長年の念願かなってようやく神戸ルミナリエに行けました。
ピーク時には来場者数500万人を越えていましたが、期間の短縮もあり現在は340万人程度で推移しています。
訪れたのは4年前の事になりますが、近年の来場者数も横ばいで開催場所も変わっていない事から混雑状況は毎年同じような感じであると思われます。
それでも開期10日間ですので行かれる人はめっちゃ混み覚悟して行きましょう。
はなはなも次回行くときにはもっと効率よく行動できるよう、備忘録としても残しておきますので、この記事では行ってみてわかった観覧方法や混雑の状況、駐車のコツなど参考にしてみて下さい。
例によってアクセス、駐車場情報、観光案内、混雑状況など現地で撮って来た写真でシェアしますので、少しでも皆さまの旅のお役に立てれば幸いです。
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神戸ルミナリエとは?
神戸ルミナリエは1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災後の阪神地区にて「復興神戸に明かりを灯そう」という意図で1995年に始まりました。
メイン会場は、旧居留地内の仲町通り、および東遊園地です。
「ガレリア・コペルタ」と呼ばれるアーチ状の電飾回廊が有名でその感動は通り抜けた人にしか味わう事が出来ないでしょう。
作品に使用する電球数は約30万個で、2015年からは全てLED電球を使用しています。
今でさえ年末の風物詩として定着している感のある神戸ルミナリエですが、当初の開期は2週間でありました。
資金難による経費節減の影響で、2007年から12日間、2015年には10日間に短縮されています。近年開催が危ぶまれている中、初開催から23回目となる今年2017年も開催が決定されました。
来場者もルミナリエを見に来ただけで終わってしまう為、近隣企業のクリスマス商戦にも影響があるとの事で2005年以降はクリスマス期間の前に開催されています。
しかしながら今年は主催者発表で「本年は神戸開港150年、来年が兵庫県政150周年であることから、今回は特に作品の充実を図り、大きな節目となる年にふさわしい作品を設置します」との事。
LEDの数もも30万個から40万個にアップして例年以上の盛り上がりを見せるのは間違いないでしょう。
まだ一度も行かれてない人は今年はぜひ訪れて見てください。ただし混雑必至ですよ。
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神戸ルミナリエのアクセスと所要時間
目的がルミナリエだけなら阪神高速3号線京橋I.Cで降りるのがベスト。
東遊園地までは近いですが、ホコ天など通行規制により近づけませんので離れた場所の駐車場に止めましょう。
具体的にはメイン会場の東遊園地から西側、JR元町駅方面は侵入できませんので、東遊園地の東側で駐車場を探すことになります。
しかし、この地域は神戸市役所や神戸で一番の繁華街「三宮」を抱えていますので、平日でも混雑必至の場所です。
一番人気のフロントーネ・ガレリア・コペルタ(屋根付き回廊)を見るなら、JR元町駅から行列に並ばないといけないので、そちらまで徒歩もしくは電車で一区間移動移動します。
日中は他の場所の観光をして夕方からルミナリエという人は、別の場所に停めたほうが観光の幅が広がるでしょう。
はなはなは神戸は何回も来ているので、午前は姫路城に行ってました。
関連記事 世界遺産姫路城に行くなら朝一番の到着を目指そう。「姫路城の攻略方法は?混雑無し天守入城待ち時間無しでも2時間は見ておきたい」を参考に。
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神戸ルミナリエの駐車場情報と混雑状況
デビスパーキング海岸通とメリケンパーク駐車場は中華街に立ち寄るならオススメ。
サニープレイス神戸三宮駐車場・くじらの駐車場は東遊園地には近いですが行列にならぶJR元町駅には遠いです。
Umie・神戸ハーバーランドなら大型駐車場が集まっているので必ず停める事が出来ます。
大型複合施設なので夕方まで時間をつぶせるのでオススメですが会場までは少し距離があります。
子供連れなどで歩くのが苦になる人はJR神戸駅から元町駅(一区間)まで利用するのもありです。
関連記事 神戸ルミナリエにおすすめな最大料金のある大型駐車場をピックアップしました。「神戸ルミナリエにおすすめな駐車場11選 最大料金で安心して遊ぼう」を参考に。
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神戸ルミナリエ2019の観光情報
2019年の開催日程及び開催時間
12月6日(金)から12月15日(日)の10日間
月〜木曜日 18:00頃~21:30
金曜 18:00頃~22:00
土曜 17:00頃~22:00
日曜 17:00頃~21:30
利用料金
基本は無料で楽しめます。
フロントーネに行く途中の道に数か所・東遊園地に寄付をする場所が作ってあります。
1人100円以上なので翌年につなげるためにも寄付が望ましいです。
素通りする方も見えますが、恐らく別の場所で寄付していると思われます。今年ルミナリエが見れるのは去年寄付した人のおかげと考えれば、来年資金難で中止にしない為にも寄付は是非行いたいですね。
こんなきれいなイルミネーションが100円で見れると思えば安いもんです。
順路と交通規制
混雑状況
昨年は10日間で343万人以上の来場者が訪れていますので、1日30万人以上という人気のイベントです。
ガレリア・コペルタを通り抜けるならフロントーネまでの長い行列に並ぶ必要があります。
道路がホコ天になっており、割り込み出来ないように仕切りがしてあります、係員も要所に配置されており柵があるため一度並ぶと簡単に出入りが出来ません。
トイレなど緊急の場合は列から出してもらえますが、その後どうやって合流したかは見ていません。
この人出ではコンビニトイレはとういう状況が想像できると思いますので、行列に並ぶ前にJR元町駅等でトイレを済ましておくのがいいでしょう。
とにかく寒いので帽子・手袋・ホッカイロ等の寒さ対策完璧にして、テーマパークの人気アトラクションのノリで1時間以上並びましょう。
地元で平日行ける人がうらやましいです。
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神戸ルミナリエの歩き方
神戸メリケンパークオリエンタルホテルより
神戸ポートタワーから海に延びた中突堤にある四つ星ホテルです。
今回はこのホテルに泊まった訳ではなく、神戸港のレストランシップ「ルミナス神戸2」に乗船しましたので、神戸メリケンパークオリエンタルホテルから会場まで歩いていきます。
関連記事 ルミナス神戸2の駐車場はクルーズ利用者のみ無料で駐車できるので詳しくは「神戸のクルーズ船 ルミナス神戸2でディナークルーズと海から見る神戸の夜景を楽しむ」を参考に。
ルミナリエ会場までは少し歩きますが、この時間から車を移動して駐車場を探すのは無理ゲーの可能性大、中華街にも立ち寄りたかったので散策します。
いずれにしろ車では近くには停めれないし道路も混雑しているので徒歩が一番です。
「アクアホール」オリエンタルホテルのチャペルです。
「神戸ポートタワー」 中突堤の付け根にあります。昼間に以前登った事があります。
ランドマークなので時間があれば神戸観光の記念にどうですか?
「ホテルオークラ神戸」タワマンのような言わずと知れた四つ星ホテル。
「カワサキワールド」オブジェのような目を引く建物とバイク好きにはたまらない施設。
「メリケンパーク」神戸港に面した公園で、海の見えるテラス席があるスタバやインスタ映えの「BE KOBE」が有名。
イベントスペースとしても使われ、2017年にはニューヨーク・ロックフェラーセンターの巨大クリスマスツリーよりも大きな全長30mの世界一の高さのクルスマスツリーが登場しました。
神戸中華街で食べ歩き
「西安門」神戸中華街の西側の入口です。
ルミナリエは始まってますが、美味しそうな匂いに誘われてぐる~っと中を一回りしてみましょう。
「南京町広場」中華街の中心にある広場。
横浜中華街、長崎新地中華街とともに日本三大チャイナタウンの一つに数えられる「南京町」ですが横浜と比べるとコンパクトで東西200m、南北100mの範囲に100店舗ほどが軒を連ねます。
「長安門」一番東側にある門。
もう一つ南京町広場から南側に少し歩くと「南楼門」があります。
西側(西安門)側から、東側(長安門)側まで約250mがメインストリート。
各店舗の外には決まって出店や屋台があり、前を通ると必ず声をかけられ活気があり、おいしそうな物がいっぱいで、いろいろつまんで食べ歩きにはぴったりの町でした。
中華街を堪能したらルミナリエを見に行きましょう。
18:40 JR元町駅からスタート
JR元町駅まで歩いてきました。
行列のルートはバリケードでわかるので切れ目の出来ている最後尾を求めて歩いていたら結局JR元町駅まで来てしまいました。
もっと近くから行列に並ぶ事ができるかな?と思ったのですが、土曜日はJR元町駅を目指して来たほうがいいかも知れません。
平日でJR元町駅方面から来ない方はまず大丸神戸店を目指してください。
この辺りまで来ると列の最後尾がわかると思われます。
混雑具合にもよりますが列の長さが1km~1.5kmと適時調節されますので、時間が許すなら遅めの方が空いてくるのでいいでしょう。
ルミナリエ入口のプラカードを持った人がいますのでここから駅から出て来た人と合流して列に加わります。
ここで忘れてはいけないのはトイレです。
- 1時間以上並ぶ可能性がある事
- 行列から離れるにも入るにも警備員の許可が必要な事
- コンビニのトイレは待ちで悲惨な状態である事
以上の事からJR元町駅のトイレが推奨ですが、事前に何処かで済ませておくことが望ましいです。
兵庫県警さんDJポリスさんご苦労様です。
19:30 両側がイルミであふれる道路に突入
イルミネーションを見ながら進んだり止まったり。
ぞろぞろとホコ天になった道路をゆっくり進んで行きます。
もちろん両側にはず~っと白い柵があるので割り込み出来ませんよ。
なにやら変わった建物が見えて来ました。
こんな建物が普通に建ってるおしゃれな街、さすが神戸ですね。
調べてみたら神戸セントモルガン教会で、中は高い天井までステンドグラスが張り巡らされ素敵です。
もちろん結婚式も挙げられますよ。
20:00 仲町通りの作品
フロントーネ
そうこうしている間に行列の最終コーナーを曲がると正面にフロントーネが見えてきました。
かれこれ1時間20分並んだので徐々に近づいてくる巨大な建造物に感無量です。
後でわかったのですが、この日12月5日(土)の来場者は517,000人だったようです。
開期中に2回しかない土曜日はこのくらい並ぶのを覚悟しましょう。
ゆっくりですが列が進みますので写真撮影は手ブレしないようにしっかり支えるテクニックがいります。
被写体がすごく大きく明るいので、一瞬止まって撮れば手ブレは抑えられます。
ゆっくり・じっくり写真を撮りたいなら道路の右か左の端にに移動しましょう。真ん中は常に人の流れがあるので止まれません。
この時間の通路は激混みで三脚は非常識でいけませんよ。
どうしても正面から撮りたいという人は平日の22:00の終了間際ならいけるかも知れません。(推奨しているわけではありません)
「フロントーネ」はルミナリエの入口にあたる巨大な作品で毎年形が変わります。
芸術的な色使いのイルミネーションがルミナリエの特徴です。
日本ででルミナリエと言えばこの祭典の事を指しますが、一般的には「luminaria」の複数形「luminarie」であり、小電球などによる電飾(イルミネーション)の事を言うそうです。
2015年から全ての電飾がLEDになり、以前の白熱電球の温暖色のぼんやりした感じからLEDならではのシャープな感じがしませんか?
この年から電飾の屋根も付きました。
ガレリア・コペルタ
フロントーネから続く光の回廊「ガレリア・コペルタ」一定の距離で並んでいる訳ではなく、美しい回廊に見えるように一つ一つの距離が微妙に変えられているそうです。
天井を見上げると降り注ぐ電飾の光。
光り物だけにズームで見ると細かな匠の技が光ります。(さぶとん一枚)
ガレリア・コペルタはメイン会場の東遊園地まで続きます。
東遊園地の作品
スパッリエーラ
光の聖堂を囲む光の壁掛けは巨大なアート作品。
フロントーネ、ガレリア・コペルタの行列は時間がかかるからパスという方は、東遊園地、噴水公園へ直接行けばイルミネーションは楽しめます。
その場合ガレリア・コペルタの回廊は一方通行の為、逆側から見るだけで通り抜けは出来ません。
どうしてもフロントーネが見たい方は、終了間際なら列もなくなっていて並ばずに見る事ができるかもしれません。
カッサ・アルモニカ
この光の聖堂は毎回作られています。
おそらく阪神・淡路大震災の鎮魂・追悼の意味が含まれていると思われます。
所々ある他のイルミネーションが会場を飾ります。
噴水広場の作品
丸い噴水の池を囲んだイルミネーション。
池に映されたシンメトリーな姿はインスタ映え。
ここのイルミネーションは音楽に合わせて様々なパターンで点滅・回転して見るものを魅了します。
噴水広場の飲食ブース
暖かい食べ物、飲み物・アルコール類が300円~800円で食べれます。
人気店はここでも行列必至。
JR元町駅からフロントーネまでの基本ルートと所要時間
行列がフルMAX状態だとJR元町駅からフロントーネまで1.5km歩くことになります。
ピーク時は人が多くてゆっくり進む・止まるの繰り返しで1時間近く並ぶのを覚悟しましょう。
この日はなはながJR元町駅から並んだのが18:40、フロントーネ到着が20:00です。80分待ちは人気アトラクション並みですね。
時間が遅くなると人が減ってくるのでその都度係員がバリケードを開けて入れてくれます。
はなはなが帰る21:30頃には行列が無くなっている状態で、並ばずに直接フロントーネに行ける状態でした。
ただし22:00終了ですので見れる時間は30分になりますが、、、。
まとめ
神戸ルミナリエはいかがでしたか?どこを切り取ってもインスタ映え間違いなしですよ。
大切なことはきれい・美しいで終わることなく犠牲者の方への鎮魂・追悼の気持ちを忘れずに。
また、ルミナリエの光が永遠に光り続けられるよう寄付もお忘れなく。
現地に行って気になった事をまとめてみましたので見て行って下さい。最後までお付き合い頂きありがとうございました。
- 駐車場は離れたところに停めたほうが出庫しやすい
- メイン会場の東遊園地だけ楽しむなら並ばなくていい
- ガレリア・コペルタ(光の回廊)は一番人気で列に並ばないと通り抜け出来ない
- 並ぶ前にトイレは済ませておこう(JR元町駅推奨、コンビニNG)
- 割り込み出来ないように柵がずっと作ってあるのでトイレでも警備員に開けてもらわないと出れない入れない
- 1時間以上並ぶ可能性もあるので、帽子・手袋・ホッカイロの温かい格好で来るべし
- 日銀神戸支店前からフロントーネが設置してあり、点灯の瞬間を見たい人はここを目指そう
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