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世界遺産

清水寺の紅葉とライトアップ 夜間特別拝観の混雑の様子をシェア

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世界遺産「清水寺」は京都を代表する人気観光地であり、年間550万人の観光客が訪れています。

また、京都の紅葉人気ランキングでも堂々第一位におさまり、この時期国内外から清水寺に押し寄せています。

京都が一年で一番混雑する紅葉シーズンに、清水寺の秋の夜間特別拝観が行われているのはご存知でしょうか?

地元民ではないので平日は無理と言う事で、今回無謀にも11月26日(土)に車で行って来ましたので、どんな混雑具合だったのか記事にしました。

全国から観光客が集まる中、境内、舞台、御朱印等の状況をご案内しますので行かれる方は参考にしてください。

アクセス、駐車場情報、拝観案内、混雑状況など現地で撮って来た写真でシェアしますので、少しでも皆さまの旅のお役に立てれば幸いです。

 

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清水寺について

京都市東山区にある清水寺は世界遺産「古都京都の文化財」を構成する資産の1つとして世界遺産に登録されています。

夜間特別拝観とは、毎年春、夏、秋の一定期間に昼間とは違った幻想的な雰囲気のなか拝観できるものです。

清水寺から夜空に向かって放たれる青い一筋の光は、観音さまの慈悲の心を表したものです。ライトアップの写真を見た方はこの光はなに?と思われたかもしれません。

清水寺の鎮座する音羽山から京都市内も一望でき、夜空に浮かぶ清水の舞台と紅葉のライトアップは、一度は見ておきたい絶景であります。

 

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清水寺のアクセスと所要時間

名古屋方面より

名神高速道路、京都東I.Cより国道1号線経由、7km、17分。

 

関西方面より

名神高速道路、京都南I,Cより、府道143号経由、6.6km 、21分。

 

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清水寺の駐車場情報と混雑状況

清水寺周辺は観光客数に対して駐車台数が圧倒的に少ないのでどこも早い者勝ちの状態です。

その中でもお勧めは料金的に安い京都市清水坂観光駐車場ですが、それでも土日は早い時間に埋まってしまうでしょう。

周辺道路も混雑しますし、茶碗坂の方は行き止まりの道なので車で行かない方がいいかと思います。

もし、時間的に余裕があるなら八坂神社周辺に止めて清水寺までの散策をお勧めします。

八坂神社から清水寺までの歩き方、定番の道をぶらり散策してみた」を参考に。

 

駐車場を探して渋滞の道を走り回るより結果的に早かったりします。

 

MAPのピンをクリックすると情報が出ます。

※情報が変更されている場合もありますので、ご利用の際は必ず現地の表記をご確認ください。

 

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清水寺の拝観情報

拝観料金

通常拝観及び夜間特別拝観

大人:400円

子供:200円 小中学生

 

拝観時間

営業期間

公開:6:00~18:00 季節により閉門時間が異なります。

夜間特別拝観

春、夏、秋の年3回 春18:00~21:00、夏18:30~21:00、秋17:30~21:00

※昼夜入れ替え制

 

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清水寺の歩き方

仁王門

境内入口に建つ朱塗りの門で重要文化財です。幅約10m、奥行き約5m、高さ約14m、一番最初に目に飛び込んでくる立派な楼門です。

清水坂を登り切った所にある清水寺の正門で清水寺の参拝はここから始まります。2003年に解体修理されきれいですね。

 

その反対側は?というと坂の下まで列が並んで最後尾が見えない状態です。入場券売り場が混雑しているので、適当なところで区切っては少しずつ中に入場させています。

現在18:30頃で夜間拝観が始まって1時間くらいですが、管理人は最後の石段の上まで来ましたのでこのあとすぐ入れました。

画面のお土産屋さんのところから並び始めてこの位置まで30分ほどかかりましたが、以外に早かったという感じです。

拝観注意事項

清水の舞台~御朱印~奥の院への道とこのようなぎゅうぎゅう詰めが続きますので、小さいお子さんをお連れの時は絶対手を離さない様にしてください。

一回離れますと広い清水の境内では携帯電話がないと合流不可能です。(バッテリー切れ注意)

 

鐘楼

重要文化財 柵がしてあり中に入れないので残念ながら鐘はつけません。

高台にあり京都中に聞こえたとされる鐘は、一回鐘をつくと一分間残響音が続くとされています。現在は大晦日しか鐘はつかれません。

境内に入場すると一気にスペースが広がり人がばらけますので混雑は一旦なくなります。

 

三重塔

重要文化財 高さ約31メートル。国内最大級の三重塔で、京都の街からよく望見できることから古くから清水寺のシンボル的な存在です。

内部拝観は出来ませんが、塔改修は終了してきれいな状態で見学できます。

 

京都タワーもきれいです。京都市内は建築物の高さ制限があり高い建物が無いので京都市街を一望できます。

 

本堂に入ってきました。入場制限をしている関係で清水の舞台まではすんなり進めます。

右側は清水の舞台。舞台の前の手すりまで激混み状態です。

 

出世大黒天

本堂廊下を歩いていくと見えて来ます。豊臣秀吉の守り神であったことから出世大黒とも称されており、金の打ち出の小槌と金色の袋を持ち、金の履物で金の米俵の上に立っています。

もの凄いご利益のありそうなパフォーマンスで、こちらもパワースポットになってます。

 

本堂

御本尊である千手観音菩薩さまにお参りします。(背中には清水の舞台)

舞台は景色を見るベランダではありません。本来舞台は風景に背を向けて本堂の奥にある祀られている観音さまに向き合う場所なのです。

 

清水の舞台

誰もが耳にした事のある「清水の舞台から飛び降りる」という言葉は、有名な慣用句ですが、怖くて絶対出来ません。

江戸時代より願いが叶うとされ飛び降りた人が200人以上いたそうですが、明治になり飛び降り禁止令が出たそうです。

 

音羽の滝

清水の舞台から音羽の滝を望む。

清水寺命名の由来とされる清い水が流れる音羽の滝。

音羽の滝は本堂の東側、80段の石段を下りきった所にある滝です。3つの筧から流れ落ちる水は1000年以上前から流れ続けていると言われ、清水寺最大のパワースポットでもあります。

ご利益にあずかろうとテーマパークの様に並んでいる列が見えます。また、修学旅行の学生にも人気で日中も混雑している場所です。

正しい作法は滝の奥に祭られている不動明王にお参りをしてから水を汲んで一口飲んで下さい。間違ってもて手水舎ではありませんので手は洗わない様に。

3つの瀧にはそれぞれ学問、縁結び、健康の意味があるそうですがどれか一つに絞った方がご利益が大きいそうです。画像手前の滝から学問、縁結び、健康の順です。

こちらの本堂から奥の院方面と音羽の滝方面と道が分かれますが人だらけでまったく区別がつかない状況です。

やっとわかった音羽の滝への道はほとんど動かない状況で道幅いっぱいに人があふれてました。本堂からずっと坂の下まで並んでいるのでどのくらい時間がかかるかわからない状態なので今回はあきらめました。

御朱印の拝受方法

この辺りが渋滞しているのは音羽の滝へ行く人が多く流れが悪いという理由だけではありません。

実はこの近くに御朱印の拝受所があり、数人で書かれているのですが、何処にどう並んでいるのかわからないくらい人が多く、御朱印を貰いに行っている間、その他の家族が待機しているので余計に人が溜まるのです。

御朱印の拝受のコツは列を探すより、とにかく近くまで行ってみる事です。以外に並んでない場所があったりします。

 

奥の院

音羽の滝方面の石段を下りなければ、こちらの奥の院に進みます。

 

もみじの海に清水の舞台が浮かんでいるようにも見えるすばらしい撮影スポットですが、無情にも案内係の人から「立ち止まらないで進んで下さい」と声が聞こえます。

本堂が人であふれかえっていますので致し方ないかも知れません。

 

奥の院からの本堂、舞台、三重塔を望む有名な風景。

この辺りまで来ると通路も広くなり、人混みも緩和されゆっくり撮影が出来ました。

本堂は改修中

残念ながら現在、本堂の大改修中で足場が掛けられシートで本堂が覆われています。平成32年3月まで改修が続くようですので本堂の外観の様子が見れるようになるのはしばらく先になります。

中には入れますし、清水の舞台にも上がれますのでご安心を。50年ぶりの大改修なのでちょっと変わった清水寺も記念になりますよ。

 

音羽山の断崖に建つ清水寺の本堂、もちろん国宝です。

 

奥の院から下に降りてくるとお店屋さんがあります。「滝の家」と言いお酒、うどん、湯豆腐なとがあり、暖かい席でいただけます。

混雑はしてましたが、中を覗くと待ちは数人で5分ほどで席に案内して頂けました。夏場は冷たいものが頂けるそうですので休憩にちょうどいいです。

もちろん定番の「湯豆腐」で暖まりました。

 

現在の舞台は1633年に再建されたもので、高さは約13メートル。これは4階建てのビルに相当します。

柱をたくみに組み合わせたこの構造は「継ぎ手」と呼ばれ、釘を1本も使用していません。

 

下からの景色も圧巻です。

 

混雑の中なんとかひとまわり出来ました。現在20:00くらいなので入場出来てから1時間半ほどたっています。

その間、御朱印待ちの時間や滝の店で湯豆腐を食べたりしましたから、その分時間がかかってますので参考程度にして下さい。

特別拝観日程

2018年の秋の特別拝観の日程は11月17日(土) 〜 12月2日(日)(17:30 〜 21:00 受付終了)です。12月に入ると空いてくるのですが、最終が土日に当たるので避けた方が無難でしょう。

また、混雑を回避するなら20:00以降がお勧め。管理人の帰る20:00頃は入場列もなくすぐ入れる状態でした。

 

御朱印

「大悲閣」と書かれた御朱印です。

大悲は、観音様の慈悲の心を表しています。

また、閣とは建物を表しているので本堂のことを指しています。

 

 

まとめ

清水寺の夜間特別拝観の混雑状況は伝わりましたでしょうか?

途中から小雨が降ってきたのできれいに撮れてない写真で申し訳ありません。

現地に行って気になった事をまとめてみました、最後までお付き合いいただきありがとうございました。

  • 土日で確実に駐車場に停めたいなら朝一番に来た方がいい。(散策するのにも朝一はおすすめ)
  • 昼夜入れ替え制の為、昼間の紅葉も観たい方は入館料が倍かかる。
  • 入れ替え制の為、ライトアップ開始時間からは並ばないと入れない。
  • 本堂は工事中で外観は見栄えが良くない。
  • 工事中でも清水の舞台にはいける。
  • 夜間特別拝観中の音羽の滝は時間に余裕のある方しか並んではいけません。
  • 御朱印を拝受予定の方は家族とはぐれない様に注意。
  • とにかく、当たり前ですが混んでますのでそれなりの覚悟で行きましょう。
  • 当たり前ですが、暖かい恰好で楽しんできて。

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました。この記事が気に入っていただけましたら、はなはなの励みになりますので、ポチッとシェアしていただけると幸いです。

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