久能山東照宮

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神社仏閣

久能山東照宮は国宝社殿と家康の廟がある神社 御朱印 アクセス 見どころ調査

更新日:

 

久能山東照宮の人気の秘密を探ってきました。

東照宮といえば日光を思い浮かべる人もいるかもしれませんが、久能山東照宮は家康公が埋葬され祀られた東照宮の創祀なのです。

また家康と言えば江戸でしょ?と思うかも知れませんが、実は久能山東照宮のある静岡は家康公が人生の半分以上を過ごしているのです。

そんな静岡県の人気スポットを現地取材して以下の内容でまとめています。

  • 久能山東照宮のアクセス・駐車場・登り方
  • 久能山東照宮の観光案内・見どころ
  • 久能山東照宮の御朱印・御朱印帳
  • 徳川家康の神廟の謎

できるだけわかりやすく楽しめるように見どころをピックアップしてみました。

撮ってきた写真でシェアしますので、静岡観光のスケジュールにお役立ていただければ幸いです。

 

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久能山東照宮とは?

久能山東照宮は、静岡市駿河区根古屋にある徳川家康(東照大権現)の遺命によって創建され、家康公をお祀りする神社です。

三河国岡崎城で生まれた竹千代(徳川家康)は、8歳の時に駿河国の今川義元の人質となったこともあり、人生の半分以上を現在の静岡県で過ごしました。

晩年を駿府城で過ごした徳川家康が元和2年(1616年)に死去した時、こんな遺命を残したという。

「遺体は久能山に納め、葬儀は増上寺(東京都港区)で行い、位牌は大樹寺(岡崎市)に置き、一周忌が過ぎたら日光山に小堂を建て勧請せよ」

遺命により亡くなった夜のうちに久能山に埋葬され、その地に翌年二代将軍「秀忠」の命により久能山東照宮が創建されました。

朝廷からは「東照大権現」の神号を賜り、久能山東照宮は家康公を祀る最初の神社で全国の権現造り発祥の社殿(国宝)なのです。

一年後、遺命に従い小堂を建て日光に改葬されますが、寛永13年(1936年)豪華な日光東照宮を建立したのは3代将軍「家光」でした。

同時期に家光は久能山東照宮にも五重塔を寄進しますが、明治の神仏分離によって解体され現在は礎石が残るのみになっています。

境内の東照宮博物館には、家康の日常品や徳川歴代将軍ゆかりの名品が2,000点以上収蔵されています。

 

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久能山東照宮の参拝案内と御朱印情報

国宝の社殿・重要文化財建造物や徳川家康公の日常品が数多く展示されている博物館にはそれぞれ拝観料・入館料が必要です。

ロープウェイ往復+東照宮拝観+東照宮博物館入館の3点セット券が、大人1950円・中学生1470円・小学生880円かかりますので、ご利用は計画的に。

 

参拝情報

久能山東照宮
25 476 344*00
住所 〒422-8011
静岡県静岡市駿河区根古屋390
054-237-2438
拝観時間 9:00~17:00
拝観料 社殿
大人500円 小人200円
博物館
大人400円 小人150円
共通
大人800円 小人300円
御祭神 御祭神
徳川家康公(東照公)
相殿
豊臣秀吉公
織田信長公
所要時間 約60分
備考 社殿は国宝
公式HP 久能山東照宮

 

日本平ロープウェイ
25 506 424*67
住所 〒424-0886
静岡県静岡市清水区草薙597-8
054-334-2026
営業時間

日本平駅発 9:10~16:45

久能山駅発 9:30~17:00

運行時間
10~15分間隔・片道5分

定休日 無休
ロープウェイ料金 一般運賃
大人
往復 :1,250円 片道 :700円
小人(4才〜12才)
往復 :630円 片道 :350円

ロープウェイ往復+東照宮拝観 2点セット券

大人(高校生以上) 1,750円
中学生 1,450円
小学生 830円

ロープウェイ往復+東照宮拝観+東照宮博物館入館 3点セット券

大人(高校生以上) 1,950円
中学生 1,470円
小学生 880円
駐車台数 約200台
駐車料金 無料
備考

久能山東照宮 拝観料
大人
社殿 :500円
博物館 :400円
社殿+博物館共通券 :800円

小人(小・中学生)
社殿 :200円
博物館 :150円
社殿+博物館共通券 :300円

公式HP 日本平ロープウェイ

 

御朱印

通常御朱印    初穂料300円

金の成る木御朱印 初穂料700円(書置き)

※徳川家康公にまつわる遺話「金の成る木」の御朱印。杉の木を利用したご朱印で、杉の香りも感じられます。

 

受付場所:社務所参拝受付

授与時間:9:00~17:00

※待ち時間の解消のため、御朱印帳はご参拝の前にお預け参拝後の引き取りとなります。(初穂料は後払い)

 

 

 
 
 
 
 
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久能山東照宮 公式/ Kunozan Toshogu(@kunozantoshogu.official)がシェアした投稿

夜間特別拝観「竹あかり」では限定で光る御朱印が頒布されます。

 

御朱印帳・どうする家康

サイズ:16cm×11.5cm

初穂料:御朱印あり1,800円・御朱印帳のみ1,500円

御鎮座四百年を記念して特別に奉製した御朱印帳で、表には、権現造の御社殿、1,159段の石段、駿河湾、そして久能特産石垣いちごが刺繍されています。

裏は徳川家の家紋「三つ葉葵」とモデルになった上賀茂神社の神紋の二葉葵。

徳川家康は秀吉が天下を取っていた時代には藤原姓を名乗っていましたが、征夷大将軍は清和源氏の系統でなければ朝廷が認めないと知り、河内源氏の新田系を名乗るようになります。

 

うわ~めちゃかっこいい御朱印帳、2023年はこの御朱印帳を持って東照宮巡りも楽しそう。

 

関連記事 

紅葉シーズンに行く日光東照宮の参拝・御朱印・世界遺産めぐりのコツ

 

日光東照宮 紅葉シーズン駐車場18選 混雑・渋滞回避で停める方法

 

 

 

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久能山東照宮のアクセス

新東名高速道路よりも東名高速道路のほうが海側を通っているので久能山東照宮へ行くには近いです。

最寄りICは日本平久能山スマートICですが、関東方面の方は清水ICからの方が高速料金の節約になるのでオススメです。

 

海側:1,159段の表参道石段ルート

駿河湾沿いを走る国道150号線は通称「いちご海岸通り」と呼ばれています。

その名の通り道沿いには、いちご農園のビニールハウスが所狭しと並んでおり1~4月のシーズンは渋滞することもありますが、久能山東照宮といちご狩りを同時に楽しむのもオススメです。

久能山下の交差点を山側に曲がると表参道の一の鳥居が見えてきます。

表参道の1,159段の石段は、早い人で20分くらいで登ってしまうそうですが、普通の速さで休憩しながらでも30分あれば登れます。

 

25 446 677*23(久能山下交差点)

東名高速道路 日本平久能山スマートICより

距離:所要時間=6km:約15分

 

山側:日本平ロープウェイルート

海岸線を通らないので海風を浴びながら走るという訳には行きませんが、日本平パークウェイではワインディングロード走る楽しみがあります。

ドライブ好きな人や山頂での景色を楽しみたい人はこちらがオススメ。

久能山東照宮へ渡る日本平ロープウェイ利用者は、一番近い専用駐車場が無料になります。

富士山が見える日本平夢テラスからの景色・夜景を見る人にも無料駐車所が完備されています。

※日本平ロープウェイへは無料の日本平パークウェイで行けます。

 

25 506 393*13(日本平ロープウェイ駐車場)

東名高速道路 日本平久能山スマートICより

距離:所要時間=11.6km:約25分

東名高速道路 静岡・清水ICより約40分

山頂より日本平ロープウェイ ⇒ 久能山東照宮(5分)

関連記事 「日本平夢テラス 富士山・夜景見るならココでしょ! アクセス 無料駐車場も

 

 

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久能山東照宮の駐車場

久能山東照宮のアクセスは海側から石段を登る方法と山側から日本平ロープウェイで渡る方法の2通りです。

海側・山側それぞれにメリット・デメリットがあり、別記事で詳しく解説していますので参考にしてください。

関連記事 「久能山東照宮の駐車場は?海側の石段で登るか山側の日本平ロープウェイの2択だった

 

 

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久能山東照宮の見どころ

 

表参道ルート

表参道一の鳥居からの正規ルートで1,159段(いいごくろうさん)、ロープウェイの久野山駅からも約100段を登らなければいけません。

また本殿から神廟までは40段ほど登ったところにあり、合計で1,199段といえば香川のこんぴらさんの奥社(1,368段)に匹敵します。

語呂合わせで「いいご苦労さん」と呼ばれており、数えてみたいけど途中の休憩中にいくつまで数えたが忘れるのが目に見えるのでやめましたw。

石段の先を見上げると屋根のような建物が見えますが、なんだか垂直に近い上がり方をしてない?

 

こんぴらさんに行ったことのある人ならその大変さがわかると思いますので、ふくらはぎが筋肉痛にならないようにゆっくり登りましょう。

 

こんぴらさんでもこんなにクネクネしてなかったような。

 

危険です!! 手すりによりかからないでください。

ご覧のように子供でも簡単に乗り越えられるくらい手すりが低いので、小さい子と一緒に登るときは目を離さないでくださいね。

風景をバックに「もうちょっと後ろ後ろ」と、大人でも撮影に夢中になっていると危ないですよ。

 

ロープウェイが開通する昭和32年までは、このルートしかなく参拝するには誰もがこの石段を登ってたんです。

 

下から見えた屋根の建物は909段のところにある一の門といいます。

ゆっくりあるいて20分くらいで来れますが、ここからの景色は最高ですのでちょっと休憩していきましょう。

門の内側には参拝者の出入りを見張るための門衛所(撮り忘れた~)があり、江戸時代には東照大権現の参拝は限られた者しか出来なかったのでしょう。

この種の建物は全国でも少なく、さすが家康が眠っている場所だけのことはありますよね。

 

所狭しと並んでいるビニールハウスは全ていちご農園なので、いちご狩りのシーズンの1~4月の土日祝はいちご海岸通り(国道150号線)の渋滞や駐車場の混雑があります。

いちご狩りをすると駐車場代が無料になるので、久能山東照宮とセットでどうぞ。

 

11月でも上着を脱ぐくらいのいい運動になりますので、夏場は熱中症にならないように水分持参で登りましょう。

 

日本平ロープウェイルート

通常の土日祝のお昼ごろにはロープウェイ待ちの列ができます。

特に観光バスが到着すると一気に混雑するので覚悟しときましょう。

※コロナ下という事もあり密にならないように乗車人数を制限しているようです。

 

赤・青2台運行の15分間隔で発射していますので、早いといえば早いのですが、乗れなかったら15分の待ち時間ができてしまうのです。

 

ロープウェイといえば登るイメージですが、日本平より久能山は下にあるので行きが下りになるのです。

 

乗車時間5分の空中散歩ですが、ロープウェイ側からは富士山は見えません。

 

久能山駅からは少し下がったところから境内に直結しているので便利。

 

静岡といえばお茶ですね~

 

社務所前に売店もありますが、ロープウェイでもどる人はリニューアルした日本平駅の方が品数豊富です。

 

参拝・御朱印受付

ここから先は拝観料が必要なのですが、隣が御朱印受付となっていて御朱印帳を預けてから参拝に行ってくださいという事のようです。

 

楼門と獏(バク)

拝観入り口から見上げる楼門はなかなか迫力があります。

家康公の亡骸が埋葬されたのが約400年前ですが、ここに眠っていいるのか?日光に改葬されたのか?

歴史のロマンを感じながら楼門をくぐるとしましょう。

 

東照大権現の扁額がある2階建ての朱塗りの楼門。(重要文化財)

ここから本殿は約100段ほどあります。

 

しめ縄の上に見える蟇股(かえるまた)は本来屋根からくる荷重を分散させるものでしたが、平安時代以降は装飾材としての役割が重視されてきました。

蟇股は座ったカエルの足に見える事からそう呼ばれています。

 

日光東照宮の「眠り猫」は有名ですが、こちらは獏(バク)が装飾されています。

近年獏は夢を食べる動物などど言われますが、当時、獏は鉄や銅を食料とすることから平和の象徴とされており、再び戦国時代に戻らないよに願いが込められた家康の願いかもしれません。

※武器に使われる鉄や銅が戦いに使われる事がなければ獏が食べることができる平和な世の中という意味。

 

表側の左右の格子の中にはそれぞれ随身が安置されています。

外からは見にくいですが、のぞくとよく見えました。

 

片方は口を開けているので阿吽の一対になっています。

 

裏側にはこちらも阿吽で一対になっていますが、角のある方が狛犬。

 

角のない方は獅子です。

 

家康公御手形

楼門の裏側のたもとに置かれている家康公の手形。

くぐった勢いでそのまま進んでしまうと気付かないので要チェックです。

推定身長155cm~159cm程度と書かれていますが、現代では小柄でも江戸時代では普通くらいになるでしょう。

 

神厩(しんきゅう)愛馬を側に

家康公亡き後も愛馬を飼育していたという神厩。(重要文化財)

こんな山の上に馬を飼う理由は1つだけ、愛馬は無くなったあと神廟裏手に埋葬されたそうです。

現在は名工左甚五郎作と伝えられる木像の神馬が納められています。

 

鼓楼(ころう)と鐘楼

創建時、鐘楼として建てられたもので中に鐘が吊ってありました。(重要文化財)

明治の神仏分離で鐘が太鼓に変えられ「鼓楼」と呼ばれることに。

 

じーじのために建てた五重塔跡

日光東照宮を建てた三代将軍家光の命により同時期に建てられた高さ30メートルの五重塔。

残念ながら今は礎石を残すのみになっています。

 

神楽殿とガンダムのつながりは?

当時は武家の奉納絵馬が掲げられていたという神楽殿。(重要文化財)

現在はなんとガンダム等のプラモデルが奉納されているのです。

静岡はバンダイやタミヤなど、静岡に生まれ育った模型メーカーが多く日本一の生産を誇っています。

その理由は、駿府城や久能山東照宮の装飾や木材加工の為に全国から腕利きの職人さんが集められたからだと言われています。

へ~と納得してガンプラを見ると兜を冠った家康モデルがあるではありませんか。

巫女さんに目が行きがちですが、ガンプラも見ていきましょう。

 

朱塗りの正倉院 神庫(しんこ)

この形どこかで見たような造りだと思ったら、奈良の正倉院の校倉造りでした。(重要文化財)

 

通り抜けできない唐門

拝殿正面にあり、屋根は銅瓦本葺黒漆塗の四方唐破風造という(重要文化財)

普段は通り抜けが禁止されているため階段を登ることはできません。

 

久能山東照宮

逆側からもDo Not Enterの文字が。

 

唐門内側の透彫りや彫刻などが手で触れられないように封鎖されていると思われます。

結婚式はここを通って昇殿するという話を聞きました。

 

国宝の御社殿

前が拝殿、奥が本殿です。

通常参拝は手前からですが、ご祈祷・結婚式のみ昇殿できます。

 

総漆塗で極彩色の御社殿は日光東照宮より19年前に造られ、江戸初期の代表的建造物として国宝に指定されています。

天気がいいと極彩色が映えるのですが残念です。

 

近くでじっくり装飾をみるとすごいです。

天気が良いと極彩色や金装飾が映えるのですが残念です。

 

本殿と拝殿を床の低い「石の間」でつないだ、権現造の形式をもつ複合社殿。

 

黒朱塗りで金金具をふんだんに使った本殿。

左側の壁絵はもしや平和な世の中に現れるという「麒麟」?

 

未完成の社殿

社殿向かって左側の下の段の一番左の三つ葉葵が逆さま。

 

社殿向かって左側の上段の右から19番目の三つ葉葵が逆さま。

日光東照宮の陽明門の逆さ柱のようにわざと未完成にしているという。

こちらは日光よりも19年も先に建てられてるから元祖?

職人の粋な計らいなのかな?とも思いましたが建物の完成後は「朽ちるのみである」という考え方があり、「わざと完成させなかった」というのが理由だそうです。

なんでも未完成にすることでさらなる繁栄を願ったとの事。

全部で逆さ葵は4ヶ所あるそうなので探して教えて下さい。

 

廟門

廟所に通ずる門もぬかり無く金装飾が施されています。(重要文化財)

社殿を囲む玉垣も106枚の彫刻があります。(重要文化財)

 

神廟(しんびょう)

神廟は本殿裏側にある廟門を通り抜け石段を登った先にあります。

 

左右の石灯篭は家康公に仕えた武将が奉納したもの。

年季の入った参道は重要文化財になっています。

 

一の鳥居から約1,199段、ついにここまで登って来ました。

家康公の亡骸はここに埋葬され当初は木造桧皮葺の造りの小さな廟でしたが、寛永17年(1640年)三代将軍家光公により現在の石造宝塔に改められました。(重要文化財)

宝塔の高さは5.5メートル、外廻り約8メートルで見た目より大きいという印象。

手前にお賽銭箱があるので、拝殿と神廟の2ヶ所は忘れず参拝しましょう。

ただし。こちらはお墓なので、そっと手を合わせるのがいいのかも知れません。

 

家康公の遺命により石造宝塔は西向きに建てられており、生誕の地・岡崎城とその先の京都へ向いています。

関連記事 「岡崎城は家康生誕の地 見どころいっぱいの城内レポ 桜まつりは駐車場に注意

 

 

家康公は何処に眠っている?

家康の遺命で、久能山に埋葬し一周忌を過ぎたら「日光山に小き堂をたて勧請し候へ」という最後の部分が謎を呼んでいるのです。

ちなみに「勧請(かんじょう)」とは広辞苑によると「神仏の分身、分霊を他の地に移しまつること」とあります。

家康は東照大権現として神格化しているので遺体を一年も経ってから移す必要があったのか?という研究者もいれば、遺体は日光に移されたと考えるのが自然とする研究者もいます。

家康おやじの遺言だからと久能山に埋葬し久能山東照宮を創建した二代将軍「秀忠」

家康じーじをリスペクトしており、小堂から徳川の総力を上げて豪華な日光東照宮に改装し、同時に久能山東照宮にも五重塔を築いた三代将軍「家光」

家光さんに聞けばわかる話ですが、聞けないところが歴史のロマンを掻き立てられますよね。

ちなみに、久能山東照宮では徳川家康の命日である4月17日に、当宮で最も重要な祭事として「御例祭」が斎行されています。

 

久能山東照宮博物館

東照宮博物館は社殿とは入り口が別なので、博物館のみの見学もできます。

家康公の日常品が展示されているのは実に興味深いですが、撮影は一切できないのがとても残念です。

目の保養もしくは目に焼き付けて帰ってきましょう。

 

大河ドラマ「どうする家康」で若き日の徳川家康が身に着けていたとされる甲冑「金溜塗具足」(きんためぬりぐそく)が展示されています。

ドラマで松潤の着ていたものと比べてみては?

 

まとめ:2023年は「どうする家康」で博物館が賑わう

今回はロープウェイで久能山東照宮へ行きましたが、午前中の到着時はコロナ下ということもあり駐車場もガラガラで土曜日でも空いているかな~という感じ。

御朱印は待ちもなくスムーズに拝受、参拝も混雑なく一通り見て回りましたが(博物館は入ってません)、帰りのロープウェイの日本平駅では久能山へ渡る人で行列ができていたので、当日はお昼ごろが混雑のピークだったかもしれません。

という感じの観光で、久能山東照宮の所要時間は、日本平ロープウェイの往復の乗車時間込みで1時間40分とさせていただきます。

  • 久能山東照宮のアクセスはロープウェイか1,159段の石段
  • 徳川家康が東照大権現としてお祀りされている
  • 久能山東照宮は東照宮の創祀で権現造りの先駆け
  • 本殿・拝殿・石の間は国宝、楼門・廟門など13棟が国の重要文化財
  • 拝殿と神廟の2ヶ所のお参りをしよう
  • 博物館には家康の日常品や歴代将軍の品々が数多く展示
  • 博物館内は撮影禁止

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました。この記事が気に入っていただけましたら、はなはなの励みになりますので、ポチッとシェアしていただけると幸いです。

 

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