三嶋大社

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神社仏閣

三嶋大社の見どころは? 源頼朝が源氏再興を祈願した旗挙げの地

更新日:

三嶋大社

2022年のNHK大河「鎌倉殿の13人」の序盤は源頼朝に巻き込まれた北条家の様子が描かれています。

ドラマで三嶋大社は、頼朝と政子が源氏再興祈願で2人で出かけるシーンや、三島明神の例祭の日に源平合戦の火ぶたが切られるなどのシーンも描かれていました。

そんな伊豆国一宮「三嶋大社」には、源頼朝、北条ファミリーゆかりのスポットとして見どころがいくつもあるのです。

この記事では、三嶋大社で御朱印を拝受してきたはなはなが以下の内容でまとめています。

  • 三嶋大社の参拝案内・御朱印・御朱印帳
  • 三嶋大社の駐車場
  • 三嶋大社のアクセス
  • 三嶋大社の見どころ
  • その他の観光スポット

できるだけわかりやすく楽しめるように見どころをピックアップしてみました。

撮ってきた写真でシェアしますので、静岡観光のスケジュールにお役立ていただければ幸いです。

 

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三嶋大社とは?

創建時期は不明ですが、いにしえより三島明神としてこの地に鎮座し三島は地名の由来にもなっています。

中世以降、伊豆に流されていた源頼朝が源氏再興を祈願し鎌倉幕府を開くまでになったことから、武家の崇敬は篤く伊豆国一宮として天下に広まっていきました。

現在の社殿は嘉永7年(1854)の東海地震で被災し慶応2年(1866)に再建。

一棟となった本殿・幣殿・拝殿は東海地域では最大級の高さ16mを誇り国の重要文化財に指定されています。

境内には頼朝・政子が参拝の際に休憩したと伝わる2つの腰掛石や天然記念物の金木犀(樹齢1,200年)が残り、宝物館には政子の奉納と伝えられる国宝「梅蒔絵手箱 及び 内容品 一具」(レプリカ)を展示しています。

近年の御朱印ブームや2022年大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の影響もあり、源頼朝・北条政子ゆかりの「三嶋大社」「箱根神社」「伊豆山神社」を奉拝する三社詣をする人も多く今話題の神社となっています。

 

 

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三嶋大社の参拝案内と御朱印

 

参拝情報・所要時間

三嶋大社
50 140 258*44
住所 〒411-0035 
静岡県三島市大宮町2丁目1番5号
お問い合わせ 055-975-0172
参拝時間

境内終日開放

宝物館
9:00~16:30

大社のよりどころ(売店)
8:30~17:00

授与所 8:30~17:00
駐車場 8:00~18:00
所要時間 約30~60分
備考  
公式サイト 三嶋大社

 

三嶋大社の御朱印

客殿にて御祈祷、御朱印の受付をおこなっています。

※お守りやお札はの授与は授与所で行っています

 

参拝当日はコロナ感染症対策で書置きのみとなっていましたので、直書きが欲しい人はお問い合わせをお願いします。

初穂料:300円

 

三嶋大社のオリジナル御朱印帳

三嶋大社の神紋は「角桐三」というもので、鳥居横にある灯篭に記してあります。

ところが御朱印帳は、格式高い五七の桐紋がモチーフになっています。

そういえばお賽銭箱にも五七の桐紋がありました。

桐紋といえば豊臣秀吉ゆかりの神社が使用する例もあるのですが、家康が隠居地である駿府では使っていたようです。

説明書きにも社紋入り御朱印帳と書かれていますので、五七桐紋も神紋ということですね。

  • 御朱印帳(小)4色・各1,300円 三嶋大社の金文字、神紋入り
  • 御朱印帳(大)4色・各1,500円 社紋入り

 

三嶋大社の授与品

はなはなは交通安全御守や身体御守などは、初詣でいつも行く氏神様で拝受していますが、神社巡りをしているとビビッと来るお守りがあったりします。

形だったりカラーだったり、なぜか引かれる、持ちたいと思ってしまうお守りがあるのです。

 

はなはなは鈴が付いているお守りが好きです。

その理由は、カバンなど身の回り品に付けていいれば邪気を払うともいわれている清らかな鈴の音をいつも聞くことができるからです。

あなたのお気に入りのお守りは見つかりましたでしょうか?

 

源 頼朝 旗挙出世絵馬 初穂料500円。

大願成就を願うならこの絵馬で決まりですね。

 

国宝の眠る宝物館

三嶋大社では唯一の国宝「梅蒔絵手箱 一具(工芸品)」が展示(レプリカ)

北条政子の奉納と伝わる手箱。縦25.8cm、横34.5cm、高さ19.7cm

現在は東京国立博物館に寄託中で、三嶋大社宝物館には奉納当時の材料と技法を再現し3年半かけてよみがえらせた復元品が展示されています。

 

 
 
 
 
 
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1階はミュージアムショップで入場無料。

三嶋大社の四季・お祭・歴史・宝物の解説ビデオを放映していて見ながら休憩できます。

2階拝観料

一般:500円
大学生・高校性 400円
中学生・小学生 300円

開館時間:9:00~16:00

 

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三嶋大社ののアクセス

三島市は伊豆半島の付け根にあるので、高速道路のICからはそんなに時間のかかる場所ではありません。

東京方面からも名古屋方面からも、東名では沼津IC、新東名では長泉沼津ICで降りると最短距離で行くことができます。

 

そして、東名・新東名から繋がっている伊豆縦貫自動車道は沼津岡宮ICから函南塚本ICまで無料区間になっていますので、時間帯によっては渋滞する国道1号線を避けるならそのまま伊豆縦貫自動車道の三島塚原ICで降りるといいでしょう。

このアクセスは一般道にくらべ走行距離は少し伸びますが、時間的には変わらないのでおすすめです。

また、箱根・芦ノ湖・三嶋スカイウォーク方面も三島塚原ICで降りるのがベストです。

 

東名高速道路の沼津ICから

伊豆縦貫自動車道・三島塚原IC経由

距離:所要時間=13.7km:約20分

 

沼津ICは右側レーン3つが伊豆縦貫自動車道になっているのでそちらへ、一般道で行く人は左側の沼津市街のレーンへ進みます。

 

新東名高速道路の長泉沼津ICから

伊豆縦貫自動車道・三島塚原IC経由

距離:所要時間=12.7km:約20分

 

長泉沼津ICを出てすぐ一般道と伊勢縦貫自動車道の分岐があるので右へ、通過後すぐ左側下田・三島方面へ。

 

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三嶋大社の駐車場

 

駐車のコツ

三嶋大社の南側道路(県道22号)は片側1車線ですが、旧東海道で交通量の多い道路になっています。

中央分離帯が無いので空いている場合は東側から来ても入れるのですが、満車で駐車待ちの列ができている場合は割り込みの様な感じになってしまいますのでやめた方がいいでしょう。

駐車場入り口には誘導員が立っており、おそらく駐車列がある場合は東側から来た車は入れてくれないと思いますので、素直に西側に回り込み列に並んだ方が良さそうです。

※伊豆縦貫自動車道・三島塚原IC経由で来る場合は反対車線に駐車場入り口があるので注意が必要です。

 

三嶋大社参拝者駐車場
50 140 113*57
住所 〒411-0035 
静岡県三島市大宮町2丁目1番5号
お問い合わせ 055-975-0172
駐車料金
  • 小型車(全長5m以下) 1時間 200円
  • 大型車・中型車 1時間 1,000円

※駐車料金前払い(現金のみ)

※御祈祷者・宝物館利用者は出庫時払い戻し

営業時間 8:00~18:00
駐車台数
  • 乗用車 55台
  • バス 13台
備考
  • 正月期間(12/31~1/3)閉鎖
  • 例祭期間(8/15~8/17) 閉鎖

※上記期間は市内臨時駐車場をご利用ください

本殿までの距離 約230m

情報が変更されている場合もありますので、ご利用の際は必ず現地の表記をご確認ください。

 

手前がバスなどの大型車専用で、奥が普通車になっています。

満車や混雑時は奥にも誘導員がいて駐車場所を指示してもらえるので助かります。

前払いで200円払いますが1時間までなので、追加料金の無いように入った時間を覚えておきましょうね。

境内は広いですが、ぐるっと一通り回って参拝して御朱印もらって40分といったところです。

後の時間は「大社のよりどころ」で福太郎餅をたべたり、神鹿園で鹿にエサをあげて遊ぶのもいいでしょう。

宝物館も含めたフルコースは1時間では足りない感じになりますが、宝物館を利用すれば出口で払い戻してもらえますので、宝物館で利用認定を受けてください。

 

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三嶋大社の見どころ

三嶋大社は古来より伊豆国の心のよりどころとして栄え見どころも多く時間をかけてゆっくり巡りたい神社です。

しかし境内が1万5,000坪もあるので、1時間くらいで回れるように外せないポイント・撮影スポットをまとめてみました。

 

境内の3つの石

たたり石

神社前は東海道が通り11番目の宿場三島宿の中心で、そこから延びる下田街道が交わる場所でした。

西方からは難所箱根峠の手前の宿場町とあって茶屋・旅籠屋でひと息つく旅人で行き交っていましたが、街道の中央にあったこの石は人の流れを整理する役目を果たしていたそうです。

たたりの呼び名は、糸のもつれを防ぐ道具であり整理を意味する言葉でしたが、やがて往来が激しくなりこの石を取り除こうとするたびに災いがあったといわれ祟りに置き換えられてしまったそうだ。

大正3年の道路工事により境内に移されましたが、いにしえよえり人々の行き交いを見守ってきたことから交通安全の霊石と言われています。

 

腰掛け石

源頼朝・北条政子が源氏再興の百日参りをした際に腰かけて休憩したとされる石です。

ちなみに左の大きい方が頼朝、右が政子です。

敷石が囲まれているのでまさか座る人はいないとは思いますが、ちょっと低いので逆に疲れそうですね。

 

新池と厳島神社

新池(しんち)

吾妻鏡によれば源頼朝が放生会(ほうじょうえ)で鯉を池に放ち善業を行った神池(しんち)

放生会は鶴岡八幡宮でも行われ、鳥・亀・鯉・金魚だったりしたものが、現在は蛍や鈴虫となり延々と引き継がれています。

 

 

おすすめは桜のシーズンで、池の真ん中を通る参道は200本の桜のトンネルを楽しめるのです。

 

厳島神社

新池にかかる橋を渡った先にある厳島神社。

もちろん広島県の宮島にある世界遺産にもなっている厳島神社と同じ御祭神「市杵嶋姫命」をお祀りしています。

北条政子が勧請し、宮島に見立てられた小島に浮かぶ朱塗りの社殿は、ことのほか信仰心が篤かった事のあらわれでもあります。

三嶋大社の神使はウナギだそうですが、ひょとしたら境内に鹿がいるのと関係があるのでしょうか?気になります。

 

 

二つの門

総門

新池を越えたところにある総門。

とても大きな外構え門で昭和6年に台湾檜を使用し立て替えられた比較的新しい建物。

 

本殿側は400kgのしめ縄が施され雰囲気が異なります。

 

神門の彫刻

社殿(本殿・幣殿・拝殿)は国の重要文化財していされているのに対し、神門は以外にも三島市の指定文化財に指定にとどまっています。

 

神門は総欅素木唐破風造銅板瓦棒葦というとても貴重な建物らしい。

ここから先の神域はスピリチュアルな人は空気感の変化を感じとれると思います。

もちろん手前にある手水舎で心身を清めるのを忘れずに。

 

もちろん本殿と同じ小沢派による精緻な彫刻が施されています。

 

 

樹齢1,200年の金木犀

樹齢1200年と推定される巨木で国の天然記念物指定。

目通3.3m、樹高15m、地上約1mの所から二幹となり、枝は17mの円形に広がっている。

天候にもよりますが毎年9月下旬~10月にかけて開花し、薄い黄色の可憐な花をつけ甘い芳香が特徴です。

 

本殿

慶応2年(1866)竣功。国指定重要文化財。

御祭神

  • 大山祇命[おおやまつみのみこと]
  • 積羽八重事代主神[つみはやえことしろぬしのかみ]

御二柱の神を総じて三嶋大明神[みしまだいみょうじん]と称しています。

 

本殿・幣殿・拝殿と3つの建物を合わせた複合社殿。

横に回り込むと本殿の千木と鰹木が見え、外削ぎの千木、5本の鰹木で男神であることがわかります。

 

伊豆の名工小沢半兵衛・希道父子一派による彫刻が本殿に回り込むように施されています。

 

神社巡りをしていると挙式や前撮りに遭遇したりして、こっちまでハッピーな気分になったりしますが、10月下旬~11月下旬も好きだったりします。

この時期は七五三参り格好をした子供たちに遭遇してかわいいかわいいを連発してしまうのです。

 

福太郎はリーゼント?

総門の近くに「大社のよりどころ」というお土産屋さんと隣接の「福太郎本舗」さんがあります。

裏側はすぐ駐車場なので参拝の最後に軽く立ち寄れる便利な場所にあります。

大社のよりどころさんは地元名産品など浜松のうなぎパイも売られていました。

 

福太郎餅は静岡茶付きで2個で200円はリーズナブル。

こしあんでくるんだよもぎ餅は甘すぎず濃いお茶によく合います。

初めての人は話のネタに三嶋大社名物で休憩して行きましょう。

お土産は12個入り1,000円。

 

ところで福太郎とは何ぞや?という方に説明しますと

  • 平安時代から続く三嶋大社の五穀豊穣の神事「田祭(たまつり)」
  • 田祭の狂言形式の芸能「お田打ち神事」の中で黒いお面を付けた福太郎が稲作行事を演じる
  • 福太郎はその名から福を授けるものとして、三嶋大社では縁起者

 

烏帽子をかぶった福太郎はまさにリーゼントのロックンローラーのようでもあります。

こんな髪型の人に送ったら喜ばれる事まちがいありません。

 

神鹿園

三嶋大社の神鹿は、大正時代に奈良の春日大社から数頭がやってきたそうですが、宮島からではないので厳島神社が好きだった政子はがっかりしたかもしれませんね。

大社のよりどころに、しかせんべい(200円)・コイ(100円)・ハト(240円)のえさが販売しています。

 

うなぎは三島明神の神使?

かつて三嶋大社の神池にはたくさんのうなぎが生息していたとされ、「うなぎは三嶋大社の神で捕って食べると罰が当たる」と言い伝えられてきました。

ところが明治になってから薩摩、長州の兵隊達が三島に宿泊した際、何も知らずうなぎを捕まえて食べてしまったそうです。

それを知った三島の人々は何の罰も当たらないと知り食べるようになったのだとか。

三島のうなぎがおいしいのは理由があって、清らかな富士山の湧水にあると言われています。

そんなにおいしいと言われると一度食べたくなりますよね。

 

大鳥居前になんと「すみの坊」というウナギ屋さんがあるではありませんか。

人気店のようでお昼のランチタイムで混雑してたらテイクアウトもいいですね~。

  • うなぎむすび 220円
  • うなぎたい焼き 520円
  • うな太郎弁当 1,000円

うなぎたい焼きはうなぎのかば焼きを、特製タレの染み込んだご飯の皮で美味しくグッと包み込んでいます。

すみの坊 三嶋大社前店

住所 〒411-0853 静岡県三島市大社町18-1
電話 055-972-3888
営業時間 11:00〜15:00(ラストオーダー14:30)
定休日 火曜定休

 

三嶋大社のご案内はいかがでしたでしょうか? 現地に行って気になった事をまとめてみました。

 

 

まとめ:源氏再興の原点でうなぎを食し満願成就

  • 三嶋大社は源頼朝・北条政子のデートスポットだった
  • 三嶋大社の源氏再興祈願が成就したことにより全国の武家から崇敬をうける
  • 宝物館には北条政子が奉納した国宝が収まる
  • 高速のICからのアクセスもよく参拝者専用駐車場あり
  • 三島は富士の湧き水で育ったうなぎが名物なので機会があれば食べるべし

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました。この記事が気に入っていただけましたら、はなはなの励みになりますので、ポチッとシェアしていただけると幸いです。

 

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