沖縄観光の一番人気スポットである、美ら海水族館。しかし、那覇空港からはクルマでの移動になりけっこう遠い場所にあるのです。
下調べをした方なら、おおよその場所と時間はわかっていると思いますが、それでも初めて訪れる場所は不安が付き物ですよね。
空港からどれくらい時間がかかるの?駐車場は?観光時間はどれくらい?混雑具合は?など、心配事はつきません。
現地調査してきましたので、アクセス、駐車場情報、観光案内、混雑状況など撮って来た写真でシェアします。少しでも皆さまの旅のお役に立てれば幸いです。
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目次
美ら海水族館とは?
美ら海水族館(ちゅらうみすいぞくかん)は、沖縄本島北西部の本部半島にあり2002年にオープンしました。「 ちゅら」とは沖縄の言葉で「美しい」「綺麗」という意味になります。
海洋博公園は昭和50年に沖縄で開催された沖縄国際海洋博覧会を記念して、設置された国営公園で、美ら海水族館はこの一部になります。
ジンベイザメとマンタで有名な「黒潮の海」の水槽は、長さ35m×幅27m、深さ10m、水量7,500立方メートルで、
観客と大水槽を隔てるアクリルパネルは高さ8.2m、幅22.5m、厚さ60cm、パネル総重量は135トンあり、ギネスブック公認の世界最大のアクリルパネルとなっていました。
しかし、開業当時は世界一の巨大水槽でありましたが、2008年(平成20年)10月にオープンしたドバイ水族館のアクリルパネルに記録を更新され、
現在はシンガポールのセントーサ島S.E.Aがそれを抜き世界一になりギネスに乗っているそうです。
アクリルパネルの大きさでは世界第三位になったものの、その人気は衰える事をしらず、2002年のオープンから15年を迎えてもなお、
2017年の入場者数は国内1位の360万人を記録するなど、名実共に国内トップの水族館であります。
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美ら海水族館のアクセスと所要時間
沖縄美ら海水族館へ行く主な交通手段は、自動車(レンタカー)、高速バス、があります。
“旅”をもっと自由に
~車に乗れば、楽しみはもっと広がる~
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自動車(レンタカー)
ルート
那覇空港 ⇒ 国号332、331号線 ⇒ 沖縄自動車道 名嘉地I.C ⇒ 許田I.C ⇒ 国道58、449号線、県道114号 ⇒ 海洋博公園
99.8km 1時間37分(余裕をもって約2時間はみておきましょう)
一般道を使う場合は西海岸沿いのルートで3時間かかります。
レンタカーの場合は道路の看板標識「海洋博公園」を目指してください。
カーナビをお使いの方は、「沖縄美ら海水族館」「海洋博記念公園」「海洋博公園」で検索してください。
高速料金
名嘉地I.C ⇒ 西原J.C.T までは無料区間(那覇空港自動車道)
那覇I.C・西原J.C.T ⇒ 許田I.C 軽自動車 840円 普通車1020円
POINT
現在、沖縄自動車道ではETC割引、休日割引はありませんが、日時に関わらず3.5割引の特別割引がされているのです。
もちろん、レンタカーにETCなんて付いてなくても現金でOK。
観光者優遇措置で平成30年度(31年3月31日)までは特別割引措置が継続されることになりました。
制限速度
沖縄自動車道は80km/h
SA・PA情報
途中2か所、中城PA、伊芸SAがあり、いずれも上下線利用できます。伊芸SAは眼下に太平洋を一望できるエリアがあります。
道の駅情報
道の駅 許田
沖縄県名護市許田 17-1
営業時間 8:30~19:00
沖縄県本島では最北端に位置する道の駅で、旅行者が選ぶ道の駅で全国1位に輝いた実績があります。
許田I.Cをおりてすぐの国道58号線沿い、信号右折で駐車場へ。
それまで高速道路の山道をずっと走って来たので、ぱっと開けた海岸線はとても気持ち良くロケーション最高です。
沖縄グルメ、ここでしか買えない特産品、お土産がいっぱいあり立ち寄って後悔しません。というか、是非立ち寄っていただきたい道の駅です。
ちょっと小腹が空いてきたあなた、かるく腹ごしらえに、売り切れ次第終了の1個90円のサーターアンダーギーがおすすめ。
道の駅許田のおすすめ情報
道の駅許田は沖縄自動車道の終点の許田I.Cを出た場所にあるので、非常に混みますが沖縄グルメの他にもう一つ立ち寄りたい理由があります。
なんと観光地の割引チケットを扱っているのです。(購入は現金のみ)
また未使用で購入時のレシートを持っていれば、返金してもらえるので買っておいても損は無いです。(琉球村以外)
美ら海水族館
※チケット有効期限:発行より半年間
大 人 1,850円 → 1,600円
中 人 1,230円 → 1,100円 (高校生)
小 人 610円 → 550円 (小・中学生)
6歳以下 → 無 料
家族券(大人2名+小人2名)
4,920円→ 3,950円
世界遺産今帰仁城跡
大 人 400円→ 320円(大学生以上)
小 人 300円→ 240円(小~高校生)
6歳以下 → 無 料
ナゴパイナップルパーク
大 人 850円→ 760円(高校生以上)
中 人 600円→ 540円(中学生)
小 人 450円→ 400円 (小学生)
6歳以下 → 無 料
OKINAWAフルーツらんど
大 人 1,000円→ 800円(中学生以上)
小 人 500円→ 400円 (4歳~小学生)
3歳以下 → 無 料
高速バス
沖縄エアポートシャトル
那覇空港~美ら海水族館間を往復するシヤトルバスで、1日25便運航されています。
定期運航便
1日25便(往路13便、復路12便)
美ら海水族館行き初便は朝9:00出発、那覇空港行き最終便は18:00出発
片道所要時間 約2時間30分
運賃
那覇空港=美ら海水族館 片道大人2,000円 小人1,000円(半額)
予約不要で乗車時に現金にてお支払い下さい。
各バス停までの運賃
ナビービーチ前・かりゆしビーチ前 1,600円
名護市役所前 1,800円
沖縄美ら海水族館 2,000円
乗り場
那覇空港国内線1F到着ロビー4番出口 バス停1番乗り場(シャトルバスの看板)
Web事前購入
満席の場合は乗車できませんので利用確定の方は予約がおすすめです。
オンライン予約はこちら
POINT
沖縄エアポートシャトルは、那覇空港-恩納村-名護-本部という県内人気観光エリアを通る、沖縄初の定期運航バスです。
これまでバスを乗り継いだり、クルマでしか行くことのできなかった観光スポットに、バス一本で簡単にアクセスできます。
道路の混雑状況や天候により到着が遅れる場合もありますが、
他の直行バスに比べてバス亭の数が大幅に少ないので、美ら海水族館を目指す方にはオススメです。
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美ら海水族館の駐車場情報
海洋博公園の9ヶ所の駐車場は全て無料で沖縄の太っ腹を見せつけてくれます。
キャパは普通車1925台と圧巻の台数ですが、公園内は広いので目的ごとに駐車場所を考えて停める事をおすすめします。
①P1南ゲート駐車場
駐車台数 普通車68台
最寄り施設 熱帯・亜熱帯都市緑化植物園・バンコの森
②P2 駐車場
駐車台数 普通車175台
最寄り施設 海洋文化館・おきなわ郷土村・オキちゃん劇場
③P3中央ゲート南駐車場
駐車台数 普通車169台
最寄り施設 海洋文化館・おきなわ郷土村・オキちゃん劇場
④P4東駐車場(バス専用)
⑤P5中央ゲート北駐車場
駐車台数 普通車101台
最寄り施設 海洋文化館・おきなわ郷土村・オキちゃん劇場
⑥P6北ゲート前駐車場
駐車台数 普通車71台
最寄り施設 沖縄美ら海水族館
⑦P7北ゲート立体駐車場
駐車台数 普通車1128台
最寄り施設 沖縄美ら海水族館
(高さ制限2.3m)
⑧P8熱帯ドリームセンター前駐車場
駐車台数 普通車60台
最寄り施設 熱帯ドリームセンター・夕陽の広場
⑨P9エメラルドゲート駐車場
駐車台数 普通車153台
最寄り施設 エメラルドビーチ
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海洋博公園の観光情報
美ら海水族館
所在地
沖縄県国頭郡本部町字石川424番地
沖縄美ら海水族館 TEL:0980-48-3748
海洋博公園管理センター TEL:0980-48-2741 / FAX:0980-48-3339
開園時間
区分 | 夏期(3月~9月) | 通常期(10月~2月) |
---|---|---|
海洋博公園(下記以外の区域) | 8:00~19:30 | 8:00~18:00 |
海洋博公園(水族館関連区域) | 8:00~20:30 | 8:00~19:00 |
利用料金
美ら海水族館
大人 | 高校生 | 小・中学生 | 6歳未満 | |
---|---|---|---|---|
一般料金(8:30~16:00) | 1,850円 | 1,230円 | 610円 | 無料 |
20人以上の団体 (8:30~16:00) |
1,480円 | 980円 | 490円 | |
年間パスポート | 3,700円 | 2,460円 | 1,220円 | |
16:00~入館締切 (4時からチケット) |
1,290円 | 860円 | 430円 |
休園・休館のお知らせ
今年の休園・休館日:2018年12月5日(水)・6日(木)
※休園日当日は海洋博公園のゲートが閉まり、公園内への入園はできません。上記以外の日(年末・年始等)は開園しています。
カフェ「オーシャンブルー」
10月~2月 8:30~18:00
3月~9月 8:30~19:30
黒潮探検(水上観覧コース)
8:30~11:00(入場締切10:45)
17:30~閉館まで(入場締切は閉館15分前まで)
※予約不要 11:00~17:30は動物の健康管理作業のため観覧不可
海洋博公園
入園料 無料
オキちゃん劇場・イルカラグーン
イルカショー(20分間)11:00・13:00・14:30・16:00・17:30(4月~9月)
ダイバーショー(15分間)11:50・13:50・15:50
イルカ観察会(15分間)10:00・11:30・13:30・15:00
マナティー館
通常期(10月~2月)8:30~17:30
夏期(3月~9月)8:30~19:00
ウミガメ館
通常期(10月~2月)8:30~17:30
夏期(3月~9月)8:30~19:00
※オキちゃん劇場・イルカラグーン・マナティー館・ウミガメ館は全て無料で楽しめます。
POINT
到着時間にもよりますが、入場料金は16:00からが割引になるので、先に無料のイルカショー、マナティー館、ウミガメ館等を見学してから入館するのもありです。
館内の見学所要時間は、90分あればじゅうぶん回れますので16:00からでも慌てる事はないです。逆に空いていてゆっくり回れると思います。
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美ら海水族館の歩き方
海洋博公園北ゲート
海洋博公園はとても広いです。MAPのひとメモリが100mですから、端から端まで歩くと約3.5kmはあります。
美ら海水族館以外にも楽しめる施設やエメラルドビーチもあり、全て堪能するなら一日でたりないでしょう。
今回は日程の関係でそんな時間はありませんので、美ら海水族館をメインに攻めました。
一番近い駐車場は、P7北ゲート立体駐車場で北ゲートから中に入ります。
水族館入口にはジンベンザメのモニュメントと美ら海水族館のネームがあり撮影スポットになっています。
ここは建物の4F部分になり、ここからエスカレーターを降りて3F右手が美ら海水族館入口です。
「サンゴの海」と「熱帯魚の海」の水槽を真上から見ることができます。
サンゴ礁への旅
サンゴの海 水槽は屋根がなく、日差しを直接取り込む構造です。目の前の海から、絶えず新鮮な海水を供給するオープンシステムを採用することで、サンゴの大規模飼育を可能にしました。
熱帯魚の海 こちらの水槽も屋根がなく、差し込む日差しによって変化する海の様子を見る事ができます。
サンゴ礁に生息する様々な生き物を大小30点の個別水槽で紹介しています。
黒潮への旅
大水槽が一望できる巨大アクリルパネルは、シアターのスクリーンようなワイドサイズで、高さ8.2m、幅22.5m、厚さ60cmもあります。
世界最大級の水槽で容量7500立方メートルあり、ピンときませんが、小学校の25mプールだとざっと20杯!
ろ過器は62基あり、水槽の水を約2時間で入れ替えてしまいます。
この海洋プラントのような設備のおかげで、世界最大の魚ジンベンザメ、世界初の繁殖に成功したナンヨウマンタをはじめ約70種、1万6000匹もの生き物が飼育できるのです。
POINT
「黒潮の海」大水槽を水面上から自由に観覧できる人気プログラム「黒潮探検」です。黒潮探検では、スタッフによる解説も行われております。
予約不要で8:30~11:00(入場締切10:45)17:30~閉館まで(入場締切は閉館15分前まで)楽しめます。
悠々と泳ぐジンベイザメやナンヨウマンタの姿は見ていて飽きません。
POINT
大水槽正面には、中段、上段と段差がつけられており、観覧しやすい構造になっています。
また、上段にはシャークスタンド(56席)があり空いていれば自由に座れます。
大水槽は時間を忘れる美しさですので、1Fのカフェで水槽を眺めながら一息つくのもおすすめです。
アクアルーム
天井はアクリルパネルなので、下から上を眺める感じになります。ジンベイやマンタのおなかを見学。
太い鉄骨の梁で支えており、その上のアクリルパネルは60cmの厚さがあります。これだけ大きい水槽の下に入れるのはここだけです。
カフェ「オーシャンブルー」
黒潮水槽の1F部分になります。ジンベイザメの優雅な姿を眺めながら一息つけます。ビール、アイスコーヒー等の飲み物、スパゲッティ、タコライス等の軽食、マフィン、紅いもアイス等のスイーツがあります。
当然の事ながら水槽側のテーブルが一番人気ですが、席の予約はできませんので、もし空いていたらダッシュで座りましょう。
深海への旅
美ら海水族館の深海生物は、そのほとんどが沖縄周辺の水深200m以深から採取された、貴重なものばかりです。
こちらはダイオウイカです。
黒潮探検(水上観覧コース)
「黒潮の海」大水槽を水面上から自由に観覧できる人気プログラム「黒潮探検」です。黒潮探検では、スタッフによる解説も行われますので、非常に興味深い話を聞くことができます。
黒潮探検へは、1Fジンベエ・マンタコーナーより専用エレベーターをご利用ください。
海洋博公園
公園内の所々にミストが出ています。熱中症予防にもなりますし、ミストなのでベタベタにならないし、気持ちいいので子供は大喜びです。
メキシコ合衆国大統領から贈られたマナティーが飼育・展示されています。
マナティーは草食性の哺乳類で、国際保護動物に指定されています。マナティー館では、1Fと地下から泳ぐ姿を観察することができます。
タイマイ、アオウミガメ、アカウミガメ、クロウミガメ、ヒメウミガメの5種類のウミガメを飼育・展示しています。
ウミガメ館も地下から泳ぐ姿を観察できます。砂浜を模した産卵場も作られている本格的な施設で、毎年ウミガメの赤ちゃんが誕生しています。
サンセット
海岸線は西側なのでのんびりサンセットタイムを過ごすことができます。
POINT
4時からチケットで入った場合など館内見学中に日没を迎えそうなときは、外に出る事もできます。
再入館をご希望の場合は、出入口で係員に再入館スタンプを手に押してもらってください。当日に限り再入館できます。
※入館時のチケット(半券)は必ずお持ちください。
5月のこの時期は、対岸の伊江島に日が沈みます。沖縄の夕日はほんと美しいです。
それもそのはず、正面に広がる海は日本海でも太平洋でもありません、東シナ海なのです。
現地に行って気になった事をまとめてみましたので見て行って下さい。最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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まとめ
- 海洋博公園内は日影があまりありません。電気遊覧車で移動するにしても、日中は日差しが強いので帽子、日傘が必須です。
- 16:00時以降の4時からチケット(1,850円⇒1,290円)はお得な料金で入場できて、昼間より入館者も減りゆっくり鑑賞できます。
- 大人気のジンベエザメのエサやりも17:00から楽しめます。
- オキちゃん劇場(イルカショー)を16:00~16:20を見てから入館するのがオススメです。
- 黒潮水槽を真上から見学するツアーが17:30~閉館まで(入場締切は閉館15分前まで)体験出来ます。
- 海洋博公園は沖縄の西海岸にあるので、ここでしか見られない最高の夕日を拝めます。
以上の理由ではなはなは、海洋博公園を日中に回り美ら海水族館は16:00~がコスパが良い・ジンベイ前も人が減ってゆっくり見れるのでおすすめします。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。この記事が気に入っていただけましたら、はなはなの励みになりますので、ポチッとシェアしていただけると幸いです。