我が国最古の神社と呼ばれている由縁です。

古くより国造りの神、国家の神と厚く祀られ、大神祭り等、現代に引き継がれている儀式、祭り事も数多いです。

朔日参りが人気で奈良県民だけでなく全国から参拝者が訪れています。

 

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大神神社のアクセスと所要時間

中部・関東方面

東名高速道路・伊勢湾岸自動車道もしくは東名阪自動車道経由

東名阪自動車道 [四日市J.C.T]  ⇒ 名阪国道(国道25号線)[天理東I.C]  ⇒ 県道51号

所要時間:112km  1時間35分

 

京都・北陸方面

名神高速道路・京滋バイパス経由

第二京阪道路[久御山J.C.T ]  ⇒ 京奈和自動車道[田辺北I.C]  ⇒ [木津I.C]  ⇒ 奈良バイパス国道24号線~国道169号線

所要時間:54.4km  1時間17分

 

関西・中・四国方面

近畿自動車道・阪神高速経由

西名阪自動車道[松原J.C.T]  ⇒ [天理I.C]  ⇒ 国道169号線

所要時間:38.6km  48分

 

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大神神社の駐車場情報

大神神社には参拝者用無料駐車場が320台あり、その他有料駐車場も含めると約400台は駐車スペースがあります。

土日祝でも無料駐車場が満車になる事はありませんので、今回は4ヶ所の無料駐車場をのみご案内します。

初詣や朔日参りの日は二の鳥居駐車場が使えない上に非常に込み合いますので注意が必要です。

※情報が変更されている場合もありますので、ご利用の際は必ず現地の表記をご確認ください。

①大鳥居北駐車場
駐車台数
100台

利用時間
8:30~16:00

利用料金
無料

 

②大鳥居南駐車場
駐車台数
50台

利用時間
8:30~16:00

利用料金
無料

 

③一の鳥居駐車場
駐車台数
150台

利用時間
8:30~16:00

利用料金
無料

 

④二の鳥居駐車場
駐車台数
20台

利用時間
8:30~16:00

利用料金
無料

※ニの鳥居駐車場は、正月期間・毎月1日は駐車禁止

 

左側の砂利道は参道です。この場所にこのような満車の看板が出ていると④二の鳥居駐車場は入れません。

 

駐車のコツ

④二の鳥居駐車場は一番近い駐車場なので出来れば利用したいのですが、駐車台数が20台しかありません。土日祝などは駐車待ちの列が出来ている事が多いのです。

ですので、初めに停めれたらラッキーくらいの気持ちで見に行きましょう。駐車待ちの列が出来ていたり、満車の看板が出ていればUターンして③一の鳥居駐車場まで戻ればいいのです。

どうしても近くに停めたい方は駐車列に並んで下さい。

 

三輪そうめん情報

三輪といえば「そうめん」ですね。本場のそうめんを是非とも食しておきましょう。

 

①山和
〒633-0001 奈良県桜井市三輪648-3
電話 0744-42-1066
営業時間 午前11:00か~20:00
定休日 水曜日(1日、祝日と重なる場合は変更あり)

 

②そうめん処 森政
〒633-0001 奈良県桜井市三輪535
電話 0744-43-7411
営業時間 平日10:00~7:00・冬季10:00~16:30
休日9:00~17:00
定休日 毎週火曜日

※車を停めた駐車場に近い店が車を移動しなくていいので便利がいいです。

 

 

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大神神社の参拝情報

マップコード

 

36 717 051*26

鎮座地
〒633-0001 奈良県桜井市三輪 桜井市 三輪1422

電話
0744-42-6633

ご祭神
大物主大神(おおものぬしのおおかみ)

御利益
国造りの神様として農業、工業、商業すべての産業開発、厄除け・方位除け 、治病、造酒、製薬、交通、航海、縁結びなど多方面に及びます。

授与所
お神符・お守り・おみくじ
御朱印帳 1,500円
御朱印 300円

授与時間
午前8時半~午後4時半
※授与所閉所後は、参集殿へお越しください

宝物収蔵庫
毎月1日・土曜・日曜・祝日開館
入館料 大人200円 高校生以下100円

ささゆり園
5月下旬から6月中旬の午前9時から16時
入場無料

 

大神神社のパワーを持ち帰る方法

榊などの「境内の樹木の種子採取し発芽したもの」が置かれています。

参拝記念樹として一株500円で分けて頂けますので、自宅の庭、ベランダ等に植樹してみましょう。

見事自家植樹に成功したらご利益にさずかれるかもしれません。お守りもいいですが、自宅に一株いかがでしょうか?

参拝の通り道に置かれていますので見過ごす事はないと思いますが、この場所は拝殿手前の階段下にあります。

 

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大神神社の歩き方

大鳥居

昭和天皇ご親拝を記念と御在位60年を奉祝して建立され、昭和61年5月25日に竣功しました。

高さ32.2メートル、柱間23メートル、完成時は日本一の大鳥居でありましたが、現在は和歌山県の熊野本宮大社に抜かれました。

左側の広場が大鳥居北駐車場、右側が大鳥居南駐車場になります。ご覧のようにガラガラで、土日祝でもここから歩く人は少ないです。

 

二の鳥居

鳥居の扁額には「三輪明神」と記されています。大鳥居駐車場から650メートルあるので二の鳥居駐車場に停めれればラッキーです。

 

二の鳥居をくぐり木々が生い茂る森の中を入って行きます。砂利道を踏みしめながら進む拝殿までの道のり、心が浄化されてゆく気がするくらいの気持ちのいい参道です。

 

橋を渡りここからは少し石段を登ります。

 

祓戸神社

参道の途中に祓戸神社があるときは、本殿に参拝の前に先ずここにお参りをします。心身共に穢れを取り払い拝殿に向かいましょう。

 

手水舎

手水舎は龍の口から水が出ている事が多いのですが、ご祭神は蛇神様ですので蛇の口から水が流れ出ています。

 

拝殿は境内で一番高い位置にあります。

 

拝殿前の鳥居だけは二本の支柱にしめ縄が渡されています。ここからはより神聖な場所ですので忘れずに一礼をしてくぐります。

 

拝殿

拝殿は鎌倉時代に創建されたことが文献にあり、現在の拝殿は江戸時代中期、寛文4年(1664年)徳川四代将軍家綱公によって再建されたものです。

拝殿の奥の禁足地に入れない様に「三つ鳥居」と瑞垣が設けられており、共に国の重要文化財に指定されています。残念ながらここからは三ツ鳥居は見ることが出来ません。

 

朔日参り

毎月1日は朔日詣り(ついたちまいり)をされる方々で賑わいます。  深夜の午前0時を回る頃から人々が参拝に訪れ、当日は21時まで参拝可能なのです。

また1日は午前10時から拝殿において月次祭(つきなみさい)が斎行されます。神楽の奉奏や拝殿左側でご神木である「お杉」が授与、第二鳥居右側では「ついたち朝一」が催されます。

朔日詣りとは?

「朔日参り」「お朔日詣り」とは、古くから伝わる毎月1日(朔日)に神社に参拝する風習のことで江戸時代にはあったそうです。月の運行を基準とした太陰暦では、1日(朔日)は新月で15日は満月になる事から

現在は、太陽暦を使用していますので、必ずしも1日が新月ではありませんが、毎月新しい月が始まる1日には、いつもより早く起き、神社に参拝し無事に過ごせた1か月への感謝と、新しい月の無病息災、家内安全、生業繁栄、商売繁盛などを祈念する風習として残っています。

 

巳の神杉

ご祭神の大物主大神が蛇神に姿を変えた伝承が日本書記に残っており、蛇神は大神の化身として信仰されています。この杉の洞から白蛇が出入りすることから「巳の神杉」の名がつけられました。

参拝者は蛇の好物である卵や酒をお供えしてお参りしています。

 

おみくじ

授与所ではなく拝殿前に置かれています。その隣にはお祓いの時に使う棒、正式には幣(ぬさ)が置いてあります。ちょっと振ってみたくなりますよね~ついでにおみくじも引かないとダメですよ。

 

なでうさぎ

拝殿向かって左側にある参集殿の上り口真ん中に、ピンと耳の立ったウサギさんがいらっしゃいます。

大国主神が因幡の白兔(いなばのしろうさぎ)を助けたという有名な神話からウサギと関わりが深く、ウサギを撫でると運気がアップしたり、自分の具合の悪い場所を撫でると癒やされると、江戸時代中期から大神神社に伝わっています。

社寺の「びんづるさん」のような感じで撫でられすぎてツルツルになっています。

授与所には、かわいいウサギのお守りもたくさん揃っているので必見です。

拝殿奥の三ツ鳥居の拝観はこちらの参集殿で申し込みを。ただし写真撮影は禁止。

 

祈祷殿

拝殿から少し歩くと平成の大造営で平成九年に竣功した立派な建物があります。平安朝様式の社殿で、桧造りの平屋建て・銅板葺き。日々の祈祷や結婚式などが執り行われます。

 

宝物収蔵庫

国の重要文化財を始め数々の文化財指定品や祭祀遺物等を保存展示してあります。三輪山祭祀から見つかった考古品など歴史的価値のある出土品など最古の神社と言われる所以を見ておくのもいいでしょう。

 

ささゆり園

ささゆりは以前、三輪山周辺にたくさん咲いていたそうですが、環境に敏感な植生であるため、近年は野山でも珍しい花となりました。

平成5年に、ささゆりの咲き誇る三輪山の復活を目指して「ささゆり園」が作られ球根が育成されていきました。

平成12年より一般公開を始め、期間は短いですが5月下旬から6月中旬の午前9時から16時まで無料で楽しめます。

 

参拝者休憩所

これが休憩所?というくらい立派な建物です。こちらの半地下部分で自由に休憩できます。

 

お神札・お守り

拝殿の反対側にあります。季節限定の授与品など種類が多く、境内の摂末社でしか授与していない授与品もあります。

 

御朱印

参拝者が多い割に御朱印は数名しか並んでいませんでした。

 

大和国一之宮に朱印が2つ

 

摂末社

摂社 狭井神社 (さいじんじゃ)

ご祭神 大神荒魂神

病気平癒の神社。御神体である三輪山への登拝口が境内にある。

 

末社 久延彦神社 (くえひこじんじゃ)

ご祭神 久延毘古命

合格祈願の神社。受験生や就活生の参拝が多く、たくさんのふくろうを模した絵馬が奉納される。

 

「狭井神社」・「久延彦神社」が気になった方は「三輪山登拝 不思議体験の呼ばれないと登れない山とは?準備心得調査」まで。

 

 

まとめ

見どころの多い大神神社はいかがでした?さすが大和国一之宮だけの風格はありますね。最後に現地に行って気になった事をまとめてみました。

  • 毎月1日は朔日参りで一番近い二の鳥居駐車場が利用出来ないので要注意。
  • 機会があれば一度は行ってみたい朔日参りは夜中から混み出すので要注意。
  • 三輪山はスピリチュアルカウンセラー江原氏いわく日本で5本の指に入るパワースポット。
  • 境内は見どころも多く参拝を含めて2時間は欲しい。(三輪山登拝含まず)
  • 三輪そうめん発祥の地です。夏場はひんやりして美味しい、冬場はにゅうめんがオススメ。
  • 大鳥居近くの「山和」、二の鳥居近くの「そうめん処森正」がおすすめ。

奈良県でも有名な拝殿が国宝の神社は「石上神宮の御祭神をもしのぐ御神宝 国宝・七支刀の御朱印を授かるべし」まで。

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました。この記事が気に入っていただけましたら、はなはなの励みになりますので、ポチッとシェアしていただけると幸いです。

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