神社仏閣

琉球八社巡り 天久宮の御朱印と参拝情報 御嶽に引き継がれた信仰

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沖縄独特の文化の一つに御嶽というものがある。

簡単に言えば琉球信仰における祭祀などを行う場所や聖域を指し、神をお祀りする上で最も原始的で簡素な方式であろう。

天久宮も戦争で社殿が焼失してからは長い間、御嶽形式で信仰されてきたそうである。

訪れてみて確かに簡素ではあったものの、そこには古より引き継がれてきた聖域が存在し祈りが捧げられて来た証がそこにはあった。

社殿の素晴らしさに感動する神社もあれば、そうでなくても来てよかったと感じ取れる神社もあるという事である。

アクセス、駐車場情報、参拝案内、など撮って来た写真でシェアします。皆さまの旅に少しでもお役に立てれば幸いです。

 

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天久宮とは?

天久宮(あめくぐう)は、沖縄県那覇市泊(とまり)にある神社。

海沿いの街、泊は大型客船が停泊する港街であり、「那覇ハーリー」という手漕ぎ船の競争(沖縄最大規模)が行われる場所でもある。

琉球八社の一つであったが、琉球王国が廃され沖縄県が置かれると、明治の近代社格制度では無格社となる。

琉球八社の由緒は洞穴絡みが多く登場する女人が天女になったりするが、例に漏れず天久宮の由緒を簡単に紹介しよう。

天久宮の創建は成化年間(1465~1487年)と伝へられる。

銘苅村に閑居の翁子がおり、ある日の夕暮れ天久野に法師を従えた気高い女人が山より降りてくるのに出くわした。

法師に尋ねると自分は山の中腹の洞窟に住んでおり、女人は山上の森に住んでいると言うだけだった。

翁子が不思議に思い様子を伺っていると、女人が洞窟に入る時に姿が消えてしまうのを見てしまう。

翁子は驚き、事の次第を王の家臣に伝えた。

それを聞いた王は虚実を確かめようと役人に命じて、洞窟に向って香を供えたところそれが自然に燃え、「我は熊野権現なり、衆生の利益の為に現はれたり。 かの女人は国家の守護神なり弁財天である。」とのご神託があった。

ご神徳を重んじ國家安全、萬民豊楽の基のため、洞窟の前に社殿を建立して祀りました。

昭和19年空襲の折に社殿は消失、戦後は御嶽形式により奉祀、昭和47年本殿を建立。

 

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天久宮のアクセスと所要時間

那覇空港より自動車

那覇空港からは波上宮方面の国道58号線が近い

所要時間・距離

約12分・6.7km

 

那覇空港駅よりゆいレール

那覇空港駅 ⇒ 美栄橋駅(7駅約14分) ⇒ 徒歩約18分(1.4km) ⇒ 天久宮

運賃 大人300円 小人150円

ゆいレールフリー乗車券

一日乗車券
大人 800 円  小児 400 円

二日乗車券
大人 1400 円 小児 700 円

 

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天久宮の駐車場情報と混雑状況

参拝者専用駐車場が鳥居うしろに5台分あります。

マップコード

33 187 845*55

住所
〒900-0012
沖縄県那覇市泊3丁目19-3


098-863-3405

営業時間
24時間

駐車料金
無料

駐車台数
5台

車高制限
なし

※情報が変更されている場合もありますので、ご利用の際は必ず現地の表記をご確認ください。

 

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天久宮の参拝情報と御朱印情報

マップコード

33 187 844*57

鎮座地
〒900-0012 沖縄県那覇市泊3丁目19-3


098-863-3405

御祭神

  • 天龍大御神
  • 天久臣之姫大神
  • 泊龍宮神
  • 弁天負泰彦大神
  • 弁財天

熊野権現

  • 伊弉冉尊
  • 速玉男命
  • 事解男命

御神徳
家内安全・身体健全・厄除け・商売繁盛

参拝時間
特になし

参拝所要時間
30分

授与所
常駐しておらず不定期

 

御朱印

一体300円

不在時は波上宮で拝受

御朱印帳
なし

 

琉球八社の御朱印

関連記事 琉球王朝から崇敬を受けていた琉球八社の御朱印をコンプリートしました。

琉球八社の回り方 御朱印拝受の方法を考察 沖縄の神社を巡る旅」を参考にどうぞ。

 

 

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天久宮の歩き方

駐車場の鳥居

小さい車ならくぐって駐車場に入れますので、車内で一礼?

赤い鳥居に赤の扁額と目立ちます。

前を通れば神社があることはわかるのですが、駐車場以外何もありません。

と思ったら狛犬?シーサー?の間に下へ降りていく階段があったのです。

 

正面に見える沖縄県立泊高校へ行く階段にも見えるので、地元の人や天久宮を目指して来た人以外は通り過ぎてしまうでしょう。

天久宮の赤い幟が案内してくれており、拝殿は地下1階にあるようなので早速降りていきましょう。

その前に「春の例祭奉祝祭」5月12日の張り紙を見て、、、明日じゃん。

 

地下1階

手水舎

 

古札入れ

 

拝殿

下に降りると手水舎・古札入れ・拝殿・権現堂がある。

明日の例祭に備えてか、テントが張られ長椅子が並べられていました。

拝殿というよりは暫定的な建物でアルミサッシのドアの中に賽銭箱。

 

こちらには拝所の沖縄の神々とは異なり熊野権現が祀られてると思います。

拝殿、権現堂共に神社の社殿というよりは田舎の公民館、集会所といった雰囲気。

いつかは立派な社殿に建て変わる事を期待しましょう。

 

権現堂

権現堂は沖宮にもあり、神仏習合のなごりで中には多くの仏像が置かれています。

 

弁財天

天久宮の由緒書にもあった女人伝説の弁財天です。

社殿の左側にひっそりと祀られてましたが、弁財天特有の池、橋を模してあります。

 

拝所

拝殿右を上がっていくと拝所があります。

 

真ん中「泊龍宮神」、右「弁天負泰彦大神」と書かれた石碑。

これを見れば戦争で社殿が焼失後、さぞかしご苦労されたことは想像に難しくありません。

一見墓石の様でもあり、お墓にも見えてしまいます。

 

地下2階へ

なんとびっくりの三層構造のお社なのです。

 

泊ユイヤギ御嶽

地下2階には弁財天の洞窟であった?御嶽がありました。

左の岩には見えにくいですが、「泊ユイヤギ御嶽」と書かれています。

沖縄石灰岩のせいかも知れませんが、ところどころ穴が開いた岩は神秘な感じが漂っており、ただならぬ雰囲気を醸し出していました。

何かを感じる人もいれば、パワースポットと言う人がいるかも知れません。

○○山が御神体として崇めれれている本殿を持たない神社もあるように、自然の力を借りた信仰の形は場所は違えど多々あります。

ここ沖縄ではその一つの形が御嶽なのです。

「三日月ウカー」というのは井戸の事だそうでそれらしきものがあったのですが、シートをかぶっていたので画像を撮っていませんでした。

 

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まとめ

天久宮のご案内はいかがでしたでしょうか?

三層構造の境内に独特の社殿と御嶽。

戦争で社殿が焼失したにも関わらず、神様を大切にお祀り続けている姿、現状がそこにはありました。

現地に行って気になった事をまとめてみました

  • 駐車場は5台だが参拝者が少ない為、たぶん余裕で停めれる
  • 三層構造なので地下一階、地下二階と参拝しよう
  • 地下二階の「泊ユイヤギ御嶽」は参拝しないと来た意味がない
  • 社務所は不定期だか開いていれば御朱印を拝受(書き置きの場合あり)
  • 社務所が閉まっていれば御朱印は波上宮で拝受(書き置きのみ)

 

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました。この記事が気に入っていただけましたら、はなはなの励みになりますので、ポチッとシェアしていただけると幸いです。

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