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神社仏閣

比叡山延暦寺のアクセスは4ルート 車・ケーブル・駐車場を現地調査

更新日:

 

比叡山に広がる延暦寺を巡るならまず比叡山に登る方法を考えなければなりません。

一番簡単なのは自家用車で比叡山ドライブウェイか奥比叡ドライブウェイからのアクセスですが、ケーブルを使って琵琶湖側や京都側からも登ることができます。

この記事ではそれぞれの特徴やメリット・デメリット・料金などを調査して何が一番便利なのかを見ていきます。

例により撮って来た写真で現地レポしますので、皆さまの旅に少しでもお役に立てれば幸いです。

 

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比叡山延暦寺のアクセス

比叡山延暦寺

住所
〒520-0116
滋賀県大津市坂本本町4220

TEL
077-578-0001(代)

①比叡山ドライブウェイ田の谷料金所

②奥比叡ドライブウェイ仰木料金所

③坂本ケーブル乗り場

④叡山ケーブル乗り場

地図を見れば解るように、比叡山に登るには東西南北の4方向からアクセスできるようになっています。

自宅方面から都合のいいルートでアクセス出来ますが、すべて有料で料金も異なることを頭に入れておきましょう。

比叡山延暦寺に直接自動車で行くには、①田の谷料金所か②仰木料金所から有料道路で行くルートしかありません。

公共交通機関で③坂本ケーブル乗り場・④叡山ケーブル乗り場、または車で各ケーブル乗り場まで行けば有料道理を使わなくても行くことが出来ますがケーブルの運賃が必要になります。

※叡山ケーブル乗り場には駐車場がありませんので公共交通機関で行きましょう。

比叡山ドライブウェイや奥比叡ドライブウェイを走り抜ける楽しみもありますので、せっかくマイカーでここまで来たのなら一度はドライブウェイを走る抜けてみるのもいいでしょう。

また、マイカーで行けば現地で徒歩やシャトルバスを使わなくても回れるので、観光時間の短縮にもなります。

もちろん一日かけて比叡山をゆっくり観光するケーブルならではの楽しみ方もありますので、観光時間の使い方によって選んでみてはいかがでしょうか?

それでは順番に見ていきましょう。

 

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車でのアクセス

車で比叡山延暦寺に行くには、田の谷ゲート(料金所)から比叡山ドライブウェイで行くか、仰木ゲート(料金所)から奥比叡ドライブウェイで行くかの二択になり必ず有料道路を通らないと行けません。

田の谷ゲートから入り仰木ゲートに抜ける、またはその逆の仰木ゲートから入り田の谷ゲートに抜ける場合は同じ料金設定(2,430円)になっていますが、帰りの都合で同じ出口から出たい等、途中で引き返し入った出口から出る場合は何処まで行ったかによって微妙に料金が変わってきますので注意が必要です。

詳しくは別記事でわかりやすく書いていますので参考にして下さい。

関連記事 通行料が安くなるお得なクーポン情報あり。「比叡山・奥比叡ドライブウェイで出来る事 知らないと損する料金設定と走り方

 

 

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坂本ケーブル

ケーブル坂本駅から途中駅2ヶ所、橋梁7ヶ所、トンネル2ヶ所を通り比叡山を登る東側ルート。

全長2,025mの日本一長いケーブルカーで、終点のケーブル延暦寺駅まで約11分で結びます。

駅からは徒歩約7分で延暦寺東塔エリア・根本中堂へ行けますが、西塔・横川・山頂へは東塔バス停からシャトルバスの利用が便利です。

 

運行ダイヤ

期間 初発 運転時刻 終発
3月~11月 8:00 毎時00分/30分 発
(多客時は増発)
17:30
12月~2月 8:30 17:00

※所要時間約11分

 

運賃

大人
片道870円 / 往復1,660円

小児
片道440円 / 往復830円

※2019年10月1日~

 

アクセス

京都東ICより西大津バイパス(国道161号線)経由

「滋賀里」ランプより県道47号線北へ約3分

所要時間:距離=約15分:10.7km

 

西大須バイパスの近江神宮ランプで降りて立ち寄りたいかるた発祥の地「近江神宮

映画にもなった「ちはやふる」のロケ地でもあります。

関連記事 「近江神宮で聖地巡礼 かるた・時計のつながりとは? ちはやふるの世界を現地レポ

 

 

駐車場

  1. ケーブル専用駐車場(無料)
  2. 観光駐車場(無料)
  3. 大宮川観光駐車場(無料)

比叡山鉄道(株)ケーブル坂本駅

住所
〒520-0116
大津市坂本本町4244

電話
077-578-0531

 

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叡山ケーブル・ロープウェイ

叡山ケーブルとロープウェイを乗り継いで比叡山に登る西側ルート。

叡山ケーブルの高低差は日本一を誇る561m。終点から比叡山山頂までの486mはロープウェイの空中散歩。

山頂からの景色を楽しんだ後は、シャトルバスで東塔・西塔・横川エリアへ向かいます。

 

運行ダイヤ

叡山ケーブル時刻表

平日
9 5 35 50        
10 10 30 50        
11 10 30 50        
12 10 30 50        
13 10 35          
14 5 35          
15 5 35          
16 5 35          
17 5 35          
18 0 15          
19              
20              
21              
休日(土・日・祝)
9 0   30 45      
10 0 15 30 45      
11 0 15 30 45      
12 0 15 30 45      
13 5 25   45      
14 5 25   45      
15 5 25   45      
16 5 25   45      
17 5 25   45      
18   15          

※所要時間:9分

※ケーブル八瀬駅・ケーブル比叡駅を同時に発車します

 

叡山ロープウェイ時刻表

平日
9   20 35 50      
10 10   30 50      
11 10   30 50      
12 10   30 50      
13 10 25   50      
14 5 20 35 50      
15 5 20 35 50      
16 5 20 35 50      
17 5 20 35 50      
18 0            
19              
20              
21              
休日(土・日・祝)
9   15 30 45      
10 0 15 30 45      
11 0 15 30 45      
12 0 15 30 45      
13 5 25   45      
14 5 25   45      
15 5 25   45      
16 5 25   45      
17 5 25   45      
18 0            

※所要時間:3分

※ロープ比叡駅・比叡山頂駅を同時に発車します

 

運賃

ケーブルカー(ケーブル八瀬駅~ケーブル比叡駅)

  片道 往復
大人 550円 1,100円
こども 270円 540円

 

ロープウェイ(ロープ比叡駅~比叡山頂駅)

  片道 往復
大人 350円 700円
こども 180円 360円

 

京福電気鉄道(株)ケーブル八瀬駅

住所
〒606-0067
京都府京都市左京区上高野東山12

電話
075-781-4338

 

アクセス

叡山ケーブル・ロープウェイ公式アナウンスでも「駅周辺には駐車場はございませんので、叡山ケーブル・ロープウェイにお越しの際は公共交通機関(電車・バス)をご利用ください」と書かれていますのでケーブル八瀬駅へのマイカーでの乗り付けはしないようにしましょう。

叡山電鉄叡山本線で一本でいけますので、駐車場を探すなら出町柳駅周辺が便利です。

叡山電鉄叡山本線

出町柳駅(始発)~八瀬比叡山口駅(終点)

運賃:大人270円 子供140円

運行時間:約15分

 

京都屈指の紅葉の名所「瑠璃光院」へは叡山電鉄叡山本線終点の八瀬比叡山口駅から徒歩6分出いけますよ。

書斎の机に映る風景にうっとりしますが、拝観は青もみじと紅葉の時期だけなので要注意。

 

叡山電鉄(株)出町柳駅

住所
〒606-8205
京都府京都市左京区田中上柳町32-1

電話
075-781-3305

 

駐車場

出町柳駅は下鴨神社・京都御所からも近く始発駅だけあって周辺には駐車場も多いので観光拠点駅としても活用できます。

出町柳駅からは駐車場の少ない「貴船神社」や「鞍馬寺」へも鞍馬線で行くことが出来るので覚えておいて損はないです。

貴船神社の人気のライトアップや積雪で車では行けないときなども活用できますので下記記事を参考に。

関連記事 「貴船・鞍馬に車で行くならコレだ! お得な駐車情報&アクセス考察

 

 

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東塔(とうどう)の見どころ

東塔地区は最澄が初めて仏堂を築いた延暦寺発祥の地です。

本堂にあたる根本中堂を中心に伽藍が建ち並び、見どころや御朱印の数も多いので一番参拝者・観光客が集まっています。

西塔・横川地区へのシャトルバスも出ているの延暦寺観光の中心的な場所でもあります。

 

根本中堂

延暦寺では東塔・西塔・横川にそれぞれ中心となる仏道があり、東塔の根本中堂(こんぽんちゅうどう)は、延暦寺最大の仏堂で総本堂となります。

観光時間が少ない場合は東塔地区だけでも回って、根本中道は必ず参拝した方が良いでしょう。

 

延暦寺は織田信長の焼き討ちが行われたことが知られていますが、その後、根本中堂は徳川家光の命で寛永19年(1642年)に再建されています。

現在は国宝保護の為、平成28年度からおよそ10年をかけた大改修に入っていますので、残念ながら巨大な体育館の様な箱にすっぽりと収まっており全体を見ることは出来ません。

 

え~!っと思ったあなた、ご安心下さい。

工事時間中も参拝が出来るようにと、参拝・工事見学ルートか作られており参拝後は大改修の様子も間近で見ることが出来ます。

もちろん、ご本尊の薬師如来の前には、千二百年間灯り続けている「不滅の法灯」も安置されています。

現在も菜種油を燃料にして灯芯が浸り、火が点るという原始的な構造の灯篭内で燃え続けている。

毎日、朝夕の2回、燃料の菜種油を絶やさないように僧侶が菜種油を注ぎ足し続けている。気を抜くと燃料が断たれて火が消えることから「油断」の語源になったと言われている。

なお、比叡山延暦寺は歴史上、数度の焼き討ちに遭っており、元亀2年(1571年)9月の織田信長の比叡山焼き討ちの際には「不滅の法灯」は消え去っているが、法灯は立石寺(山形県山形市)の天文12年(1543年)の再建の際に分灯されたものから、再度延暦寺に再分灯で戻された。

引用元:Wikipedhia

 

文殊楼

根本中堂の前にある高い石段を登った先にある。

 

延暦寺の山門にあたる建物で、山道を歩いて登って来ると根本中堂の手前にありまずこの門をくぐることになる。

 

ご本尊の文殊菩薩を拝むには、山門の2階部分に登らなければならないが、非常に急な階段(ハシゴ形状?)のため両手で手すりを掴んで登らなければならない。

また、垂直に近い角度があるので女性はスカート厳禁であることも付け加えておこう。

 

大講堂

ご本尊は大日如来昭和39年(1964)に山麓坂本の讃仏堂を移築したもので重要文化財。

東塔の駐車場からは根本中堂の手前にあり、お守り・御朱印・御朱印帳の授与品があるので先に参拝したくなるが、スルーして一番に根本中堂へ向かうのがオススメ。

もちろん御朱印を集めている人は、一番に根本中堂の「覇王殿」を頂こう。

 

鐘楼

大講堂の前にある鐘楼。

お寺さんにある鐘は「戻り鐘」と言って参拝してから鐘を撞くことを禁忌としていますので先に撞いていきましょう。

神社でも参拝の前に鈴を鳴らすように、寺社でも参拝に来たことをお知らせする意味があるようです。

 

阿弥陀堂・法華総持院東塔

右が阿弥陀堂、左が法華総持院東塔。

阿弥陀堂は昭和12年(1937)に建立された、檀信徒の先祖回向の道場で、一般の人々の法要も行われます。

お堂の前には、水琴窟があるのでそっと耳を近づけてみましょう。

法華総持院東塔は最澄が全国に建てた6つの塔の1つです。

 

西塔(さいとう)の見どころ

西塔地区は、東塔から1kmほど歩いた場所にあるので、坂道・階段はありますがシャトルバスを使わなくても来ることが出来ます。

賑わいを見せる東塔地区からはそんなに離れていないのに参拝者・観光客の数はぐっと減ります。

自然がそのまま残されている静かな参道が西塔の魅力であり、忘れてはならないのが最澄の廟があるので必ずお参りしていこう。

 

常行堂・法華堂(にない堂)

左右対称のお堂が廊下でつながっています。

弁慶が両堂をつなぐ廊下に肩を入れて担ったとの言い伝えから、にない堂とも呼ばれています。

※国重要文化財で内部非公開のため入れません。

 

釈迦堂(転法輪堂)

西塔の本堂に当たる場所で、国重要文化財に指定されています。

中にはお守り・御札・御朱印・御朱印帳等の授与品が販売されています。

延暦寺に現存する建築中最古のもので、もとは三井寺の園城寺の金堂でしたが、秀吉が文禄四年(1595年)に西塔に移築しました。

 

浄土院

ここは最澄が安置されていますので、延暦寺で最も大切にされている場所かも知れません。

 

十二年籠山の僧が毎日奉仕しており、落ち葉1つ落ちてない様は驚きです。

食事を作り、庭の掃除、お経を上げ、大師が生きているように仕えているのです。

 

横川(よかわ)の見どころ

横川は西塔から4kmあり徒歩ではきついので、車以外の人はシャトルバスを使うことになる。

人口密度は西塔と同じくらい少ないが西塔よりも山深い。

東塔・西塔・横川を一日で回るならマイカーが便利がいいです。

 

横川中堂

横川の本堂にあたり、舞台造りで崖側がせり出している。

 

恵心堂

恵心僧都源信の旧跡で内部非公開。

 

四季講堂(元三大師堂)

慈恵大師(良源)(元三大師)の住居跡。

現代のおみくじの形は、元三慈恵大師良源が考え出したと言われており、この元三大師堂はおみくじ発祥の地とされる。

 

比叡山延暦寺のアクセス・見どころをまとめてみましたがいかがでしたでしょうか?

御朱印に関しては別記事にまとめてありますので、合わせて御覧ください。

関連記事 「比叡山延暦寺の御朱印17種類の頂き方 迷わない地図付き完全解説

 

 

まとめ

 

  • 比叡山延暦寺に行くには4方向から登ることが出来る
  • 琵琶湖側、坂本ケーブルは近くに駐車場がある
  • 京都側、叡山ケーブルは駐車場がないの車で来てはいけない
  • 車での登らない場合は延暦寺巡りはシャトルバス移動になる
  • ケーブルで登った場合は最終便に間に合うように戻ろう
  • 一日で東塔・西塔・横川を回るなら車が便利
  • すべてのルートで料金が異なるのでよく調べておこう
はなちゃん
はなはながいつも車に積んでいるものはこちら⇓だよ

関連記事 「ドライブ旅行おすすめグッズ30選 いつも車に積んでるものチェック!

 

写真や動画をたくさん撮っていると、気づかないうちにバッテリー残量があとわずかなんてことがありますよね。

楽しいドライブ旅行中にスマホのバッテリーが切れを起こさないように、はなはなが必ず持っていくのがカーチャージャーです。

関連記事 「2021年版 おすすめカーチャージャー10選 ドライブで急速充電する方法

 

レンタカーを借りるときは取り付けかんたんなスマホホルダーを持っていくとスマートホンの置き場にも困りません。

音楽を聞いたりナビとして使うにも固定したほうが安心なので、はなはなは必ずスマホホルダーを持っていきます。

関連記事 「ドライブ好きがおすすめ! 人気でおしゃれな車用スマホホルダー10選

 

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました。この記事が気に入っていただけましたら、はなはなの励みになりますので、ポチッとシェアしていただけると幸いです。

 

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