前回ご紹介した鳴沢氷穴とセットで観光したいのが富岳(ふがく)風穴です。両者の距離はわずか1kmですので立ち寄らない手はありませんね。
どちらを先に観光しても構いませんが、折角ですから氷穴と風穴セットで観光した方がいいでしょう。
アクセス、駐車場情報、観光案内、混雑状況など現地で撮って来た写真でシェアします。少しでも皆さまの旅のお役に立てれば幸いです。
目次
富岳風穴について
富岳風穴は山梨県南都留郡富士河口湖町西湖青木ケ原にあり、青木ヶ原樹海の中にあります。
入口までは樹海の中を通り抜ける必要があり、早朝、夕方など人気が少ないと怖いくらいの静けさがあります。
総延長201m、高さは8.7mにおよぶ横穴で、中に入ると夏でもひんやりと涼しく、平均気温は3℃で昭和初期までは、蚕の卵の貯蔵に使われていたという天然の冷蔵庫として使われていました。
内部は不思議と音が反響せず、これは壁の玄武岩質が音を吸収する性質をもっているためだそうです。
富岳風穴のアクセスと所要時間
東京方面
中央自動車道経由
中央自動車道 河口湖I.Cより11.8km 20分
東名高速道路経由
東名高速 御殿場I.Cから東富士五湖有料道路経由で45分
東名高速 富士I.Cから西富士道路経由で約45分
関西・中部方面
中央自動車道経由
中央自動車道 甲府南I.C ⇒ 国道358号線 24.7km 36分
東名高速道路経由
東名高速 御殿場I.C ⇒ 国道138号線(約20分) ⇒ 須走I.C⇒ 国道138号線(約30分)または東富士五湖道路(約25分) 山中湖I.C ⇒ 河口湖
東名高速 富士I.C ⇒ 西富士道路・バイパス・国道139号線(約15分) ⇒ 白糸の滝(約45分) ⇒ 河口湖
富岳風穴の駐車場情報
富岳風穴専用駐車場
料金 無料
営業時間 9:00~17:00(季節・天候により変動あり)
お問い合わせ TEL 0555-85-2300
第一駐車場
普通車100台
第二駐車場
普通車50台
富岳風穴の観光情報
住所
〒401-0332 山梨県南都留郡富士河口湖町西湖青木ケ原2068−1
TEL
0555-85-2300
入場料金
大人350円 小人(小学生)200円
営業時間
9:00~17:00(季節・天候により変動あり)
総延長
201m
所要時間
15分
平均気温
3℃
みちしるべ
森の駅「風穴」
駐車場の前にある森の駅「風穴」です。2012年にリニューアルされ、フードコーナーではB級グルメで有名な「富士宮やきそば」や「吉田のうどん」などが食べられます。
山梨、静岡の定番の銘菓やオリジナル商品などお土産の他にも甲州ワイン、山梨のお酒、地酒・焼酎などもおいてあり、富岳風穴に行かなくても立ち寄りたい場所です。
樹海の中を奥に入って行きます。
チケット売り場
ここでチケットを買って奥に入って行きます。
溶岩や樹海特有の木々を見ながら奥に進みます。
風穴入口
階段を下って行くとひんやりした空気に変わります。
どれだけ深いかわからない穴です。
ブロック積された氷の壁
氷柱
氷の壁はその昔、天然氷をブロック状に切り出し積み上げて天然冷蔵庫として使用していた文化を再現したものです。
富岳風穴は横穴なので階段は少ないのですいすい進めます。
溶岩池
溶岩が溶けて池となっていた所が冷えて、そのままの形に固まった場所です。
蚕/種子の貯蔵庫
昭和30年頃まで実際に使われていた繭(まゆ)や種子の貯蔵庫。繭玉が成長しないように、また良質の種子を保存し、芽吹きを良くするため冷蔵状態で貯蔵していました。
光り苔の群生地
苔の一種で正式には珪酸華(けいさんか)と言います。岩壁に着き青白く光る。広範囲に銀色の反射を見せるところは珍しいと言われています。
来た道を戻り出口に向かいます。いかがでした?ひんやり感が伝わりました?
鳴沢氷穴
距離1kmの場所にありますのでセットで観光をお勧めします。
現地に行って気になった事をまとめてみましたので見て行って下さい。最後までお付き合いいただきありがとうございました。
まとめ
- 訪問時間が夕方だったせいもあり駐車場も空いており第一駐車場に停める事が出来ました。
- 観光の所要時間は洞窟だけなら15分です。
- ゴールデンウィーク期間や夏休み期間中は混雑しますので30分~40分ほどになる場合があります。
- 洞内天然記念物のためペットの入洞はできなくなりました。(2009年8月16日より)
- 滑りやすく、階段も多いのでヒールは危険です。また赤ちゃんのだっこ、おんぶも危険です。
- 急な石の階段も多くお年寄りの方もお気をつけ下さい。
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