世界遺産

熊野三山巡りの旅 熊野速玉大社は一番のパワースポット?を調査報告

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熊野川(新宮川)が太平洋の熊野灘に流れ出る河口近くに鎮座する熊野速玉大社。

熊野三山の一角をなし、熊野三山の始まりの地。神倉山に降臨した熊野の神をのお社を「元宮」とし、現在の宮に遷座したことからの「新宮」でありこの地「新宮市」の名前の由来となった大社。

熊野本宮大社、熊野那智大社とともに熊野三山を構成する大社であり、2004年(平成16年)7月に『紀伊山地の霊場と参詣道』の構成資産としてユネスコの世界遺産に登録。

位置的には車で熊野本宮大社から約50分、熊野那智大社から約40分とドライブ圏内なので是非とも熊野三山は御朱印拝受の意味からもコンプリートしたいものです。

気になる混雑具合やお得な駐車場情報、アクセス、参拝情報など撮って来た写真でシェアします。少しでも皆さまの旅のお役に立てれば幸いです。

 

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熊野速玉大社について

神倉山の元宮から新宮に遷ったのは今から二千年ほど前と言われています。

歴史は古いのですが社殿は新しく、1883年(明治16年)に打ち上げ花火が原因で社殿が全焼し、1967年(昭和42年) に社殿を再建しました。

新しいだけに朱塗りの社殿は美しく、晴れた日などは、いっそう鮮やかな社殿が引き立ち三山の中では一番インスタ映えするのではないでしょうか?

熊野三山の中で一番のパワースポットであるともいわれ、それは境内に樹齢1,000の梛の木があることに由来する。

 

「熊野権現御垂迹縁起」(一一六四年長寛勘文)はじめ諸書によると、熊野の神々は、神代の頃、まず初めに神倉山のゴトビキ岩に降臨され、その後、景行天皇五十八年、現在の社地に真新しい宮を造営してお遷りになり、「新宮」と号したことが記されています。

初めは、二つの神殿に熊野速玉大神、熊野夫須美大神、家津美御子大神を祀り、平安時代の初めには現在のように十二の神殿が完成しました。

日本書紀には、神武天皇が神倉に登拝されたことが記されています。悠久の古より人々から畏れ崇められてきた神倉山には、初め社殿はなく、自然を畏怖し崇める自然信仰、原始信仰の中心であったと思われます。

また、ここから弥生時代中期の銅鐸の破片も発見されています。

引用元:熊野速玉神社HP

 

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熊野速玉大社 アクセスと所要時間

中部・関東方面

東名阪自動車道・伊勢湾岸自動車道 四日市J.C.T経由 182km 2時間32分

 

紀勢自動車道 ⇒ 熊野尾鷲道路 大泊I.C ⇒ 国道42号線経由 24.4km 30分

 

関西方面

阪神高速湾岸線・阪和自動車道 泉佐野J.C.T経由 180km 2時間54分

熊野本宮大社に立ち寄るなら紀勢自動車道 上富田I.Cから

 

紀勢自動車道 すさみ南I.C ⇒ 国道42号線経由 66km 78分

 

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熊野速玉大社 駐車場情報と混雑状況

熊野速玉大社の参拝者用駐車場はすべて無料ですが2ヶ所しかありません。

※情報が変更されている場合もありますので、ご利用の際は必ず現地の表記をご確認ください。

①熊野速玉大社参拝者用駐車場

利用台数 普通車約20台 観光バス4台

②河川敷臨時駐車場

利用台数 約100台

鳥居まで徒歩5分

 

駐車場の混雑状況

平日であれば観光バスもなく①に停められます。土日祝は満車になりますが、参拝者は以外に少なく少し待っていれば空くことがあります。

年末年始・GW・お盆などの繁忙期で明らかに車の多い時期は車が並んでいたら河川敷駐車場に行ったほうが早いです。(誘導員に案内されます)

 

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熊野速玉大社 参拝情報

マップコード

246 223 520*77

鎮座地
〒647-0003 和歌山県新宮市新宮1番地


0735-22-2533

主祭神
熊野速玉大神(くまのはやたまのおおかみ)
熊野夫須美大神(くまのふすみのおおかみ)

御祭神
熊野三山(熊野本宮大社・熊野速玉大社・熊野那智大社)に共通する「熊野十二所権現」と呼ばれる十二柱の神々。

ご利益
富貴隆昌、現世安穏、先祖慰霊、良縁結び、海上安全、病気平癒

参拝時間
8:00~17:00

授与所
8:00~17:00

御朱印
熊野速玉大社・神倉神社
初穂料 各300円

神宝館
9:00~16:00
拝観料 500円(高校生以下無料)

所要時間
参拝のみなら30分程度

 

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みちしるべ

熊野権現の鳥居

熊野権現(くまのごんげん)とは熊野神とか熊野大神とも言われる熊野三山に祀られる神の事です。もちろん熊野那智大社・熊野本宮大社の鳥居にも熊野権現の扁額がかけられています。

主祭神である家津美御子(けつみみこ・スサノオ)・速玉(はやたま・イザナギ)・牟須美(ふすび・イザナミ)のみを指して熊野三所権現。

熊野三所権現以外の神々も含めて熊野十二所権現ともいい、この十二柱の神々が熊野三山(熊野本宮大社・熊野速玉大社・熊野那智大社)に共通する御祭神となります。

 

境内の駐車場に停めても河川敷駐車場に停めてもそのまま境内に入るのではなく、ちょっと外周の道路を歩いてこちらの正面に回りましょう。

管理人はご利益に授かれる気がして全ての鳥居をくぐる派なので、遠回りをしても鳥居をくぐりますよ。

他の二山と比べると街中にあるのですが、それでもこのすばらしい景観を見ないで帰るなんて来た意味がないと思いませんか?ちょうど人の流れが途絶えたところで、奇跡的に誰も写っていない写真が撮れました。

鳥居の手前に下馬橋と書かれた朱塗りの小さい橋があります。昔は川が流れていたであろう?この場所は、馬・籠・みこしなどから降りて橋を渡っていました。

寺社では「下乗」と立て札がある場所もあり、現代ではさすがに自転車で境内に入っていく罰当たりな人はいないでしょう。

 

鳥居をくぐり玉砂利ではない石畳の参道を静々進み右に曲がると正面に神門が見えてきます。

 

参道右側に末社が鎮座。

八咫烏神社

御祭神は建角見命(たけつぬみのみこと)

八咫烏は言わずと知れた神武天皇の東征神話のみちびきの神であり熊野那智大社・熊野本宮大社にもお祀りされています。

 

鑰宮(カギノミヤ) 手力雄神社

御祭神は天之手力雄命(あめのたぢからおのみこと)

天照大御神を天の岩屋から引っ張り出した神様なのですが、熊野十二権現の一柱である天照大御神の関係なのでしょうか?

延喜式神名帳に紀伊國牟婁郡の手力神社とある由緒の古い神社で神門内に祀られていたらしいが、

813年に嵯峨天皇の勅命によりこの場所の近くに遷つり、明治40年に末社の新宮神社に合わせてお祀りされた。

 

平和の御神木 梛(ナギ)

平清盛の嫡男である平重盛お手植えと伝えられる、高さ20m、幹周り6m、推定樹齢1,000年で、梛としては国内最大であるとされています。

「熊野速玉神社のナギ」として天然記念物に指定。

梛の葉は「ナギ払う」という言葉にも通じ、「災難をナギ払う」・「厄除け」として熊野詣でのお守りとして古くから大切にされて来ました。

また梛の葉は、切れにくい丈夫な葉であることから、縁結びと夫婦円満のパワーがあると言われています。

 

梛の葉について

梛の木の枝ぶりを見れば凄さがわかると思いますが、実は一番のパワースポットであると言われたりする事があります。

もし、落ち葉を見つけたら「厄除け」として拾って持ち帰るのもいいでしょう。御神木ですから、間違っても葉をちぎるのはダメですよ。

 

昭和47年沖縄本土復旧の記念として、この御神木の苗木が沖縄県下の学校へ植樹をされました。現在も立派に根付いている事から、熊野速玉大社では、梛の木を「世界平和の木」にする運動を行なっています。

沖縄は琉球王朝時代から熊野と縁が深い島で、波上宮、普天間宮、沖宮、末吉宮、天久宮、識名宮、金武宮など当大社の御分社が数多く祀られています。

波上宮について

沖縄で一番の人気神社である「波上宮」へ行くと分かるのですが、御祭神を見ても熊野と非常に密接な関係がある事がうかがえます。

  • 伊弉冉尊 (いざなみのみこと)花窟神社の御祭神
  • 速玉男尊 (はやたまをのみこと)熊野速玉大社・神倉神社の御祭神
  • 事解男尊 (ことさかをのみこと)神倉神社の御祭神

「波上宮」が気になった方は「琉球国一之宮の波上宮は御朱印帳が大人気なシーサーが守る沖縄総鎮守の社だった」もどうぞ。

 

熊野神宝館

室町時代に皇室と足利義満公の奉納と伝えられる貴重なお宝が1,204点収められています。

1883年(明治16年)の打ち上げ花火が原因で社殿が全焼したにもかかわらず、奇跡的に難を免れた上に保存状態もよく、いずれも国宝に指定を受けています。

時間のある方は是非お立ち寄り下さい。宝物に関して気になる方は熊野三山協議会HPまで。

 

手水舎

梛、神宝館を通り過ぎた神門の手前にあります。朱塗りで統一されています。

境内参拝者用駐車場に停めた人はこちらの裏側からショートカット出来ますが、初めて訪れる方はぐるっと回って一之鳥居をくぐった方がいいでしょう。

 

熊野稲荷神社 駐車場の横にこそっとありました。

 

大禮殿 手水舎の反対側にある。

 

神門

とても立派な神門なのですが、その向こうの本殿が気になります。

 

扁額には「全国熊野神社 総本宮」の文字が誇らしげ。太い注連縄と八咫烏の絵が書かれています。

 

神門をくぐると朱塗りの瑞垣が整然と立っており、ここから玉砂利が敷き詰められています。

菊の御紋が・・・しかも16枚とは皇室と同じじゃないか。

 

瑞垣の向こう側には熊野十二権現が祀られている大きい社殿が5連並んでおり、熊野本宮大社では上四社の第四殿までしか祀られていないのに対して速玉では第十二殿まで全て祀られています。

 

本殿

本殿正面の千木は外削ぎで男神を表しますので、熊野速玉大神(くまのはやたまのおおかみ)です。その左の千木は内削ぎで女神を表しますので、熊野夫須美大神(くまのふすみのおおかみ)になります。

 

日本第一大霊験所・根本熊野権現拝殿の扁額

 

参拝時はお賽銭を入れてから鈴を鳴らすのを忘れずに。

 

熊野本宮大社のような参拝順序は決められておりませんが、まずは御本殿に参拝しましょう。

その後、右側にの瑞垣に設置されいる五ヶ所を順番に参拝する方もいればしない方もいます。

 

猪目

千木が内削ぎなので女性の神様のお社なのですが、千木にハートマーク?の穴が4つあいているのは気付かれました?

これは女性のお社だから付いているわけではなく、「猪目」と言ってちゃんと理由があるのです。

古くは古墳時代にの遺跡にも見られるようですが、文字通りイノシシの目をモチーフにしたおまじない・魔除けの意味合いがあります。

探してみるとお寺・神社・お城の装飾、刀のつま等にに見られる「ハート型」の細工を発見する事が出来ます。

イノシシは水を守護し目をモチーフにすることにより細部に目を配る、すなわち火除け、防火の守りとして建物をお守りしているのです。

他の場所でハートマークを見つけたら「猪目」を思い出して下さい。

 

参集殿 様々な祭祀で使われるようです。

 

授与所

「なぎまもり」が人気があり、御神木「梛」の実で奉製した熊野速玉大社独自のお守り。家内安全・縁結び・海上安全の信仰があります。

 

熊野牛王宝印はここでも人気です。熊野権現にゆかりあるカラスを絵文字化した護符で、戦国時代からその形を変えることなく伝わってきました。

熊野の神符は三山ともデザインが異なりますので、これ目当てに来られる方は本宮大社、那智大社でも買って行かれます。

 

新宮神社

13社を祀る合祀殿で元新宮の近傍にあった小祠を明治41年(1908)当社内に合祀したという。

 

熊野恵比須神社

 

絵馬掛け所は陣門左側

 

絵馬掛け所の隣に世界遺産の石碑

 

御朱印

八咫烏の朱印がかっこいいですが、それにも勝る見事な達筆です。

 

摂社 神倉神社の御朱印も先にこちらで拝受します。神武天皇が登ったという天磐盾の朱印

神倉神社は社務所はなく御朱印は拝受できませんので熊野速玉大社でもらいます。

熊野三山の間には上下のの関係はなく、熊野神が最初に降臨せられた神倉神社が熊野三山の始まりの地(元宮)で神倉山にあります。

神倉神社はここから近いので「熊野三山の始まりの地 熊野権現が降臨した神倉神社の凄さは石段にあった」を参考にぜひとも自分の目で確かめに行って下さい。

 

徒歩なら12分で、車なら6分もあれば到着ですから、これは行かないわけにはいきませんよね。

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まとめ

朱塗りの社殿が美しく熊野三山の中では一番インスタ映えするでしょう。最後に現地に行って気になった事をまとめてみました。

  • 熊野三山では一番駐車台数が少ないので、車で行く人は早めに行くのがおすすめ。
  • 参道はショートカットせずに正面鳥居から参拝するべし。
  • 本宮大社・那智大社と比べると参拝者が少なく静かな雰囲気で参拝できる。
  • 駐車場も近く、石段はなく境内も広くはないので短時間で楽に参拝できる。
  • 末社が4ヶ所、本殿も六ヶ所と参拝する所が多いのでお賽銭の準備を忘れすに。
  • 梛の木は樹齢1,000年もあり一番のパワースポットと言われている。
  • 摂社・神倉神社の御朱印も拝受できる。
  • 熊野神の降臨の地、摂社神倉神社は必ず寄りたい。
  • 所要時間は参拝だけなら30分。

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました。この記事が気に入っていただけましたら、はなはなの励みになりますので、ポチッとシェアしていただけると幸いです。

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