名古屋城は徳川家康の命によって建てられた尾張徳川家の城で、江戸時代から「尾張名古屋は城で保(も)つ」と言われてきたように愛知県の人気観光地になっています。
「名古屋城といゃ~金鯱だぎゃ~」という市長もいらっしゃいますが、高さは36.2m、石垣を含めると55.6mあり、姫路城の31.5mをしのぎ、延べ床面積は史上最大の1,383坪という城郭建築最大級のスケールなのです。
1930年(昭和5年)には天守閣・本丸御殿が国宝第一号に指定されたものの、1945年(昭和20年)空襲により焼失しており、現在は1959年(昭和34年)に鉄筋コンクリート造に建て替えられています。
そんな見た目も大きい名古屋城ですのでどこからでも撮影できますが、ちょっとポイントを押さえるだけでかっこいいインスタ映えする写真を撮ることができるのです。
この記事は、イベント毎に通って名古屋城を撮りまくっている年間パスホルダーのはなはなが以下の内容でまとめています。
- 名古屋城おすすめ撮影スポットMAP
- 名古屋城の城内撮影スポット
- 名古屋城の外堀からの撮影スポット
- その他の撮影スポット
- 名古屋城にいっぺん来てみや~
現在は天守の木造復元に向けて石垣調査が行われており天守内には入れませんが、代わりに2018年(平成30年)一足先に本丸御殿が復元され多くの観光客で賑わいを見せています。
名古屋城へ行く予定のある人、行ってみたいと思っている人、この記事を参考に解体される前の名古屋城のかっこいい姿を撮影してみてください。
「2022-11-25更新しました」
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目次
名古屋城おすすめ撮影スポット14選 MAP
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名古屋城の城内撮影スポット
西の丸エリア
①団体記念撮影場所
正門を入ってすぐの所にある一番最初の撮影スポット。
バスツアーなどの団体さん撮影用のひな壇が置いてある人気スポットです。
気付きましたか? 金鯱のない名古屋城でなかなかのレア写真ですね。
紅葉シーズンも彩り鮮やかな写真が撮れます。
②南西隅櫓付近
南西隅櫓・石垣・天守と並んでいるので、近づいて天守のみ撮影することも可能です。
石垣の高さが目に付きますが、お堀の下をのぞけるように柵が凹んでるのでそこから天守を撮るのもおすすめです。
本丸エリア
③本丸御殿:玄関前
本丸御殿の正門前から天守のがチラ見できます。
昼間は人で溢れている玄関前も夜間ライトアップ時には引いた感じで撮影できます。
ちなみに夜間に入れるのは「名古屋城夏まつり・秋まつり」などのイベント時のみになります。
④本丸御殿:中庭
本丸御殿に入ってしまうと中庭へは出ることができないので、外から回り込みましょう。
⑤本丸御殿:小天守側
本丸御殿の外を奥まで入って行くと、小天守越しに天守が撮影できます。
⑥南西隅櫓2階
南西隅櫓・東南隅櫓・西北隅櫓は不定期ですが、期間限定で中に入れるイベントが行われていますので、気になる人は名古屋城ホームページをチェックしておくといいでしょう。
2階北側窓からは小天守越しの天守を高い位置から撮影できます。
⑦天守東側広場
本丸御殿を抜けると天守全体が見えてきます。
観光ポスターにも使われ、よく見る名古屋城の定番撮影場所ですね。
西向きで午後からは逆光になるので午前中がおすすめです。
ちなみに北側(右側)がオスで高さはなんと2.621m、南側(左側)がメスで高さ2.579mもあります。
メスの方が40cmほど小さいですが、この距離だとまったくわかりませんね。
何年たっても金ピカなのは18Kの板が張ってあるからなのです。
夜の名古屋城もいい雰囲気なのでデートに誘って来てください。
耐震問題で天守内には入れませんが、最上階に明かりが灯されているのがいいね。
桜とのコラボも楽しめる。
期間限定のプロジェクションマッピングのイベント時のものです。
近づいて驚く石垣の高さ。
ちょうど満開の桜にも出会えました。
愛知県政150周年記念でブルーインパルスも飛んできてくれました。
御深井丸エリア
⑧内堀北側
ここからは大迫力の天守台と天守の全貌が撮影できます。
名古屋城の大きさがわかるかと思います。
⑨内堀西側
内堀下から見ると石垣の高さが半端ないです。
二の丸エリア
⑩二の丸広場
二の丸広場はイベントに活用されているので、砂地で殺風景ですが東南隅櫓と一緒に撮影できます。
近くに寄れば石垣越しになかなかのアングルになります。
今年3月、二の丸広場では16年ぶりに天守の金鯱が降ろされイベントが行われました。
金メッキではなく18Kの金の板が貼り付けられており、色褪せないすごい輝きには驚かされました。
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名古屋城の外堀からの撮影スポット
⑪外堀東側
外堀からは無料で自由に名古屋城を撮影できますが、草木も多いのできれいに見える撮影ポイントは限られてます。
東側は少し距離がありますが真東からがおすすめで、桜の季節や藤の回廊があるのでゴールデンウィーク前になると賑わいます。
ここは知る人ぞ知る人気撮影スポットです。
⑫外堀北側
北側は外堀から名古屋城を一番近くで撮影できるスポットです。
観光で入城時間に間に合わなかったけど名古屋城を近くで見たい人はここに来るといいでしょう。
北側のお堀に面している道路、昼間はお昼寝場所のメッカとして営業車でいっぱい、夜間はもの静かで雰囲気がいいのでデート車でいっぱいですw
西側はホテル「ナゴヤキャッスル」前から一方通行で車を停めるスペースがまったくありません。
車で不用意に進入するとぐるっと正門に戻る羽目になるので、じっくり写真を撮るなら北側に停めて歩いて行きましょう。
夜間なら交通量が少ないので少し写真を撮るくらいなら大丈夫かな?くらいです。
⑬外堀西側
西側は老舗ホテル「ナゴヤキャッスル」前からの景色が人気でした。
午前中は逆光になるので午後からがオススメですが、夜間でも明るいのはホテルナゴヤキャッスルからのスポットライトが当たっているからです。
今まではホテルから名古屋城に向けてまばゆいスポットライトが当てられていたので西北隅櫓もバッチリ撮影できました。
一昨年建て替えのため営業終了し、現在は解体工事が終了し新しいホテルの建築が進んでいます。
開業予定は2025年春だそうで新たな高級ホテルを楽しみに待ちたいと思います。
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その他の撮影スポット
⑭三の丸一丁目歩道橋
名古屋城の南西側を走る国道22号線にかかる歩道橋からの撮影。
加藤清正像からは歩道橋の上を100mほど歩けば行けるのでおすすめです。
片側5車線の名古屋の大動脈にかかる歩道橋で長さはかなりあるので、移動しながら良いアングルを探りましょう。
大型車が通るとかなり揺れますが、人が歩いてきても揺れますw
交差点も含めるとかなりワイドに撮影できますが、150~200mmくらいの望遠で撮るといい感じになります。
通常名古屋城は夜23:00までライトアップされていますので、近くに宿を取った人なら散歩してみてはいかがでしょうか?
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名古屋城にいっぺん来てみや~
名古屋城入城案内
4 348 787*81 | |
住所 | 愛知県名古屋市中区本丸1-1 |
お問い合わせ | 052-231-1700 |
開園時間 |
9:00~16:30 ※本丸御殿への入場は16:00まで |
休園日 | 12月29日~1月1日 |
所要時間 | 60分~90分 |
観覧料 |
大人 500円 中学生以下 無料 ※本丸御殿入場料込 |
天守ライトアップ |
日没から23:00まで ※毎月8日は環境デーのため午後9時30分まで |
備考 | ハイシーズンは本丸御殿の入場に待ち時間が発生します |
金シャチ横丁 正門エリア
義直ゾーン | |
場所 | 城外正門前 |
お問い合わせ | 052-973-9011 |
営業時間 |
10:30~名古屋城閉門30分後まで ※コロナ禍のため営業時間が変更されている場合があります |
店舗数 | 12店舗 |
総席数 | 273席 |
備考 |
味噌煮込みうどん・味噌カツ・ひつまぶしといった昔ながらの名古屋めしが勢揃い 和風の落ち着いた感じの店構え |
金シャチ横丁 東門エリア
宗春ゾーン | |
場所 | 城外東門前 |
お問い合わせ | 052-973-9011 |
営業時間 |
平日 11:00~22:00 土日祝 10:30~22:00 ※コロナ禍のため営業時間が変更している場合があります |
店舗数 | 7店舗 |
総席数 | 310席 |
備考 |
あんかけスパゲッティー・つけ麺・カレー・ハンバーグといった新しい名古屋の食文化が味わえる 洋風のPOPな店構え |
まとめ:名古屋城は撮影スポットがいっぱい
名古屋城は現在のコンクリート造から木造復元が決定しています。
解体時期は未定ですが天守内は耐震強度不足で閉鎖されており、数年後には解体が始まると思われています。
名古屋に来る機会のある人は現在の名古屋城も一度見ておくのもおすすめします。
⑪・⑫・⑬の外堀から撮影は、観光で訪れた人には時間的にちょっと厳しいかもしれません。
それは名古屋城の敷地面積は広く、外堀外周だけでも東門から出て北側の外堀を回って正門に戻ってくるだけで2kmほどあるからです。
⑭の歩道橋は正門から5分ほど歩けば行けるのでちょっと変わった写真が撮りたい人にはおすすめです。
この記事では天守閣の写真を中心にお届けしましたが、名古屋城は本丸御殿やその他にも見どころや撮影スポットがいっぱいあります。
他の記事も参考にして名古屋城に来ていただけるとより楽しく観光ができると思います。
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